雨の合い間に現れる巨大なご褒美。富士山頂で見る虹、積乱雲、幻日に興奮

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8月27日(火)大荒れの天気の中で現れた巨大雲

日の出:✕ 気温:5℃

早朝から雨風強く〜大荒れの山頂!

ベショ濡れの方が多く、合羽も良く売れ・・・ですが、一歩間違えれば、大変な状態ですね。

御来光は拝めなかったけれど、少しづつ雲が薄れて、瞬間的な吊し雲の登場です。一瞬でもお会いできて感謝でした〜!

少し前になりますが、私が肺癌の手術を行った後に、どうしても山頂生活を継続したく、様々な検査をして頂いた井出先生と山頂で再会(^o^) 

測候所での研究の際に、扇屋に寄って頂きました。こうして25年目の山頂生活ができているのも先生のお陰です。 
ホント、たくさんの方々の力をお借りして、 ココに立たせて頂いています。感謝申し上げます。

夕方も雨が降り続き、荒れてます。無理な登山は止めましょう!

 

8月26日(月)やはり、山頂の空は面白い!

日の出:◯ 気温:3℃

綺麗な御来光を拝めましたよ〜(^o^)

出はじめより、数分後の雲海真っ赤の絶景に圧倒されました!

その後も様々な情景を見ることができ、幻日が出たり、アークが出たり・・・。やはり、山頂の空は面白です!

遠望も良く東京湾&相模湾を眺めることができましたよ。

気温も下がりはじめて、巻雲も出現。終い山に近づき秋めいてきましたね(^o^)

夕方も冷たい風が吹き、厚い雲に覆われはじめました。

 

8月25日(日)突然の雨があがると巨大な虹が出現

日の出:◯ 気温:4℃

今日も変化の激しい一日\(^o^)/

朝焼けからはじまり、御来光後には龍が天に昇りました!

不安定な天候は相変わらずで、突然の雨が降り出したと思ったら、西の空に巨大な虹が出現〜(^o^)

登山者さんも少なく、昨夜の恐ろしい雷雲でツアーはほぼ中止になったそうです。

午前中は雨が降ったり止んだりのでしたが、午後は青空も広がりレインボーも再出現。富士山の周りは積乱雲でモクモクです!

 

8月24日(土)小雨があがると剣ヶ峰と虹のコラボ

日の出:◯ 気温:7℃

昨日と同じく、夜明け前から雨が降り続き、御来光時間前になると、パッと止み・・・。遠望台には登山者さんが1列にキレイに並んでました!


水溜りに映る登山者さんもカッコよかった\(^o^)/

小雨降る中、みるみる上空の雲が紅色に染まり、走って西側へ移動すると、剣ヶ峰と虹のコラボでーす!

もちろん、小岩井鳥居を絡めて・・・。

テレビ見たよ〜!っとたくさんの方にお声を掛けてもらいました。やはり、人気番組はスゴイですね。

雨が降ったり、雷雲に囲まれてゴロゴロで不安定な山頂でした。お土産も品数が少なくなりましたが、頑張って焼印やってお迎えしま~す!

夕方、流れて来る雷雲に数回覆われました。あられ混じりの雨が降り、風も吹き出した頃、小屋前の鉄杭に乾いた音の落雷〜。

恐ろしいの一言。

通常、風が吹いている時は、落ちないというのは単なる迷信だと言うことを、実感しました。

自然の作り出すパワーを目の前で感じながら、撮影できなかったことの悔しいさも残りますが、命あってのこと。生きてるだけで丸儲けですね!

プロフィール

小岩井 大輔(こいわい だいすけ)

1973年生まれ。埼玉県在住。写真家。20歳のときに富士山の夜明けに魅せられて写真をはじめる。麓からの優美な山容、頂上からの神秘的な富士山の風景を撮影。
⇒Mt.Fuji3776m―神々の世界―

「今を撮り、今を生きる」小岩井大輔の、富士山頂日記

天空の森羅万象を撮り続ける写真家、小岩井大輔の「ほぼ日刊、山小屋日記」。富士山の神秘的な風景、および富士山頂の異次元の様子を、カメラマンの目を通して案内します。

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