行程・コース
天候
晴れ。2日目の午後は曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
毎日アルペン号に申し込み。東京から静岡市葵区の畑薙ダムまで。のち、予約しておいた特種東海フォレスト社の送迎便に乗り継ぎして椹島到着。
この登山記録の行程
【1日目】
椹島ロッヂ(08:55)・・・樺段(10:40)・・・赤石小屋(13:00)
【2日目】
赤石小屋(04:20)・・・富士見平(05:00)・・・北沢源頭(06:05)・・・赤石小屋分岐(06:50)・・・赤石岳(07:15)[休憩 10分]・・・赤石小屋分岐・・・小赤石岳(08:05)・・・大聖寺平(09:05)・・・荒川小屋(09:35)[休憩 15分]・・・前岳(11:30)・・・中岳(11:40)・・・悪沢岳(東岳)(12:40)[休憩 27分]・・・丸山(13:35)・・・千枚岳(14:12)[休憩 12分]・・・千枚小屋(14:50)
【3日目】
千枚小屋(06:00)・・・駒鳥池(06:20)・・・見晴岩(07:02)[休憩 5分]・・・蕨段・・・清水平(07:34)・・・小石下(08:20)・・・鉄塔下(09:11)・・・滝見橋(09:56)・・・椹島ロッヂ(10:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、自身初の二泊三日の遠征として、静岡県は南アルプスの赤石岳〜荒川三山を縦走してきました。自身2度目の南アルプスにして、2度目の日本アルプス体験です。
先に結論になってしまいますが、景色の迫力は超弩級で、かつ体力もシビアに試されるコースでした。また登山口までのアクセス自体も困難を極めるなど、あらゆる面において並外れた経験が出来た3日間でした。
今回はじめて特種東海フォレストさんのHPを閲覧し、丹念に予約の仕方の説明を読みます。そして初日赤石小屋、2日目千枚小屋で申請。それに伴う林道区間の送迎バスも同様に申し込み完了。宿だけでなく送迎バスの手配も並行して進めるだけでも、初めての場所では結構頭が疲れました。
のみならず、精神的にも削られることが同日までの間に発生する事態に。。。
9月の下旬になると、椹島へ通じる東俣林道の土砂体積のニュースが飛び込んできました。
果たして私が行くまでに開通できるのかもうヒヤヒヤ。週明けの更に2日後くらいには土砂を取り除き、再び開通とのお知らせがあり、計画が破綻せずに済んだことにまずホッとしました。
...が、その次にまた別件でハラハラさせられるニュースが。
椹島ロッヂさんのフェイスブック告知で、畑薙に通ずる道の一つ県道60号線が工事で夜間通行止めをしているとの情報が(´;ω;`)今回予約した毎日アルペン号の行程を見ると、見事にその時間帯に引っかかっていましたorz
最大の懸念は、東海フォレストさんの送迎バスに間に合うのかどうか、というこの1点のみ。工事場所は井川ダムに出る手前、午前6時までの規制。かたや送迎バスの出発時間は7時30分。地図で見てもこれで間に合うのか不安ばかり。
旅行会社にこの点問い合わせメールをしたら、ちゃんと予定の便に間に合うように向かいますとの返事。これを読み、もう一方の大井川鉄道沿いの道を使うのかなと想像し、ひとまずほっと一安。
そして出発の1週間前...またもやトラブル発生。今回が初の2泊3日ということで、荷物に不安があるため60Lザックを中古で買っていたんですが、これがまさかのハズレ品。ザック外側で各ベルトを固定しているウレタン材が見た目よりも劣化がひどく、触るだけで細かい屑になって落ちていくのを発見。
近くにショップがあるため、ほとんど駆け込むようにして店員さんに相談。使い方も含め、自分にちょうどいいひとつを選んでもらい、即決しました。
これで、主だった用意は完了です。あとは出発の2日前くらいに食料をそろえれば終了。
...ホント、出発前に色々なことが重なりました
(;・∀・)
そして迎えた11日(金)。仕事が終わって帰宅し、ザックを担いでいざ出発!バス乗り場である八王子まで電車で向かいます。
定刻の10分前くらいにバスがきました☆乗車人数は12人ほど。しかもひとりで2座席使えるように割り振ってくれていたので、ゆったりと乗ることが出来ました(*^^*)
貴重品だけをサコッシュに詰めて乗車したらいざ発車ー既に車内は照明が暗くされていて、静かに道中の景色を楽しめました。すぐに圏央道に乗り、厚木からは東名高速に合流。
そして新静岡ICで下りて進んだ先、なんと予想していた迂回路ではなくそのまま工事区間に突っ込む進路どりをしました!
