夏休みに家族で行こう! 子どもと楽しむ涼しい山歩きプラン5選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

夏休みの思い出づくりに、子どもや孫と一緒に楽しめる夏山プランを5つ紹介します。愛知在住の山ママライター・マリベさんが、実際に子どもと訪れたことのある山か、これから訪れたいと計画している山ばかりです。幼児と、小学生と、はたまた親子三世代での登山にもおすすめのコースをまとめました。ぜひこの夏の計画に役立ててみてください。    

文・写真=寺井真理(マリベ)

目次

愛知県最高峰は夏のイベント盛りだくさん!茶臼山(ちゃうすやま)

愛知県/1416m

茶臼山高原
観光地と認識される茶臼山高原だが、子どもと登るにはちょうどいい

茶臼山高原では、毎年夏休みシーズンにさまざまなイベントが行なわれている。特に8月は長期間にわたり「山の日フェスタ」が開かれ、スタンプラリーやマウンテンバイク体験、カヌー体験、キッチンカー出店など、子どもの好奇心を刺激する企画がそろう。

登山は、リフトを使って萩太郎山(はぎたろうやま、1359m)に登頂し、芝生の斜面を下って茶臼山(ちゃうすやま、1416m)に登り返すプチ縦走が楽しめる。茶臼山へは「西側登山ルート」で登るのが一般的だが、2025年夏は整備中のため、別ルートへの迂回が必要だ。その際、少しの舗装路歩きもするが、山に入れば豊かな原生林が待っている。西側登山ルートよりも日陰が多いものの、意外と険しい箇所があるのでサンダルではなく靴を履こう。また、萩太郎山を含むコース全体は開けた場所が多いので、熱中症や紫外線対策も忘れずに準備したい。

MAP&DATA

ヤマタイムで周辺の地図を見る
最適日数:日帰り
コースタイム: 1時間30分
行程:萩太郎山・・・第2駐車場・・・茶臼山・・・第1駐車場
総歩行距離:約3,100m
アドバイス: 茶臼山の西側登山ルートは、2025年6月下旬から9月末まで、登山道整備のため一部区間が通行止めとなっている。現地には迂回ルートの案内があるので従おう。
1 2 3 4 5

目次

プロフィール

寺井真理(てらい・まり)

低山親子ハイクから厳冬期の日本アルプスまで、一年を通して山を楽しむ山ママライター。雑誌『山と溪谷』の連載「季節の山歩き」で中部エリアを担当。日本山岳・スポーツクライミング協会公認山岳コーチ2。2025年から親子向け登山教室を実施。二児の母で、山岳会女子として活動しながら150回以上親子登山に出かけ、その奮闘記を綴る。愛知県出身、在住。
Instagram:@terastudio.maribe

関連記事

編集部おすすめ記事