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歴史薫る古都・鎌倉ハイキング。海や街の眺めと自然を満喫できる厳選5コース

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季節を問わず観光客に人気の古都・鎌倉は周囲を山に囲まれ、ハイキングコースも多い。市街地から一歩山道に入れば豊かな自然が広がり、ところどころ海側の展望が開ける。寺社参拝や街歩きと合わせて、気軽に自然を満喫できるコースを厳選して紹介しよう。

目次

地元や観光客から愛される鎌倉ハイクの王道コース　葛原岡・大仏ハイキングコース

コース上から、逗子方面の眺め（写真＝ひろかつさん）

北鎌倉駅を起点に源氏山までの葛原岡（くずはらおか）コースと、源氏山から鎌倉大仏まで結ぶ大仏コースをつないで歩いてみよう。これらのコースは地元の子どもたちにとっては遠足で訪れる馴染み深いコースでもあり、また毎日の通勤通学路として歩く人もいるとか。

北鎌倉にある鎌倉五山第四位の浄智寺の裏が、葛原岡コースの入口となる。階段など整備された歩きやすい道を進み、縁結びの神様として知られる葛原岡神社へ。さらに神社から15分ほどで源氏山に到着する。標高わずか93mの山頂一帯は源氏山公園として整備され、源頼朝像がある。春には桜、秋には紅葉など一年を通して多くの人が憩う場所になっている。

源氏山からは葛原岡神社方面にいったん戻り、銭洗弁天への分岐を過ぎて大仏コースに入っていく。起伏の多い長い山道が続き、やがて大仏トンネルの脇に出る。道路沿いに直進すれば、すぐに大仏に到着する。

大仏を拝んだ後は、土産物屋をのぞきながら江ノ電長谷駅へ。さらに少し足を延ばせば、しらす漁などで知られる坂ノ下海岸へ出ることができる。

行程・コース

最適日数：日帰り 1時間46分
総歩行距離：5,073ｍ　／上り標高： 268ｍ　下り標高： 290ｍ
行程：北鎌倉駅西口(08:00)・・・浄智寺(08:10)・・・葛原岡神社(08:30)・・・源氏山(08:45)・・・大仏坂トンネル分岐(09:26)・・・高徳院(09:36)・・・長谷駅(09:46)
高低図
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