グルメも観光も!海を眺める鎌倉・三浦周辺ハイキング【後編】

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季節を問わず観光客に人気の鎌倉・三浦半島周辺には、起伏に富んだ丘陵が広がり、海沿いも含めてたくさんのハイキングコースがある。海や富士山の眺めがよく、下山後のグルメも楽しめるエリアだ。

構成=山と溪谷オンライン、トップ写真=あでこ

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森と海がつながる豊かな自然環境を散策 小網代の森・黒崎の鼻(こあじろのもり・くろさきのはな)

三浦市

小網代の森の入江(写真=しろくまさん

小網代の森は、三浦半島南端部、京急線三崎口駅の南方にある広大な森で、森・川・海の自然環境がつながり、貴重な生態系が保たれている。一方、黒崎の鼻は富士山を望む岬で、秘境感漂う場所だ。三崎口駅を起点にこれらを周回する「駅からハイク」を楽しもう。

三崎口駅から県道を南下し、小網代の森入口交差点を右折。細い道を下ると、水道施設から階段となる。谷戸に整備された木道を進み、えのきテラスへ。穏やかな入江が広がるアカテガニ広場から北尾根を上がり、黒崎の鼻へ向かう。大規模農地を回り込み、集落を抜ければ三戸浜海岸だ。のどかな風景を楽しみながら黒崎の鼻へ。

三戸浜海岸から黒崎の鼻方面を望む(写真=しろくまさん

黒崎の鼻周辺は岩礁の背後になだらかな丘が広がっており、隔絶感と秘境感が漂う。静かな時間を堪能し、車道に出て三崎口駅に戻る。

黒崎の鼻周辺は独特な景観(写真=ISSUNMAKKI

MAP&DATA

高低図
最適日数:日帰り
コースタイム: 2時間55分
行程:三崎口駅・・・小網代の森入口・・・えのきテラス・・・北尾根入口・・・農道分岐・・・三戸海岸・・・黒崎の鼻・・・三崎口駅
総歩行距離:約9,018m
累積標高差:上り 約240m 下り 約240m
コース定数:10
アドバイス:小網代の森は通行可能な時間が決まっているので注意(4月~9月は7時~18時、10月~3月は7時~17時)。
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