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好天に恵まれ、絶景の白馬三山

白馬乗鞍岳 白馬岳 杓子岳 白馬鑓ヶ岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (K-TAN さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路:栂池高原→ゴンドラ、ロープウェイ→栂池自然園
復路:猿倉→八方バスターミナル

この登山記録の行程

1日目
08:49 自然園駅
10:53 天狗原
12:33 乗鞍岳
13:54 大池山荘
2日目
06:45 大池山荘
07:50 舩坂の頭
08:38 小蓮華山
10:06 白馬岳
10:35 白馬山荘
12:13 杓子岳
13:21 白馬鑓ヶ岳
15:56 白馬山荘
3日目
06:22 白馬山荘
06:31 下山分岐
07:27 岩室跡
08:29 雪渓
09:25 白馬尻小屋
10:27 猿倉山荘

コース

総距離
約22.4km
累積標高差
上り約2,187m
下り約2,781m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

このルートの計画において、乗鞍岳で発症した高山病にかかる可能性があるので、大池山荘で1泊することにして高山病発症のリスクを小さくすることにした。

栂池高原翌朝7:00到着。
アルプスの稜線は晴れ渡ってきれいに見えている。いい天気だ!
ゴンドラ8時の始発まで、パンとコーヒーで朝ごはん食べてのんびりしていると、いつの間にか窓口に大行列。

ゴンドラとロープウェイを乗り継いて、標高1850mの自然園に降り立ち、車道を少し登って登山口へ
ここで登山服に着替え、9:30登山開始。

なかなかの急騰をのぼること1時間あまり、天狗原の湿原に到着
きれいな湿原だけど、残念ながら紅葉にはもう少し早かったようだ。

今日は大池山荘までなので、自作のアップルパイでティブレークしながらのんびり一休み。

下から見えているこの後の登山道は更に急斜面だ。
石の登山道をごくごくゆっくりと1時間あまり登っていと、
登山道の途中に乗鞍岳のケルンが見えてくる。
その視界の奥には、小蓮華山までのルートがはっきりと見えている。
このあたりから携帯は電波届かなくなった。

大池まではすぐだ。
時間はまだまだ早いので、絶景を楽しみながら、昼ごはんと食後のコーヒーでまったりした時間を過ごす。

大池山荘はこじんまりとした山荘で、ご飯が美味しかった
水も無料だ。

朝は少し遅めの6時45分に出発し、ゆるい傾斜の登山道を景色を楽しみながら登っていく。
少し急騰して、小蓮華山へは1時間余りで到着。
天気が良くて北アルプスが一望できる絶景が広がっている。遠くには槍ヶ岳も見えている。
白馬岳へは3時間あまり10時に到着。
唐松岳までの稜線がはっきりと見ることができる。

10時40分に白馬山荘到着したが、受付は11時とのこと、小屋の人に白馬鑓ヶ岳往復何時間かかるか訪ねたところ、4時間とのことだったので、5時間としても、充分日暮れまでに帰ってこれると思い、白馬鑓ヶ岳まで往復することにした。

大きく下って、大きく登り返すと杓子岳の分岐、斜度35度のがれ道なので、下りのほうが危険と思い、行きに急斜面を登ることにした。急斜面と格闘20分で山頂到着。

断崖絶壁の稜線を少しあるいて、次の鑓ヶ岳への取り付きまで下っていく。
鑓ヶ岳の取り付きからは劇登りが待ち構えている。
なかなか厳しい道を登り、13:30鑓ヶ岳到着、眼下には天狗山荘が見えている。
ここまで来ると、不帰の険もはっきり見ることができる。
残念だけど、今日はここまで
帰りは2時間半で白馬山荘に戻る。

白馬山荘は8人部屋に3人だけ、晩御飯はハンバーグ定食で美味しかった。
朝御飯のあとご来光を見に、小屋裏を白馬岳へ登ると既に陽が登ってしまっていた。
よく見ると富士山もひっそりと見えていた。

身支度して、6時20分に小屋を後にして、雪渓に向かって下っていく。
急な石の道は滑って危ないので、慎重に降りていくと、雪渓まで2時間かかった。

雪渓の入り口からではなく、途中から雪渓を通過する。この為に準備したモンベルの4本爪のアイゼンで小気味いい音をさせながら降りていく。
10分で雪渓は終わり、狭い急な登山道は続いているが、登山客が後から後から列をなして登ってくるので、都度待ちが発生する。

3時間で白馬尻小屋到着し、10:30猿倉に下山
猿倉山荘前のバス停にバスが待っており、10:30出発と言われて慌てて乗り込んだ。

天気に恵まれ、最高の景色を堪能できた3日間だった。

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フォトギャラリー:100枚

これから登る山並み
真ん中のトンガリが白馬鑓ヶ岳 右が杓子岳、その右が白馬岳 一番右が白馬乗鞍岳だ

ゴンドラとロープウェイで自然園駅へ 標高1500m

栂池ヒュッテと乗鞍岳

09:31 登山開始

急登を登る

10:53 天狗原到着

湿原でティブレーク。この後の登りはかなりしんどそうだ

なかなかしんどいぞ

まだまだ続く

やっと、乗鞍岳のケルンが見えて来た。

12:32 乗鞍岳到着。奥の山が明日登る白馬岳への稜線

白馬大池Tと大池山荘が見えてきた。
ここで携帯の電波届かなくなった

良い眺めだな

時間あるし、いい景色眺めながら昼ごはんと食後のコーヒーでまったり

明日頑張ろ

大池山荘前のテント場

14:57 大池山荘到着

晩ごはんはカレーライス 美味しかったので2杯も食べました。

5:00 朝ご飯 美味しいですね

今日もいい天気!

