行程・コース
天候
荒れることは一切なく好天。唯一、3日目の蝶ヶ岳からの下山時、徳沢園直前で軽い雨天にあいました。
利用した登山口
登山口へのアクセス
その他:
行き)
4日夜の「毎日あるぺん号」で出発し、5日6時過ぎに中房温泉着
帰り)
8日10:40上高地バスターミナル発新島々行きバス→12:07新島々発電車→13:02松本駅発スーパーあずさ18号→15:32新宿駅着
この登山記録の行程
【1日目】
中房・燕岳登山口(06:15)・・・第2ベンチ(07:17)・・・合戦小屋(09:18)・・・燕山荘(10:50)・・・燕岳(11:25)・・・燕山荘(11:55)
【2日目】
燕山荘(05:54)・・・大下りの頭(06:46)・・・切通岩(08:24)・・・大天荘(09:40)・・・大天井岳(09:45)・・・大天荘(09:50)・・・東天井岳分岐(10:43)・・・横通岳南肩(11:50)・・・常念小屋(12:35)
【3日目】
常念小屋(05:30)・・・常念岳(07:01)・・・蝶ヶ岳三角点(10:36)・・・横尾分岐(10:55)・・・蝶ヶ岳(11:53)・・・妖精ノ池(12:20)・・・長塀山(12:39)・・・2000mの平(14:03)・・・徳沢(15:04)
【4日目】
徳沢(07:52)・・・明神(08:30)・・・河童橋(10:00)・・・上高地バスターミナル(10:12)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
残雪期の北アルプスを見込んで(というか覚悟して)立てた計画でしたが、実際に行ってみると、ほぼ夏道に近い常念山脈縦走となりました。燕山荘のご主人が、「こんなに雪の少ないGWは初めて」とおっしゃっていました。
率直に、感想としては、雪がなくてよかったです。山を初めてまだ1年。夏の高山の経験はありません。雪山経験は八ヶ岳を中心にだいぶ行きましたが、荷物の重さ、連日の山歩きを感が会えると、雪があったら今回の3倍は苦労したと思います。大天井岳への登りとか、常念岳から蝶ケ岳側へのの下りとか、雪があって強風だったらきっと往生したことになった気がします。
今回、結果に救われたけど、実際問題としては、夏山を体験したことがないまま残雪期の北アルプス縦走に臨んだことは反省します。ということで今年の夏場は、もっといろんなところにいって経験を重ねておこうと思いました。
今回、荷物はできる限り最小にとどめるように考えました。しかし、着替えとして2組もっていったアンダー系は、終わってみたら1組は不要でした。また、携帯やカメラの充電機器をたくさん持って行ったが、それも、山小屋で充電できたので無駄が多かったです。WEBサイトで充電ができることは読んでいたのに、経験がなかったので備えたのですが、なんとかなるものだと学習しました。
さらに、紙類・絆創膏・ボディシートなどは適当にいつも詰めているパックをそのまま持って行きましたが、中身を精査してもっと減らせたと思います。
水分は、大きいプラティパスを用いることで、容器を減らすようにした方がよかったと思いました。ナルゲンボトルと山専ボトルと350ml水筒を持って行ったのですが、少々無駄だったような気がします。
体力的には、山と高原地図よりは大幅に時間を食うような山行になりました。まあ、ゆったりな日程を取ったことで、一切急ぐ必要がなかったのでいつもよりもゆっくり行きましたが、それでも3日間の累積の疲労があり、3日目の常念岳の登りやそこからの下り、蝶ヶ岳から徳沢までのロング下りなど、精神的にはだいぶ参りました。
山荘で、まんが「岳」を読んで、「彼らは人を担いで=50kg以上担いで」山道を歩いているっていうのが、誠に心底信じられず尊敬しました。私はまだテン泊もできないだろうな。登る、下る筋肉と、担ぐ筋肉も、どんどん付けていかないといけないと思った、40歳の初北アルプス縦走でした。
フォトギャラリー:29枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック |
サブザック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | GPS機器 | ライター |
カップ | カトラリー | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ |
雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル | ゴーグル | ||
【その他】 まあ冬山小屋泊ソロ装備一式 |