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ガイド 紅葉 北陸・中部・近畿 北アルプス

3つの独立峰がそれぞれ特有の紅葉絶景を魅せる【紅葉コースガイド2025】

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乗鞍岳（のりくらだけ）、御嶽山（おんたけさん）、白山（はくさん）は日本の中部山岳地帯から少し外れた独立峰の3座だ。それぞれの山に精通した3人が紅葉の見どころを紹介します。

文・写真＝渡辺幸雄（乗鞍岳）、津野祐次（御嶽山）、加藤芳樹（白山）

目次

最も登りやすい北アルプスの紅葉 乗鞍岳（のりくらだけ）

長野県・岐阜県／3036m
紅葉の見頃　9月中旬〜10月中旬

位ヶ原の紅葉と剣ヶ峰
位ヶ原（くらいがはら）の紅葉と剣ヶ峰

乗鞍岳は標高2700mの畳平（たたみだいら）までバスが入るので、最も登りやすい3000m峰の一つとして知られる。標高が高い分他所より紅葉時期は早く、また山麓の乗鞍高原まで含めればかなり長い間紅葉が楽しめるエリアである。

なかでもナナカマドやダケカンバの紅葉の素晴らしい景色が見られるのが位ヶ原周辺。森林限界を抜け出れば遠くに北アルプスの眺望も開け、感動的な景色に出会える。また早い時期であれば畳平のお花畑などの草紅葉も楽しめる。肩の小屋など山頂部の山小屋に泊まればご来光も拝め、比較的手軽に高所の雰囲気を満喫出来る。

冷泉小屋付近の紅葉
冷泉小屋付近の紅葉

MAP＆DATA

高低図
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最適日数：日帰り
コースタイム： 6時間49分
行程：三本滝バス停・・・分岐・・・乗鞍エコーライン・・・冷泉小屋・・・位ヶ原山荘・・・肩ノ小屋・・・乗鞍岳・・・肩ノ小屋・・・富士見岳分岐・・・畳平
総歩行距離：約10,000m
累積標高差：上り 約1,409m　下り 約514m
コース定数：30
アドバイス：最初に畳平から剣ヶ峰に登り、下山で紅葉を楽しみながら歩くのもおすすめ。体力的には楽だが、下りのほうが体には負担が大きく、捻挫などしやすいので注意。体力的に余裕があれば往復登山で挑むのもいい。
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