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ハルゼミ鳴く山でシロヤシオ散策 大平山・七跳山・三ツドッケ(天目山)

大平山・七跳山・三ツドッケ(天目山)( 関東)

パーティ: 1人 (てんてん さん )

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行程・コース

天候

曇時々晴れ・ガス

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 毛附トンネル付近、さくら湖側に路駐

この登山記録の行程

毛附トンネル(5:50)・・・(9:13)秘密の花園(10:06)・・・(10:30)尾根合流・・・(10:57)P1469m(11:03)・・・(11:31)大平山(11:50)・・・(12:53)七跳山・・・(14:42)三ツドッケ(天目山)(14:54)・・・(17:17)天目山林道(17:23)・・・(18:36)毛附トンネル

コース

総距離
約18.2km
累積標高差
上り約1,871m
下り約1,871m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

標高順に追ってきましたのでいよいよラスト1600m前後の七跳山から大平山にかけてのシロヤシオ散策です。

今回はちょっと気になる大ドッケの沢筋に寄り道して大平山に向かいましたので尾根筋より時間を要しました。
また、三ツドッケ(天目山)から都県境尾根、蕎麦粒山・仙元峠で仙元尾根でも良いのですがシャクナン尾根も気になりますのでそちらに向かいました。
なお、予定ではシャクナン尾根の途中からグミの滝へ下るつもりでしたが尾根筋も歩いてしまいタイムオーバーなので素直に下山いたしました。

大平山から七跳山
昨年は大外れの年で殆どの株が花を付けておりませんでしたので全容が全くわかりませんでしたので期待を膨らましてのシロヤシオ散策です。
昨年、道々シロヤシオの木のある場所を確認していましたが枯木の大木や離れていると全くわかりませんので花の咲く山は別世界となっておりました。
大平山
古株の大木は余り有りませんが数は多く有り、ミツバツツジも沢山咲いておりました。
七跳山
天目山林道から2つの小ピークを超えて七跳山となりますが小ピーク周辺は360度シロヤシオで枯木の大木も有り見応えが有りました。

七跳山からP1591m
縦走路では無く尾根筋で歩きましたがずっとシロヤシオが咲き乱れており枯木の大木も有ります。

シャクナン尾根
天目山から北峰とその次のピークまでは株も多くミツバツツジと共に咲き乱れております。
その先は数は少ないですが主にピーク付近でみられます。

今季は全般的には花付きが良かったですが青葉も見えぬほどのモコモコの株は結局一株しか見ることができませんでした。
昨年が散々でしたので嬉しい限りでは有りますが内心はドカンと来てほしかったかな。

三ツドッケは埼玉県側での呼び名、天目山は東京都側での呼び名となります。

本日の出会った方
大平山で3名ですが天目山林道を車で上がって来たようです。
三ツドッケで単独1名
くま1頭

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遂に熊さんに出会ってしまいました。
帰路の林道で川俣まで後1.5kmほどの4-5mの擁壁のある場所で上の方からゴソゴソと何か降りてきましたのでシカ君?逃げないのでアレ?イノシシ?と思っていたら私の後方5mほどの場所にストンと普通サイズの熊さん登場。
一瞬立ち止まり目と目が合い、アォと鳴いたので私もアォと言ってしまいました。
威嚇する感じではありませんでしたが猫じゃ無いんだから何したんだかですね。
熊はそのまま道を横切り急な斜面を駆け下りて行きました。
朝夕は活動時間ですが林道歩きなので気を抜いていましたが何事も無くて良かったです。
因みに熊鈴は通常一個で気配の有る所では二個にしてジャラジャラ鳴らしてはいますが気休めにはなるのかな。

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周辺情報
小川谷林道から七跳尾根は小川谷林道で先週大規模な崩落がありましたので、最新の情報をご確認願います。
モンターニャさんのレコ
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=267527