(;゚Д゚)ナントイウコト...
しかし例の工事の場所に差し掛かると...工事現場ではありましたが人の気配がなく、そのまますーっと通過。ここで気持ちがホッとしました。
そして6時過ぎ、ついに畑薙に到着です!!!(´;ω;`)
ずっとアクセスの悪さで諦めていた場所に、とうとうやってきました。もうこれだけで感無量です
7時頃にはもう送迎車が集まってきました。会社の方のお話では、マイクロバス2台、4駆のデリカ4台での編成w送迎待ちの列を見るに、総勢30名くらいでした。私は窓側だったので外の様子を眺めることが出来ましたが、急峻な山あいの中、広大なガレ場が広がっていて、荒涼とした雰囲気でした。ここに来るまでの苦労と合わせて考えると、凄みを感じる風景でした。
無事8時ちょっと過ぎには椹島に到着しました!遂に念願の椹島です。
ここは宿泊施設のロッジ、きれいな水場、レストハウスもあったりと、登山基地としてとても充実ですね(^^)加えて送迎の件もあって事実上の人数制限も働いているので、この連休でも不快な混雑とは無縁でとても良きです
(*´▽`*)
9:00のスタートなので、ゆったり準備。水場で2袋計2.5Lを充填します☆そして登山計画の提出ーロッヂのなかに投函箱があるのでそちらに入れます。
8:55、いざスタート!いよいよ、夏ごろから準備してきた大一番の山行が始まります...もうドキドキとワクワクしかありません。バスが入ってきた道のその先へ進みます。
最初は樹林帯の急坂を登っていきます。のっけから急坂です。
登り始めて30分くらいで尾根筋に乗り、ひたすら森林浴を楽しみながら歩きます。森の空気の中で歩くの好きです☆
90分くらい経過し、一旦林道に出会います。道なりに従って尾根の左わき腹に回り込み、再度尾根筋に。ここで面白いものを見かけました。登るための足場が設けられていましたが、まるで調理で使うすりおろし器のような床面で、それでグリップを得るような仕組みでした。
そこから先、正午を回ったタイミングで迎えた、初日最後の急坂...その名も「 歩 荷 返 し 」
凄いネーミングwww確かに等高線を見てもここだけふざけた詰まり方していますw
ここまででも充分疲れてきているのに、最後の一撃が待っていました(^^;)
ようやっとのおもいで急坂を登り切り、あとは小屋まではなだらかな道なのは等高線を見ても分かります。早く小屋でコーラが飲みたい...その一心で足を進めます。
そして13時。。。ちょっとばかり紅葉したのを楽しみつつ歩いた先に、遂に赤石小屋に到着しましたー!
ヾ(≧▽≦)ノヤッタゼー‼
本日のゴールに無事到着です♪
宿泊予約の段階では素泊まりのみということでしたが、どうも夕飯はオプションとして付けられることが判明。ですが荷物は軽くして行かねばなので、自炊で(^^
受付後のレシートは下山した後の送迎バス利用条件である宿泊の証明書になるので保管です。
そして、、、コーラでエネルギー回復です!ひと汗かいた後のコーラは至福です(*´ω`*)
身体が結構汗かいていて冷えてきたので、中で更衣室を利用させてもらって着替えます。ストーブも焚いてもらえてありがたいです(^人^)
そしてちょっと仮眠をとりました。そして16時ごろに目を覚ますと、そとはもうガスの中でした。
その後は、布団が隣同士になった方と談笑ー ここまでの苦労とかで話に花が咲きました☆
いいところでお開きになり、20時に消灯したらすんなり眠りにつきましたー。翌朝は3時30頃に起床し、いよいよ今回のメインイベント、赤石岳~荒川三山縦走です☆
~Day 1, finished~
そして迎えた2日目。予定通り3時30分に起床しました。まだ何名か寝ていますので、こっそり身支度を整えます。必要なパッキングは済ませているので、あとは朝食をもって外に出ます。
まだ真っ暗ですが、食べている間に、早い方はぽつぽつと出発していきます。
4時20分ごろに準備がすべて整い出発です!いよいよ、極上の稜線歩きが出来ると思うとワクワクが抑えられません
(*´Д`)ハァハァ
まずは真っ暗な樹林帯を進みます。道は明瞭ですし、地図を見てもほどなくしてハイマツ帯に変わる見込みなので不安なく進みます^^1度だけ追い抜かれて以降周りに人の気配はなく、静かでかえって気持ちいいです(*´ω`*)
ほどなくして、左右の植生が背丈が低くなってハイマツに変わりました。周囲を見渡してみると、左手(南西側)に、うっすらとオレンジに染まり始める空が見えました。
もうすぐで富士見平というポイントに着きます。
富士見平道標を過ぎると、すぐさま急なくだりとなり、再び樹林帯の細いトラバースで進みます。段々明るくなってきて、足元は明瞭です。
そして数十分後、ふと見上げたら...赤石岳のモルゲンロート!!!ほんとに!今回!来て良かったっっ!!
