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登山装備選びのコツとは? バックパックと登山靴選びの基本の「キ」

From ワンダーフォーゲル編集部
道具・装備 2018年01月10日

登山用具店に行くと、ずらりと並んだ装備に、わくわくしますね。しかし、選択肢が多すぎて、わからなくなることも…。装備選びのコツとは? また、メンテナンスや、買い替えなど、装備に関する悩みは多いものです。バックパックと登山靴選びの基本的な考え方を紹介します。

文/編集部 写真/小山幸彦(STUH)

 

装備を選ぶには、まずはやりたい登山スタイルを明確にしておくことがポイントです。

ほとんど日帰り山行だけの人、小屋泊が多い人、テント泊縦走一筋という人ではバックパックも登山靴も変わります。

まだはじめたばかりで自分の好みがわからないなら、汎用性があるものを選ぶという手もあります。

 

■バックパック

まず選ぶポイントとなるのは、容量です。最初の一つとして買う際に迷ったら、30リットル前後が日帰り・小屋泊で兼用しても使いやすい容量です。

日帰りは20リットル前後で充分という人もいれば、山頂でご飯を作って食べたい、カメラが趣味・・・など、やりたいことが多い人ほど、荷物は増えていくのでバックパックも大きくなります。

テント泊は装備の軽量化、コンパクト化が進んでいるので、40リットル前後という人もいますが、必要装備の見極めが難しい初心者なら、50リットル以上がいいでしょう。

最初の一つなら30リットル前後がおすすめ(ドイター/フューチュラプロ36)

 

また、バックパックは体に合うことが大切です。体に合わないと、初めの内は気にならなくても、長時間歩くうちに疲労しやすくなります。フィッティングはどこを見るのか、ストラップを調整する方法はご存知でしょうか?

 

■登山靴

登山靴は、パッと見るとどれも同じように見えますが、剛性、重さ、ソールの硬さなどが異なり、登山スタイルや用途によって向き不向きがあります。例えば、ソールの硬いものは、岩場では狭い足場でもつま先でしっかり体重が乗せられ活躍しますが、ゆるやかな登山道ではかえって歩きにくいものです。

最初の1足として、汎用性で選ぶなら、トレッキングタイプが日帰り低山からアルプスの小屋泊でも使えます。

日帰りがメインなら、軽量なハイキングタイプがいいでしょう。また、縦走やテント泊をするなら、重い荷物を背負って長い距離を歩くことになるので、しっかりした靴が必要になります。

日帰り低山~小屋泊で使えるトレッキングタイプ(スポルティバ/トランゴTRK GTX)

 

登山靴もバックパック同様に、足にフィットすることが重要です。ためし履きをして確認するポイントはどこでしょう?

 

■メンテナンス

ほかにも、装備に関する疑問や悩みはつきないものです。例えば、メンテナンス。

山から帰ってきて、登山靴はどうしていますか? そのまま玄関にポイ? 水でじゃぶじゃぶ洗う?

下山後は、豚毛など、適度にやわらかいブラシで汚れを落とします。泥汚れは素材の劣化を早めるので、そのまま放置はNGですが、実は水洗いもNG。内側に水が浸入して、やはり素材の劣化を早めてしまいます。ドロドロでもさっと表面を洗い流す程度にしましょう。

保管方法も重要です。買ったときの箱に入れて、靴箱に収納するのはNG。では、適切な方法はというと・・・?

フィッティングや保管方法の疑問の答えは、ワンダーフォーゲル2月号特集「特集 Q&Aでわかる山登り 新基本200」の装備編をご覧ください。

バックパック、登山靴のほか、ウェア、テント泊装備、小物など、装備の選び方やおすすめアイテム、メンテナンス方法を細かく解説しています。

 

教えてくれた人

ワンダーフォーゲル編集部

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