伊豆を満喫する絶景低山と海岸沿いのトレイル歩き
読者レポーターより登山レポをお届けします。なおさんは伊豆山稜線歩道と南伊豆歩道を歩く1泊2日の山旅へ。
文・写真=なお
港町に立ち寄り、南伊豆歩道を歩く
昨年、松崎から石廊崎をめざして歩いたのですが、途中で天気が悪くなり入間で終了したので、今回は残りの区間を歩きます。
朝7時30分ごろに石廊崎の駐車場を出発。河津桜が咲いています!
石廊崎の先端まで行き、その後、中木(なかぎ)へ向かいます。
ロードを30分程歩くと、道端に看板が登場。南伊豆歩道に入ります。
こちらには菜の花が! 春の訪れを感じます。
海の近くを歩きますが、基本的には眺望はありません。時々このような展望スポットや木々の間から海が眺められます。
一度ロードに出て、またコースに入ります。
石切場跡がありました。
9時15分ごろ、中木に到着。穏やかな港です。釣りをしたり、ダイビングに向かう人たちがいました。
港のすぐ側にあるお手洗いをお借りしました。南伊豆歩道は、各港にきれいなお手洗いがあり大変ありがたいです。
ここで、入間から石廊崎に向かうバスが1日1本だけあることがわかりました。復路も歩くしかないと思っていたので、ラッキーです。がんばれば充分間に合う時間だったので、休憩を切り上げ入間に向かいます。
お墓の間を通った先に歩道の入口があります。
すれ違ったおばあさまに、「気を付けて楽しんできてね」と声をかけていただきました。以前、南伊豆を歩いた時も地元の方に声をかけていただいたことがありましたが、アットホームな雰囲気がすてきです。
この日は無風で暖かく、木漏れ日が気持ちいいです。
途中、念仏堂がありました。そこから少し歩くと、一気に景色が開けました。
この海岸の風景や海の深い青色に、伊豆らしさを感じます。
中木から約1時間、10時40分ごろに入間に到着。ほどよくアップダウンがあり、歩いていて気持ちのいいコースでした。
入間にもバス停はあるのですが、石廊崎行きのバスはここから徒歩20分程先の「入間口」から出ます。バス停に向かう間にも、河津桜が咲いていました。
バスで10分ほどで石廊崎に到着。下田市内でアジ丼をいただき、湯ヶ島温泉で汗を流し、道の駅で買い物をし、帰路に就きました。
山、海、富士山、花、グルメ、温泉と、大満足の旅となりました!
(山行日程=2025年2月22日~23日)
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なお(読者レポーター)
神奈川県藤沢市を拠点に、夏はアルプス、秋〜春は関東近郊や九州の山に夫婦で登っています。特に北アルプスと伊豆が好きです。
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