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~はじめてのフェリー帰省~旭岳 (間宮岳~裾合平 姿見駅より反時計回り周回)

大雪山旭岳( 北海道)

パーティ: 1人 (O.Y. さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 旭岳ビジターセンター前の公営駐車場へ駐車しました。
※平日だった為か6時前の到着時点ではロープウェイ乗り場前の有料駐車場は開いていませんでした。

ロープウェイは繁忙期だった為、大人一人往復運賃 ¥3,200でした。(クレジットカードでの支払も可能です)
2022年9月の平日ダイヤは始発(上り) 06:30 〜 最終(下り) 17:30となっていました。約10分間隔の運行です。

この登山記録の行程

計画と実際の通過時間。

06:56 [07:00] 姿見駅
07:09 [07:20] 旭岳石室
08:33 [09:20] 旭岳 ※休憩 35分 [60分]
10:32 [11:30] 間宮岳 ※休憩 31分 ☆間宮岳分岐での休憩も含む [20分]
11:02 [12:20] 中岳分岐 ※休憩 5分 [20分]
11:38 [13:10] 中岳温泉 ※休憩 47分 [無し]
13:05 [13:50] 裾合平分岐 ※休憩 無し [20分]
14:36 [15:40] 第3展望台 → 姿見の池へ再度立ち寄りへ変更 ※休憩 無し [20分]
14:48 [16:10] 姿見駅

休憩時間 … 2.0時間 [2.3時間]
行動時間 … 5.9時間 [6.9時間] ※計画の86%
合計 …7.9時間 [9.2時間]

※[ ]は計画タイム

コース定数 … 26 (体重 58Kg / 荷物重量 13Kg)
※山と溪谷社公表の計算式より

コース

総距離
約12.7km
累積標高差
上り約1,042m
下り約1,045m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

【コース状況】
綺麗に整備された登山道で特に危険箇所はありませんが、旭岳~裏旭キャンプ指定地間は崩れやすい砂礫の急斜面となっています。
また、本州の山と違い全体的に尾根が広くしかも木々も無いため、悪天候時にガスに巻かれると方向が全くわからなくなる可能性も有るので注意が必要かなと思いました。


【周辺情報】
今回は旭川の実家からの往復の為、立ち寄り箇所無し。
※ロープウェイ乗り場の旭岳温泉周辺で日帰り入浴可能な施設が複数有るので、困る事は無いと思います。


【感想】
約5年間務めた常勤スタッフ業務の後輩への申し送りが無事終わり、元の三交代シフト勤務へ戻る前に長期休暇を貰って前々からやってみたいと思っていた人生初のフェリーを利用してのマイカー帰省をして大雪山旭岳登山や久々の家族でのキャンプ、サイクリングをしてきました。
※前回の山行の帰りに事故に遭い車が長期入院していましたが、今回の帰省に間に合って本当に良かったです…

大洗発の夕方便は同郷の職場の先輩からある程度聞いていましたが、多くの人が持っているであろう偏見(だだっ広い広間に雑魚寝 等々…)とは全く違い、ほぼ個室に近い寝台や、レストランや温泉のような大浴場が併設されていて快適な船旅を楽しめました。天気にも恵まれ人生初の船上での日の出も見る事が出来ました。※帰りの深夜便も夕方便に比べ簡素な仕様ですが、共用の食事スペースや浴場も綺麗でした。ただ、船旅自体を楽しむなら是非夕方便をお勧めします!

肝心の旭岳登山ですが、元々は黒岳石室 or 裏旭キャンプ指定地でのテント泊登山を計画していました。ただ、持っているシェラフが北海道の秋山では心許無く、しかも平標山でのテント泊1回しか経験していない僕が背伸びするべきでは無いと判断し姿見駅からの旭岳 → 間宮岳 → 裾合平経由での反時計回り周回の日帰りとしました。

当日は紅葉には未だ少し早かったですが天気に恵まれ快晴でした!旭岳山頂~間宮岳からは360°の大展望で十勝岳連峰~裏大雪の長大な稜線をはじめ、石狩連峰や遠く斜里岳も望むことが出来ました。また、裾合平では赤・黄と色取り取りの紅葉にハイマツの緑のコントラストがとても綺麗で、ついつい何度も足を止めて写真を撮ってしまう景色を楽しむ事が出来ました。