荷物の重さに肩が負けそうになりますが、素晴らしい景色を見ながら気分良く進んでいきます♪
そして背後の富士山から、しっかり日の出を拝めました(^人^)
段々と赤石岳の頂上が近づいてきました。斜面一つとっても、迫力が桁違いです...ほんと、南アルプス、来てよかった。反対の右手側には、小赤石岳♪こっちも雄大な景色^^
そして6時50分、遂に赤石岳に続く主稜線に立ちました!!!なんてゆーか、端正な格好良さではなく、雄大さと重みを感じさせるカッコよさで、奥秩父の金峰山に抱いた感覚にとても近いです。
遂に景色が本領を発揮してきましたw何度見てもいい、というより何度でも見たい景色。西側、主稜線の向こう側は中央アルプスでしょうか。いやぁ絶景絶景^^
赤石岳に上がってから荒川三山へ向かうためにまたこのタワ部に戻ってきます。ので、ザックはデポします。ザックをおろしたその瞬間から、身体の軽さに感動www動きが全然違いますwww
その勢いで、目の前の赤石岳にアプローチです。登りもサクサク進みます☆
そして7時15分...遂に遂に、赤石岳に登頂しました!小屋から約3時間、とうとう南アルプス南部の盟主たる頂までやってきました。登山を始めて約8年目、感無量です。
ひとしきり堪能したあとは、再度デポ地に戻って荷物を担ぎ、小赤石岳に向かって進みます。やはり荷物重いですw 「小」とついていてもカッコイイです☆
8時5分、さくっと小赤石岳です^^荒川三山の眺めが最高 なかでも東岳(悪沢岳)の姿が際立っていますね^^
その先進んでいくと、その先「大聖寺平」というタワ部めがけて一気に落ち込んでいきます。その下降開始手前までくると、荒川三山の稜線がよく見えて、その中腹に荒川小屋までの道が切られているのがよく見えます。
この辺はハイマツ帯があったので、どこかでライチョウさんに会えないかなーと思っていましたが、見られずでした。
そして大聖寺平を過ぎて、トラバースへ。眺めが凄すぎてホント日本じゃないような錯覚に陥りますwここにきて、悪沢岳に徐々に雲がかかり始めるようになりました。この時、9時15分。
9時50分、無事に荒川小屋まで到着☆ふいー長く感じたー(^^;)
ザックを下ろして、ドリンク休憩です。昨日の赤石小屋同様、ここで炭酸ジュースを飲むことをひたすら目当てに頑張って歩いてきましたw
15分ほど休憩をとりました☆
充分に休めたら、行動再開です。目指す主稜線がもう見えてきているので、頑張って歩きます!
10時50分、主稜線への復帰が手の届くところまで近づいてきました。もうひと踏ん張りいきます。
見上げるほどの急傾斜を登らされます(白目)
10時52分、主稜線への最終ラウンドまで来ました。かなり体力的に追い込んできていますが、ここまででも持参したお菓子のラムネを食べ続け、絶えずエネルギーを供給し続けます。
そして11時20分...遂に主稜線に復帰しました!うおーーきつかったーー!
尾根の反対側も絶景でした♪そしてそこから荒川三山のひとつ、前岳はすぐそこなのでザックは担いだまま向かいます。
まずはすぐそこの前岳に寄っていきますー。崩落の危険があるとのことで手前にロープが張られていました。なので遠景で撮影。
来た道を戻り、すぐそこに中岳です。11時40分、到着ー向こうの山には、悪沢岳の大きな影が落ちていました^^
ようやくここまで来ました(^▽^;)
そしてその先、荒川中岳避難小屋の傍を通過すると...本日のラスボスである悪沢岳がついに正面に現れました...デカイ!高い!遠いっっ!!
