行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
中ノ湯(06:46)・・・中の湯温泉旅館・・・焼岳登山口(07:45)・・・中の湯新道分岐(08:56)[休憩 10分]・・・焼岳北峰(10:14)[休憩 48分]・・・中尾峠・・・焼岳小屋(11:52)・・・池・・・上高地・焼岳分岐(14:22)・・・西穂山荘(14:35)
【2日目】
西穂山荘(04:19)・・・西穂独標(05:19)[休憩 15分]・・・西穂高岳(06:41)[休憩 28分]・・・天狗のコル(09:09)・・・ジャンダルム(10:54)[休憩 43分]・・・奥穂高岳(12:46)[休憩 3分]・・・穂高岳山荘(13:27)
【3日目】
穂高岳山荘(04:19)・・・涸沢岳(04:40)[休憩 16分]・・・涸沢のコル・・・北穂高岳(06:44)[休憩 20分]・・・A沢のコル(08:00)・・・南岳小屋(09:47)[休憩 30分]・・・天狗原稜線分岐・・・中岳(11:42)・・・槍ヶ岳山荘(12:52)・・・槍ヶ岳・・・槍ヶ岳山荘・・・ヒュッテ大槍(13:35)
【4日目】
ヒュッテ大槍(05:28)・・・水俣乗越(06:39)[休憩 4分]・・・水俣乗越分岐(07:26)[休憩 10分]・・・ババ平・・・槍沢ロッヂ(08:16)・・・一ノ俣・・・横尾(09:30)[休憩 15分]・・・徳沢(10:35)・・・明神(11:20)・・・河童橋・・・上高地バスターミナル(12:04)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
中の湯バス停よりスタート、焼岳登山口まで約1時間標高差300m余りの舗装道路歩きで早速体力消耗。登山口の駐車スペースはすでにいっぱい。樹林の中を小一時間で砂地のちょっとした広場に到達し、焼岳の噴気が見え、風向きでガスのにおいも時折。火山らしい道になり登り続けると火口縁の鞍部で小さな火口湖が。噴気を左上方に見ながら回り込むように焼岳北峰頂上へ。上高地側からの登山者で月曜日というのにそれなりの人数。北東に焼岳小屋の緑の屋根とそのはるか先に今日の目的地西穂山荘の赤い屋根。初日にこの距離はちょっと後悔。焼岳小屋から先は全くに人にあうことなく、西穂山荘へ到着。ロープウェイが運休中なので、閑散といってもよいような。
2日目は朝食を弁当にしてもらったので、ひと登りの丸山で朝食タイム。昨日の行動で軽い熱中症のようでおにぎりを1個食べるのが精いっぱい。幸い歩くのには支障をきたしていないので独標、ピラミッドピーク、西穂高岳へと歩を進めた。ここで残りのおにぎりとおかずを食べて本日の核心部へ。クサリでの登下降をくりかえし、ジャンダルムの基部へ。サブザックのみでジャンダルムの頂へ。先行者が2名おられましたがじきに下りて行かれたので頂を独り占め。計画通り奥穂寄りの見晴らしのよいところで昼食。雲の量が増えてきたので戻り奥穂高岳目指して行動再開。馬の背も無事通過し、奥穂高岳山頂へ。残念ながら雲が広がり展望はよろしくなかった。穂高神社の祠にはなぜかオニヤンマ(蚊よけのリアルなやつ)が奉納?されていました。穂高岳山荘まで慎重に下降。ガスが濃くなり夕日は見えずでした。翌日は長丁場なので朝食は弁当にしてもらったのですが、夕食後寝てしまい、痛恨の弁当引き換えできず状態に。
3日目は涸沢岳にて日の出を見て北穂高岳へ向けて歩を進めた。昨夜の雨で岩が濡れており時折滑りそうになったのでより慎重に歩き北穂高岳山頂へ。北穂高小屋でおいしいコーヒーとともに非常食で朝食。雲が湧き始めてきたので、キレット超えに出発。こちらは日の当たっている岩場が多いので乾いてきており、やや安心。ただ、こちらからのコースはいきなり飛騨泣きの難所(逆に言うとあとは楽?)を通過。キレット通過には幸いにも対向・先行もほとんどおらず渋滞なしで南岳小屋へ到着。10時になろうとしていたので、食事が可能か小屋に伺うと、カレー類は10時半以降だけどヌードルメニューは可能ということで、海老天なべ焼きうどんを注文させていただきました。出しのきいたとてもおいしいうどんでした。ガスが多くなり展望がどんどんなくなってきたので、槍を目指して南岳、中岳、大喰岳へとひたすら歩く。途中、中岳と大喰岳の間でライチョウの親子がお出まししてくれました。母親とこども5羽。2羽は親の近くにいるけど、3羽はあっちこっちへ歩き回っており、お母さんが常に”くぅくぅ”と警戒。時折、雨粒になってきたので写真撮影もそこそこに、飛騨乗越へ。そこから槍ヶ岳山荘へ登り返し。ごったかえす山荘前を通り槍の穂先はガスっていたので、今回はパスしヒュッテ大槍目指して東鎌尾根へ。ヒュッテに到着し遅い昼食をとっていると雨が降り始め、しばらくして止んだものの以降ガスの中でこの日も夕日は見えず。翌日の準備を終えて、お楽しみの黒生ビールで一服。いつものおいしい夕食をいただき、就寝。
最終日は晴天で槍もモルゲンロートできれいに。槍の穂先からのびる北鎌尾根や穂高をのぞみながら水俣乗越へ。稜線からわかれ一気に槍沢の大曲まで下降。あとは槍沢ロッヂを過ぎ、槍の穂先の遠望にもわかれをつげて、人でごったかえす河童橋へ。すでに穂高にはガスがまとわりついていて、感慨にふけることはできなかったですが、充実した4日間も終了。
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