山行以外にも家族5人で十数年ぶりのキャンプや、ロードバイクを持ち帰って実家 → 十勝岳望岳台への往復サイクリング、久々に高校の友人と会うことも出来ました。(唯一出来なかったのは十勝岳への登山のみでしたが予定がキツキツだったので致し方無し…)
ひとつ思い残す事は休養日に実家付近を軽くランニングしようと準備していたのですが生憎の雨の日ばかりで一回も走ることが出来なかった事です…
ただ、イベント当日は天気に恵まれ大きな天候の崩れも無く、ほぼ自分の予定していた事が達成できた満足のいく2週間の休暇となりました。

下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/9609179296

下記リンクは望岳台への往復100Kmサイクリングのログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/9646621313

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フォトギャラリー:97枚

今回は飛行機では無く、生まれて初めての大洗 → 苫小牧へのフェリーを利用してのマイカー帰省です。写真は大洗港のフェリーターミナル。

千葉の自宅出発 14:00 → 16:10頃到着。(東間道 潮来ICより国道51号 経由)

今回乗船する19:45大洗港発の商船三井フェリー「さんふらわあ さっぽろ」です。

17時前には乗船車両待機場へ着きましたが、既に1/3くらい車が停まっていました。乗船開始まで時間があったので周りを散策して過ごしました。
17:50頃から乗船が始まりました。

乗船後、混雑前にお風呂に入ってサッパリし、レストランにて晩ご飯としました。別料金(大人 ¥2,000)でバイキング形式です。
晩飯後は翌日の日の出を見るために早めに就寝しました。

今回はコンフォートという等級の寝台を利用しました。カプセルホテルのような感じです。波が比較的穏やかだったということも有りますが、船体が大きい為か気になるような揺れは殆ど感じず快適に過ごせました。

おはようございます。日の出前に起床出来ました。
写真は5Fのフロアです。
僕自身の偏見もありましたが、フェリーの中とは思えないくらい綺麗でビックリしました。

こちらは6Fです。
写真手前にレストラン、奥に向かうと展望デッキがあります。

人生発の船上での日の出です。
天気に恵まれて良かったです。

部屋に備え付けられたモニターで現在地がわかるようになっています。

朝ご飯は食べなかったので、朝食兼昼食にキーマカレーを頂きました。

苫小牧沖合の展望デッキです。
雲一つ無い快晴でした。
13:50頃には苫小牧港に下船出来ました。
旭川の実家には16:50頃に着。

日は変わって山行当日。
9月の平日なので06:30が始発となりますが、すでにロープウェイ乗り場には多くの人が並んでいました。

旭川の実家出発 5:00 → 6:00頃到着。

約10分ほどで姿見駅に到着です。

噴煙を上げる旭岳。

姿見の駅手前より旭川市街方面を振り返る。

旭岳石室。
名前の通り頑丈な建物でした。

砂礫の歩きにくい尾根を登っていきます。

ニセ金庫岩。手前に携帯トイレブースが設置されていました。

ニセ金庫岩よりトムラウシ山をはじめとした裏大雪~十勝連峰の山々。

こちらが本物の金庫岩。

ひと登りで旭岳山頂に到着。360°の大展望です!
平日にもかかわらず、続々と登山客の方々が登ってきていました。

山頂標柱にて一枚。
ようやく旭岳山頂に立つことが出来ました!