ここまでも、赤石岳含め大きく落ちくぼんでいるタワ部を2度も乗り越えて来て、最後にこの試練。これがアルプスの縦走か、とひしひしと実感します。
基部まで来たら、ザックのウエストベルトのポケットにしまってあったお菓子のラムネを取り出し、数粒を摂取。ここは長くダラダラ登ってメンタル削るより、一気に上り詰めるべくラッシュをかけます。
その先、いよいよ本格的なガレ場に。途中で振り返れば、中岳の雄姿が(*´ω`*)
登るにつれて傾斜はきつくなり、眼に見えて岩登りへと様相が変わっていきます。登りに夢中になっているとペンキ誘導からコースオフしがちなので、少しでもアレ?と思ったら止まって周辺を見たり、戻ったりするのが必須だと思いました
12時25分、振り返ると赤石岳の周辺が本格的に雲がかぶさってきています。この分だと悪沢岳のてっぺんもガスにまかれるかなと思いますー
急坂を乗り越えて、なだらかな場所まで上がってきました。
そして12時40分、遂に悪沢岳の頂上に着きましたーーー!ヾ(≧▽≦)ノヤッタゼーー
南側はすっかり靄の中ですが、反対の北側はしっかり絶景が見られました
20分くらい休憩しましたー この分だと千枚小屋へは15時くらいにはつける見込みです。
悪沢岳の直下はどこも悪場所の連続で、千枚岳方面にいたってはデカイ岩のガレ場で隙間も大きく、貴重品を落とそうものならもう戻ってこないだろうくらいの隙間です。
悪場所を過ぎたらすぐ先が丸山です。この辺になるとすっかり靄の中に包まれましたー1日で絶景と幽玄な雰囲気とを味わえるのは贅沢です(^q^)
13時35分、丸山到着ですー
そこから先はしばらくなだらかなくだりが続きます。が、千枚岳への登りが始まると、またまた険しさが微増してきます。鋸刃のような形状のところに梯子が現れますw
14時10分、千枚岳に無事到着しましたーー\(^o^)/
景色は360度、雲の中にすっぽりです。
これで、あとは千枚小屋に向かってひたすら樹林の中を下降していくだけです。今回のメインイベントたる主稜線歩きも、これでおしまいです。全体の2/3ほども絶景歩きを味わわせてもらい、最後にはアルプスらしいガスの中の幽玄な雰囲気を堪能でき、感無量です。
標高が下がるにつれて景色もクリアになってきました。やはり雲は標高2,900mくらいから上だけだった感じですかねー
元々この時期は天気が安定するという読みもあって、ズバリ狙いが的中して自分えらいと思いましたw
そして14時50分、ついに千枚小屋まで到着しました!休憩込みで10時間30分も歩き続けたのはさすがに疲れましたーー(;・∀・)
初日同様、夕食は先に注文組がとり、後発で自炊組が食堂を利用させてもらいます(^^)
自炊も昨晩一緒だった方々と楽しくおしゃべりしながらで楽しい夜でした☆ また布団が、大阪から来られた方と隣同士になり、こちらも山の話が楽しかったです。
以上で、2日目の行程は終了となります。翌日はひたすら樹林の中を椹島に向かって下山しますので、実質的なエピローグになろうかと思います。
~Day 2, finished~
いよいよ、南アルプス縦走も最終日の3日目。起床したのが5時ちょっと前。その小屋の玄関を出ると正面には富士山のシルエットが^^
ちょっと寒いですが、食堂で朝ご飯を食べますー。書き忘れていましたが、2日目とこの3日目、朝食は自宅近所のスーパーで購入した菓子パンをそれぞれ1袋ずつ食べましたw 3日目のいま、準備には余裕があるのでお湯を沸かしてそれとセットで食べます。
お湯で身体も温まってきたところで、お手洗い諸々済ませていざ準備完了の5時45分。
もうすぐ富士山の横から太陽が出てくる感じです^^
荷物をまとめたらいざ出発☆しかし朝の始まる瞬間の空気感は格別ですね。それが山の中だと尚更です。
下り始めて間もなく、太陽が出てきました...神々しいです 登山をやっててよかったと心から思える瞬間です
芸術と言えるほどの光景(*´ω`)
途中で見晴らし台がありました。寄ってみると赤石岳方面がドーンと見えました!