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フォトギャラリー:92枚

毛附トンネル付近に車を止め出発

朝は何気なく撮りましたが・・・

橋を渡り直ぐの道を登ります

ガクウズキ

ウズキ

フタリシズカ

キケマン

廃村跡を通過

その先も良い道が続きます

鹿棚の扉を開けて中に

少し歩きにくいですが踏み跡は明瞭です

崩落地を通過

沢に出ました

右岸・左岸と歩いやすい場所を進みます。

その先、涸れ沢の川床を歩きますが踏まれているので思ったより歩きやすく大岩や滝などの難所もありませんでした。

クワガタソウはまだ蕾が多く咲いていません。

ムラサキケマン

秘密の花園に到着、青々しているのはハシリドコロで本体はほぼ枯れています。
意外だったのはハシリドコロが生えるということは水気の多い土壌なのですね。

ちょっと気が向かないので来ませんでしたが来季はどうしましょうか

尾根に乗りましたがガスが上がっています

ギンリュウソウが顔を出しています。

ミツバツツジ

大平山に到着。さて、これからお楽しみです。

満開のシロヤシオに時折晴れ間も覗き映えます。やはり晴れのシロは良いです。

ミツバツツジもたくさん咲きコラボで楽しめます。

シロのトンネルを進みます。

天目山林道を横切り、七跳山方面に向かいます。林道の擁壁などは無く取り付きは難しくありません。

天目山林道に車が止まっており3人組の方はこれで来たのね。

七跳山手前のピーク付近は素晴らしいシロの山

花の形も良いです

都県境の尾根筋を進みます。

枯木の大木も多く見ごたえがあります。

P1591mまでシロ三昧

ハナド岩からタワ尾根を望む

オレンジが薄いがツルキンバイかな?

若葉も綺麗です

そして先週は蕾が多かった三ツドッケ(天目山)西側のシロも咲いています。

ヤマツツジ

三ツドッケ(天目山)に到着

ベニバナノツクバネウツギ

チチブドウダン

三ツドッケ北峰に向かいます

両側は切れ落ちています

三ツドッケ北峰二到着。こじんまりした山頂で、山頂にもシロヤシオが咲きます。

北側も急な斜面となります。

マイヅルソウ

磁方位に進みたいのですが倒木地帯を回り込み降ります。

足元は悪く踏み跡も有るような無いような

一旦林道に下ります

キケマン

クワガタソウ

カーブの所で降ります。

急な斜面の悪場で踏み跡も有るような無いような

細尾根になりますと降りやすくなります。

ガクウズキがあちこちで沢山咲いています

コアジサイが咲き出しました

ニシキウツギ?

コゴメウツギ

ここに出ます。その先のカーブミラーの所からはグミの滝です。

ハンショウヅル

ヒメレンゲ

エゴノキ?ハクウンボク?

別の場所だがこの花

沢の側は涼しく気持ち良いです

ウワバミソウ

タニギキョウ

出会ってしまいましたが無事下山しました。

ここで熊さんと出会ってしまいました

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装備・携行品

ダウン・化繊綿ウェア レインウェア ヘッドランプ 地図 コンパス ツエルト
ホイッスル 医療品 非常食 テーピングテープ GPS機器
【その他】
熊鈴
水2L
ココヘリ

みんなのコメント

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  • てんてんさん、こんにちは。

    満を持しての大平山と七跳山に、ついで?の花園とシャクナン尾根、お疲れさまでした。
    週末の天気が持ちこたえて良かったですね。
    写真でも十分に伝わって来ますが、360度のシロヤシオとはまさに評判通りの大群生地なのですね~。
    行きたい気持ちはあるのですが、今年はもうお腹一杯なので、次の当たり年まで大事にしまっておこうと思います。
    仰る通り、今年は当たり年には違いありませんが、、、期待が大きかったせいか、「爆発的な」大当たりとは言えなかったかもしれませんね。
    来年は裏年なのでしょうか、、、予想に反して、なんてことがあると良いのですが、、、

    クマ、何事も無くて良かったです。

  • ガバオさん、こんにちは。

    花が咲くと咲かぬでは全然違いましたので当たりを狙って是非訪れてみて下さい。
    そして晴れのシロですね。
    その意味で都県境でおなかいっぱいも納得のリフレッシュ有給休暇でしたね。
    来季はさてはてですが季節のお題を楽しまさせて頂きましょう。

  • てんてんさん、こんにちは

    七跳山から大平山、一度は行ってみたいところのレコ、興味深く拝見しました
    21日は天候ももったようでよかったですね

    私も長沢背稜目指して始発電車に乗り込んだのですが、どうにも体調が優れず、奥多摩駅の手前から途中から引き返すという情けない敗退をいたしました。翌日コロナ感染がわかり、本日も自宅療養中です(泣)

    今シーズンはうまい出会いができませんでしたが、また次の好機にこのレコを参考にさせていただきたく思います。

  • すてぱんさん、こんにちは。

    それはそれは折角のお休みに災難に見舞われましたか。
    こればかりは体調管理も何も関係なしですから困ったものです。

    来季は良き日でありますように願います。

  • ありがとうございます

    ハルゼミが鳴いていたのですね

    三ツドッケで大当たりのシロヤシオに出会った時(2016年)も、ハルゼミが鳴いていたことを思い出しました。
    以来、当たり外れはあっても、ハルゼミの鳴き声と満開のシロヤシオが重なった記憶がないんですよね

    何か関係があるのかしら

登った山

三ツドッケ

三ツドッケ

1,575m

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