旭岳山頂より忠別岳湖~旭川市街方面を望む。

旭川市街方面。

中央の白い建物は旭川医大。

噴煙を上げる十勝岳。

トムラウシ山。

左より安足間岳と比布岳、北鎮岳、凌雲岳。
一番右の高台のように見えるのが黒岳。
北鎮岳と凌雲岳の間に昨年登ったニセイカウシュッペ山も見えます。

左奥の白雲岳と石狩連峰の山々。

旭岳山頂の一等三角点。

三角点の説明文もあります。

旭岳北面は崩れやすい砂礫の急斜面です。
僕も2~3回ほど尻もちを着いてしまいました。

9月ですが雪渓が残っていました。

熊ヶ岳と裏旭キャンプ指定地。

キャンプ指定地に到着。
風が強い場所との事で、風除けの為に石の壁が積んでありました。

キャンプ指定地より旭岳を振り返る。

キャンプ指定地~間宮岳分岐の間より旭岳方面を振り返る。
なんだか別の惑星に居るみたいな感じがします。
スターウォーズエピソード4の冒頭を想像しました。

間宮岳分岐に到着。

だだっ広い間宮岳分岐。ここで軽く食事(おにぎり)を食べました。昨年のニセイカウシュッペ山に続き、わざわざ早朝に作ってくれた母に感謝です。

間宮岳山頂。
標柱が無いと何処が山頂かわからないです。

休憩中の登山客の後ろ姿が良い感じだったので、安足間岳~比布岳をバックに一枚。

遠く斜里岳も薄らと見えました。

御鉢平越しに黒岳を望む。

間宮岳山頂より分岐を振り返って。

御鉢平。

中岳分岐を目指します。

旭川市街方面が良く見えます。

中岳分岐に到着。

ピウケナイ沢方面。
ハイマツ・笹の緑と草紅葉のコントラストが綺麗でした。

ピウケナイ沢越しに旭川市街を望む。

ついつい足を止めて写真を撮ってしまい、なかなか前へ進めません(笑)

色取り取りの裾合平方面。

中岳温泉に到着。
中央のテントは携帯トイレブースです。

温泉とは言っても足湯みたいな所です。

中岳温泉にて昼食としました。

ここから裾合平の紅葉シリーズです。

紅葉 其の1

紅葉 其の2

紅葉 其の3

紅葉 其の4

紅葉 其の5

紅葉 其の6

紅葉 其の7

紅葉 其の8

裾合平分岐より旭岳。

当麻乗越方面。

当麻岳と安足間岳 其の1

当麻岳と安足間岳 其の2

ちょうどこの角度が旭川市街から見える旭岳の形なんだと思います。

ロープウェイの姿見駅が見えてきました。

笹原越しの旭岳。

チングルマの紅葉越しの旭岳。

ハイマツ帯越しの旭岳。

双子池にて。
逆さ富士ならぬ逆さ旭岳です。
(RICOH IMAGING公式サイトのDA★11-18mmF2.8ED DC AW作例にあった小林 義明先生の作例を丸っきりパクらせて頂きました!申し訳ございません!)

双子池。

噴煙越しの旭岳。

姿見の池越しの旭岳。

姿見の池にある大雪の鐘。
追悼の歌が書いてあります。てっきり幸運の鐘みたいなものかと思っていました…

再び旭岳を振り返って。

姿見駅に無事戻ってきました。

姿見駅より望む旭岳。

旭岳駅。
登山客をはじめ、たくさんの人が降りきていました。

旭岳ビジターセンター前の公営駐車場に無事到着。お疲れ様でした。

また日は変わって。
十数年ぶりに家族5人でキャンプに行きました。
場所は遠軽町の「丸瀬布 いこいの森キャンプ場」です。

キャンプ場の管理棟。

大人5人でテント1張りでは狭すぎるので、僕は登山用のテントを張りました。

初日の夜は天気に恵まれ、焼き肉と焚き火が出来ました。
ケトルで麦茶を温めて、ホット麦茶を楽しみました。

ガスバーナーにて初メスティンご飯にも挑戦。
大成功でした。

ランタンの灯りがたまりません。

またまた日は変わって。
実家 → 十勝岳望岳台の往復サイクリングです。
写真は途中の美瑛町白金温泉にて。

白金温泉より一気に300mの標高差を登り切り、無事に望岳台へ到着しました。

望岳台の駐車場より噴煙を上げる十勝岳。

帰路途中より十勝連峰を望む。

今回の帰路で乗船する01:45苫小牧港発の商船三井フェリー「さんふらわあ しれとこ」です。
旭川の実家出発 18:30 → 21:20頃苫小牧港着。

22:50頃から乗船が始まりました。

深夜便は夕方便と違い簡素な仕様で、レストランはありません。

岩手県宮古市沖にて。

茨城県日立市沖にて夕暮れです。

大洗港に無事戻ってきました。
楽しかった時間はあっと言う間ですね…

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル グローブ サングラス 地図 コンパス 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証
ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食
GPS機器 ストーブ 燃料 ライター カップ

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登った山

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