小休止したら本線にもどります。この辺から読図が雑になり、反省です^^;
先に進むことに気を取られて、落ち着いて周辺を観察することが出来なかったのはまだ修行が足りていません... m(_ _)m
8時5分ごろには左手を並走している林道との交差点に来ましたー
さて、フォロワーさん情報で事前に把握していた、ここから大きく下降した先のタワ部からが最後の難所!地図で見ても、この先80mほどの登り返しが待ち受けています。これがホントの最後の登りなので、頑張りますっ
再度林道との交差点を過ぎると、中部電力の鉄塔巡視路を進みます。
プチ岩場の出現です。こういう所の方が、普通の坂よりは体力削られない感じがあるので個人的には嬉しいです。その先...ピークポイントの目印となる鉄塔が見えました!やった、これでもうホントに登りは終わりだ(^^;)
足取りは軽いですw
9時45分、ついに大井川と吊り橋の所まで来ました!!きた...ついにここまできた...
吊り橋を渡って右折し、その先もうひとつ橋を渡ると、ついにスタート地点に戻ってきました。目の前の二股の右が、赤石への登山口です^^左に行くと椹島。
そして10時10分...遂に椹島まで戻ってきましたー!やった...やりきったぞ...
レストハウスの前にザックを下ろすと、これで山行が終わったことが実感されました。、早いですがレストハウスでランチです。3日目のランチをココで頂くことが楽しみでした(^q^)
同じレストハウスで送迎便の受付です。小屋の宿泊で受け取ったレシートを提出し、宿泊したことを証明します。無事に整理券もゲット。
定刻通りにバスが出て、のんびり林道を揺られながら畑薙へ。正直なところ、2日目に登っている最中とかに林道が再び崩れて出られなくなったりしたら泣くに泣けないなと思っていました(^^;)
そして順調に畑薙までカムバック。戻りのバスにも無事接続完了^^帰り便も同じくひとりで2シート使える贅沢さ☆
渋滞もありながら、2時間遅れの21時30分、無事に丸の内でバスを降りられました☆
あとは荷物を受け取り、駅で電車に乗って帰路につき、長い2泊3日の南アルプスの旅も完結です。
南アルプス南部への憧れを持ち続けていたおかげで、ふとしたきっかけで思い切って登山バスを予約出来ました。結果として、年内に一生の思い出を作ることが出来ました。
今後ももし、また日本アルプスへ行く機会を得られたら、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、黒法師岳等々、まだ見ぬ景色を求めて計画していきたいと思います。
私にとっては、アルプスと言えば南アルプスです(≧▽≦)
今回はこんな感じです。
フォトギャラリー:120枚
毎日アルペン号の八王子乗車口にきました。ここから旅立ちます!
渋滞に本格的に突入する前に、東名の中井PAで最初の休憩です。
2度目の休憩は県道60号線、横沢観光トイレで。
うたた寝から目を覚ますと、夜明けの畑薙ダム!
無事送迎バスに間に合うように畑薙に到着です。運転手さんありがとうございました!
すぐ近くに水場が。
トイレはすべて使用不可に。
広い駐車場ですね。
なんか奥多摩を超巨大化したような雰囲気です。
少し早く送迎バスが来ました。4駆乗用車も駆り出しての複数台編成です。
沼平。ここから林道に。
送迎車の車窓から。
遂に!椹島に!到着しました!!
レストハウス。最終日はここでランチをするのが目標のひとつです。
出発準備。まずは朝食をしっかりと食べます。
綺麗な水場でありがたいです^^
汲み放題☆
ロッヂの建物内に登山届のポストあります。
届けも出したらいざ出発!
20mほどの斜面を上がります。
その先に登山口。
もっと手前には聖岳登山口。
この階段を上がればいよいよ赤石岳への登山道!
林道に合流したら左手奥へ。
正にすりおろし器w
部分的にですが紅葉していましたー。
なんと不穏な名前...w
急坂の途中から。所々ごっそりずり落ちて剥げている山肌が見られます。
急坂にもめげません(白目)
凄い崩れっぷりにビビります。
歩荷返しをクリアしたぞ――w
小屋が見えてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
赤石小屋到着です!
コーラを飲めば元気回復!w
人気商品のポテチ(^q^)
赤石岳の横綱感、すごいです!