6:45 出発

ゆるい稜線を登っていく

稜線に出ると日本海が見える。
意外に近いんだな

07:39 船越ノ頭

これからの道

小蓮華山までもう少しだ

08:38 小蓮華山到着

登ってきた道。左の池が大池だ

白馬岳まではゆるい道が続いている

日本海方面

白馬岳までもう少しかな? 道も険しくなくのんびり景色を楽しみながら歩いて行く

おや、槍ケ岳か?

気持ちがいいなぁ

寄ると結構急登だな

三国境

登ってきた道

これを登れば白馬岳だ

白馬岳は、まだ先だった

もう少し

10:08 白馬岳到着

日本海方面

スキー場方面

朝日岳

白馬岳山荘が眼下に見える

10:36 白馬山荘到着

受付11時から、白馬槍ヶ岳往復の時間を聞くと4時間とのこと。
ここで思案。筋肉全く疲れていないので行けるんじゃね?
ということで白馬三山に目的変更!

白馬鑓ヶ岳 近くに見えるんだが、意外に遠いんだよな

杓子岳までは、大きくアップダウンあるものの、余りしんどくはなかった

一旦大きく下って、登り返す。この下りは帰りにはかなりしんどい登りになる

杓子岳、35度のガレ斜面。下るのも怖そうだ。なので、行きに登ることにした。

登ってみると、下れないことはないと気が付いた。

12:15 杓子岳到着 登るのに20分かかりました

杓子岳からの眺め

しばらく稜線をあるいて、下っていく

一旦下って、次は槍ヶ岳への登り、これもかなりの急登だ

急登を登ると、すこし斜度がゆるくなる

13;21 白馬鑓ヶ岳到着
自分で設定した折り返し時間ギリギリセーフ

天狗山荘と唐松岳との間に不帰の険の一峰、二峰、三峰が見えている

不帰の険の一峰、二峰、三峰拡大
かなり険しいルートだ

こちらは、ポスターの写真入なっている風景。
白馬鑓ヶ岳から、手前は杓子岳、真ん中が白馬岳

反対から見るより、遠く感じるのは何故?

下って

杓子岳の登り35度の斜面・・・よく登れたなぁ

この登りがきつい!

あと標高150m

晩御飯はハンバーグ、なかなか美味しかったけど、疲れすぎたか、おかわりはしなかった

夜は星が出ていなかった・・・残念
5:00 朝ごはん

慌てて山に登って、ご来光を拝む
2分ほど遅かった。

朝もやの中の幻想的な時間

富士山?

幻想的な富士山

06:20 下山開始

朝日に向かって立つ山人

登山道に水が流れているので、濡れた靴で岩の上に乗ると滑って危ないので、慎重に降りていく

大勢が登ってくる

雪渓の先端
真ん中歩くとクレパスで危ないので、先頭からは入れない

このために、追加購入したモンベル4本爪の軽アイゼン

ゴムはしっかりしているので歩いているときに外れたりはしない。

ザクザクと軽快に降りていく

歩ける雪渓は10分もない、なーんだかとても残念
登山道狭いので、譲り合いながら

少し斜度がゆるくなってきた

樹林帯に切り替わる

09:27 白馬尻小屋到着

登山口、ここから車道歩き1.7Km

猿倉へショートカット道を降りる

猿倉山荘

10:27 猿倉山荘到着

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ 着替え 地図 コンパス 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン
トレッキングポール GPS機器 燃料 ライター クッカー

みんなのコメント

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  • T-KANさん、はじめまして。
    高山病を回避するために、白馬大池山荘に宿泊し、高度順化されたのは賢明でした。入念な準備と慎重な判断に感心しました。また、良い天候にも恵まれて、幸運でした。写真を拝見していると、記憶が蘇って来ました(2014年7月20~23日)。

    私は、白馬岳でやや重い高山病を発症し、後日その原因が気管支喘息持ちであることが分かりました。幼少期から発症していたのに、気が付かず、風邪だとばかり思いこんでいました。検査すると、肺活量が約6割しかありませんでした(約2,200CC)。その後、登山するときも、吸引薬とスポーツ用携帯酸素を持ち歩いています。3,000級の高い山は、空気の濃度が平地の6~7割。ドクターストップが、かかっています。最近は、展望が良い低い山へ行き、山座同定をして、妻と楽しんでいます。
    今のうちに、山歩きを楽しんでください。ありがとうございました。

登った山

小蓮華山

小蓮華山

2,766m

白馬岳

白馬岳

2,932m

杓子岳

杓子岳

2,812m

鑓ヶ岳

鑓ヶ岳

2,903m

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