閉山まであと数日を残すのみ――。雲の動きも人の動きも、少し慌ただしい富士山頂。
閉山まで1週間を切った富士山。はるか南にある台風の影響で、雲の動きも人の動きも、少し慌ただしい富士山頂ですが、まだまだ多くの登山者が訪れているようです。
9月5日 ベール雲が超高速で流れ込む
日の出○ 気温4℃
夜中のザーザー降りの雨が止み、風もなく静かな朝を迎えましたよ!
輝かしい日の出でした!
日中〜西からベール雲が超高速で流れ込み、久しぶりに夢中でシャッターを切りました\(^o^)/
瞬間的な光景は、心躍りますわ!
河口湖方面に小さい吊るし雲できたけど・・・、なかなか成長せず。
久須志神社さんの階段のコンクリートを練混ぜして、良い汗かいてあっという間の一日。
夕方、影富士最高〜!
9月6日 薄雲で幻想的な日の出
日の出○ 気温4℃
夜明け前は夜景が見えるほど抜けてたのに、明るくなるにつれて雲に覆われて真っ白・・・。
薄雲で幻想的な日の出になったけど・・・、ちょっと下からは雲に覆われることなく、めっちゃくちや焼けたそうです〜
山頂撮影に拘る私は良いけど・・・、登山者さんは山頂に雲がかかっている時は、途中で御来光を拝むことをおすすめしまーす!
昼間、たまに空が見えたけど、ガスガス&雨が振り悪天候の山頂です。
今日はラスト山頂風呂を頂きましたよ。
今夏は万年雪が少なく、水不足が続きましたが、なんとか乗り越えられそうです。
9月7日 台風接近もダイナミックな夕焼け
日の出× 気温4℃
厚い雲に遮られて残念ながら、御来光は拝めませんでした。
日の出記録もここまで…。
日中も不安定な天候が続き、ガスったり小雨が降ったり・・・
夕方、台風対策のオトシをしていると〜、東も西も夕焼け空に染まり、ダイナミックな夕景となりました。
台風接近にともない、大荒れ予報が出でいます。
危険な登山は止めましょう。
プロフィール
小岩井 大輔(こいわい だいすけ)
1973年生まれ。埼玉県在住。写真家。20歳のときに富士山の夜明けに魅せられて写真をはじめる。麓からの優美な山容、頂上からの神秘的な富士山の風景を撮影。
⇒Mt.Fuji3776m―神々の世界―
「今を撮り、今を生きる」小岩井大輔の、富士山頂日記
天空の森羅万象を撮り続ける写真家、小岩井大輔の「ほぼ日刊、山小屋日記」。富士山の神秘的な風景、および富士山頂の異次元の様子を、カメラマンの目を通して案内します。