見頃は12月上旬まで!関西で楽しむ日帰り紅葉登山6コース

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寺社や旧跡巡りと合わせて趣深い紅葉狩りを楽しめる山、黄金に輝くブナの森歩きを楽しめる山など、12月上旬まで楽しめる日帰りコースを6つ紹介する。

文=鈴木志野

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扇ノ山 渓谷美とブナの紅葉を愛でる名山(兵庫・鳥取)

兵庫県最高峰の氷ノ山の北側に、扇を広げたように横たわる扇ノ山。但馬の名山として古来から親しまれ、大山と並んで鳥取の火山の両横綱とも呼ばれている。標高は1309mで日本三百名山や関西百名山にも選ばれ、山スキーやスノーシューのメッカでもある。

一帯は氷ノ山後山那岐山国定公園の一部で、美しい滝や渓谷などが点在する。紅葉はブナが美しく、赤や黄に色づいた景色を楽しめる。山頂までのルートはいくつかあるが、ここでは2時間半の最短・初級ルートを紹介しよう。

水とのふれあい広場をスタートし、大ズッコと呼ばれる1273mのピークを経て、避難小屋のある扇ノ山山頂へ。帰りは往路を戻る。

コズッコ小屋より、ショウブ池とブナの黄葉(写真=いずみやまさんの登山記録より)

ちなみに標高1500mを超える氷ノ山もブナの原生林が紅葉の時期には美しく色づく。どちらも紅葉の見頃は10月下旬だ。

行程・コース

最適日数:日帰り 2時間20分
総歩行距離:6,184m /上り標高: 400m 下り標高: 400m
行程:河合谷登山口(08:00)・・・小ズッコ(08:25)・・・大ズッコ(08:50)・・・扇ノ山(09:15)・・・大ズッコ(09:40)・・・小ズッコ(10:00)・・・河合谷登山口(10:20)
高低図
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