向いは聖岳のようです★
ひと眠りして16時、ガスにまかれていました
ストーブ焚いていただき、温かいです。
4時前に起床@赤石小屋
夜明け前の赤石小屋。静かに出発準備を進めます
この時間の雰囲気好きです(*^^*)
これより赤石岳目指してGO!昨年の鳳凰三山でも夜発ちしたのでなんとなく懐かしい感じです。ヘッデンを頼りに歩き始めます。
ハイマツ帯に飛び出しました。空の彼方が明るくなってきました!
慰霊碑(-人-)
富士見平
こーゆーのすきですw
ホラーゲームちっくな絵w
赤石岳の影が迫力満点。
ヘッデンを消せるくらいに明るくなりました。
綺麗な朝焼け(*´ω`*) 赤石岳のモルゲンロート!
陽が出てきました!!!神々しい!
色鮮やか。頑張って登りますー。
ここが北沢源頭でしょうか。
水場
他の惑星っぽく見えます(^^)
段々主稜線に近づいています。
谷の迫力もすごい!
小赤石岳もカッコイイです。
赤石岳は風格がありますね。
ひたすらカッコいい(語彙力) 赤石から小赤石を振り返って^^
赤石岳、遂に登頂です!(ToT)
北面
南面
東面
荒川三山へ続く主稜線。カッコよすぎです!
小赤石岳にサクッと到着^^
眼下に大聖寺平。
荒川三山の堂々とした姿。
日本じゃないみたいです...この先が荒川小屋です。
中間地点の荒川小屋到着ですー
ここでジュースタイムすることを励みに頑張って歩いてきましたw
まだ主稜線までが遠い...(白目)
疲れも吹き飛ぶ絶景。
主稜線到着!!
前岳は崩落の危険性ありのため立ち入り禁止。
なので遠景でパチリ
中岳にも到着!!!
雲が混ざると一層雰囲気出ますね☆
いざ悪沢岳へ!
振り返れば赤石岳(と小赤石岳)の勇姿!
山肌の崩落っぷりが凄まじいです。ここまでの規模のは見たことがありません。
結構険しい岩場を登ります。
東岳(悪沢岳)、登頂しましたーー!\(^o^)/
悪沢岳から北方を望む。
丸山に到着です。残すは千枚岳!
ハシゴが見えますねぇ
ハシゴの傍は切れ落ちていました
山の梯子って凄み感じますよね(真顔)
縦走最後のピーク、千枚岳に到着です!
虚無の中を千枚小屋へ向けて進みます。
木段に感じる優しみ(*´ω`*)
二軒小屋との分岐です。いまはリニア工事で関係者借り上げとか。
高度を下げると晴れています(^^)
千枚小屋が見えてきましたー。
頑張って千枚小屋到着です!
チェックインを済ませたら遅めのランチで元気を充填します。カップ麺を追加で購入wカップ麺は温まっていいですね。
外から見ても、いい雰囲気ですね。千枚小屋。
3日目の朝。いざ椹島へ向けて出発!もうすぐ太陽も出て決ます。
宝石のような時間です(*´ω`)
駒鳥池に立ち寄ります。
見晴らし台に寄り道。
とても眺めのいいスポットでした(^^)
中々の岩場です。
鉄塔まできました!もう本当の意味で下りのみですw
吊り橋を渡れば、そのさき林道に合流です☆
端の途中から滝が見物できます^^
麓に戻ってきたことをじんわりとかみしめます。
ロッヂはもうすぐそこ!
椹島到着!!!遂にゴールです(ToT)
レストハウスで食事と送迎の受付をします。
下山の儀!ちょっと早いですがランチタイムにカレーとコーラ(^q^)
ヘルメットをかぶりいざバスに!
東俣林道の風景。
沼平で待機していた復路便が畑薙に戻ってきました。これで無事、自宅まで帰れます!w
帰りのバスの中から。南アルプス、3日間ありがとう!(*´▽`*)
東名高速からフジサーン
東名高速の車窓から。鷹連峰がよく見えます。去年越前岳いったので、また別の山にハイキングしたいです^^
2時間遅れで丸の内到着です!
運転手さんありがとうございました(*´ω`*)
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | フリース | ダウン・化繊綿ウェア |
| ロングパンツ | サポートタイツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
| スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 |
| グローブ | 着替え | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) |
| ツエルト | 健康保険証 | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 |
| トレッキングポール | ストーブ | 燃料 | ライター | クッカー | ヘルメット |




