行程・コース
天候
初日:朝から小雨、10時頃から本格的に降り出す。千枚小屋に到着した頃には小降りになり、14時頃には青空が見える。その後は雲が切れ、遠くに富士山も眺めるように。2日目:朝5時すぎに、ご来光を拝む。すばらしい朝焼け、雲一つない紺碧の空。丸山を過ぎたごろから雲が湧き始める。12時過ぎに荒川小屋到着までは、時々ガスがかかるも晴天が続く。夜半、満天の星空に流れ星。3日目:この日も朝から日本晴れ。9時ごろ赤石岳登頂まで、南アルプスの大パノラマを堪能。北沢カールに雲が湧き始めるが、椹島ロッヂまで陽光は途切れなかった。
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
東京から静岡までは新幹線、その後タクシーで夏期臨時駐車場まで。15:15発の送迎バスで椹島ロッヂへ。
この登山記録の行程
【1日目】
椹島ロッヂ(06:06)・・・滝見橋(06:19)・・・鉄塔下(07:23)・・・小石下(08:23)・・・清水平(09:42)・・・蕨段(10:22)・・・見晴岩(10:40)・・・駒鳥池(11:40)・・・千枚小屋(12:18)
【2日目】
千枚小屋(06:26)・・・千枚岳(07:17)・・・丸山(08:28)[休憩 10分]・・・悪沢岳(東岳)(09:16)[休憩 10分]・・・中岳(11:09)[休憩 30分]・・・荒川小屋(13:10)
【3日目】
荒川小屋(06:26)・・・大聖寺平(07:06)・・・小赤石岳(08:30)・・・赤石小屋分岐(08:43)・・・赤石岳(09:05)[休憩 10分]・・・赤石小屋分岐(09:28)・・・北沢源頭(10:15)・・・富士見平(11:16)・・・赤石小屋(11:50)[休憩 40分]・・・樺段(14:00)・・・椹島ロッヂ(16:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初日、小雨の中を椹島ロッヂを出発。清水平を越えたあたりから雨脚が強まり、ずぶ濡れになりながら千枚小屋に到着。もともと1日目は特に絶景ポイントもなく、ひたすら登るだけだったので、それほど気落ちはしてなかったが、雨に打たれながらのコースタイム約7時間はとても長く感じた。千枚小屋に到着後、身体を冷やさぬようすぐに着替えて、遅めの昼食を食堂でいただく。濡れた衣類や靴などはストーブのあるスペースで乾かすことができた。先着していた人たちと談笑しながら、夕食まで小屋の中でのんびりと過ごす。3階建ての千枚小屋はまだ新しく、ひとりあたりのスペースはそれなりだが、十分にくつろぐことはできた。2時ごろには雨はおさまって雲間に青空がのぞくようになり、4時ごろ小屋の周囲を散歩していたところ見上げると東の空に大きな虹が架かる。ネットでも明日は晴れの予報に、大展望の期待が髙まる。夕食後、黒霧島を飲みながら食堂で明日のルートとコースタイムの確認。8時には床につくが、山小屋あるあるの大イビキの大合唱でよく眠れず、うとうとしながら朝を迎える。
2日目、4時半ごろ目が覚める。すでに毛布がたたまれている寝床もある。外に出ると朝焼けに富士山のシルエット、ヘッドライトの灯りが山肌を登っていくのが見える。5時過ぎ、すばらしいご来光を拝む。昨日知り合った二人連れが「お先に」と、赤石小屋へと出立した。朝食をとり、6時半前に山小屋を後にする。雲一つない、まっ青な空。すがすがしい空気とキラキラした陽がさすダケカンバのトンネルを往く。二軒小屋からの合流を過ぎると眼前に堂々たる赤石岳の山容。数十年思い描いてきた景色だ。
フォトギャラリー:58枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | フリース | ロングパンツ | ショートパンツ |
| 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス |
| ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス |
| 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
| 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 |
| 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 | ライター | カップ | カトラリー |






























































