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再発見・東京周辺の山、「山と溪谷」編集部・イトーの一押しの山は抜群の展望の奥多摩・天目山

Yamakei Online Special Contents
ガイド・記録 2018年11月01日

行きたい山・好きな山と言えば、剱岳や槍ヶ岳など、アルプスの峻険な山々の名前が常に上位に並ぶ一方で、「よく行く山」となると、アクセスの良い「行ける山」となるのが現実だ。しかし、近郊の山を侮るなかれ、近くにも素晴らしい山はたくさんある。

 


首都圏近郊に住む登山者にとって、奥多摩や丹沢などの山々が行きやすい・いつも行く山となることが多いが、そんな近郊の山に焦点を当てたのが『山と溪谷』2018年11月だ。

目玉となる特集は「再発見・東京周辺の山100」。タイトルが示すように、編集部が太鼓判を押す首都圏の名山を100座集めたガイド企画で、首都圏の登山者にとってバイブルになること間違いナシの企画となっている。

今回、コースの選定に協力いただいたのは、東京周辺の山に精通する山のプロ23人。どの山にどんな魅力があるか、どんなルートで歩けば、さらに楽しさが倍増するか――。いろいろな視点で山を見直し、編集部内ではコース選びも白熱した。

そして、今回の最大のテーマでもある「再発見」の定義が

  • 登ったことのある山を、別のコースで歩く
  • 登ったことのある山を、前回と異なるテーマや季節で歩く
  • 知らなかった東京周辺の山を歩く

この3つのテーマに沿って本誌を活用すれば、新しい発見がきっと見つかるはずだ。

アクセスに優れた東京周辺の山とはいえ、山の特徴や難度の差も大きく、制覇するのはひと苦労だろう。だからこそ、本誌を何度も読んでぜひ長く楽しんでいただきたい。

紹介した数ある山々の中で、編集部・イトーのイチ押しは、奥多摩・天目山。日帰りには行程がやや厳しいものの、山頂からの展望は圧巻。

天目山(通称:三ツドッケ)からの展望。山頂は遠いが行く価値あり!(2016年1月撮影)


この山が展望に優れるのは、かつて一般の登山者が山頂一帯の樹木を勝手に伐採してしまったからだとか。もちろんこれは違法で、後に新聞沙汰になり、登山者には罰金が科されたという。そんな背景も知った上で登るとさらに感動もひとしお?

また、有名な山でもルートや季節を変えると世界が大きく変わる。例えば、誰もが知っている東京の名山・高尾山。北麓の裏高尾地区から歩く日影沢林道を行くと――。

高尾山とは思えない清流が流れる日影沢林道で近郊の山を再発見!(2017年9月撮影)


高尾山にこんなに美しい沢があるなんて知っていただろうか。京王線高尾山口駅からのコースも自然が豊かなコースは多いが、さらに一歩先のコースは別格で、特に初夏の花の季節がおすすめだ。

まだまだオススメの再発見の山は多い。例えば、この一枚、こちらは奥秩父・金峰山だ。こちらのおすすめポイントは、積雪期の風景! 

雪に包まれた金峰山山頂の五丈岩の神秘的な姿(2016年1月撮影)


無雪期には東の大弛峠から2時間30分ほどで山頂を踏める手軽な山のイメージだが、冬季は大弛峠が通行止めとなるため、西の瑞牆山荘から歩きはじめる。

雪山の登山技術は初級でも、日帰りなら往復8時間の健脚コース。しかし、新雪かつ快晴のタイミングで登れば、夏の金峰山のイメージとはまったく異なる感動を覚えるはず!

あなたも東京周辺の山に登って、新たな発見や自分のお気に入りをたくさん見つけてほしい。

 

日本の山 登山計画
教えてくれた人

山と溪谷編集部

私の登山は、そして登山界はこれからどう変わるのか。『山と溪谷』1月号は山の最新事情が詰まった一冊。
平成の30年間には、中高年や山ガールによる登山ブームがあり、インターネットの普及により登山の姿も様変わりした。
一方、山岳遭難は年々増加し、御嶽山の噴火といった自然災害も多発した。そんな平成を振り返り、新たな時代に登山がどう変化していくのか、登山用具メーカーや山小屋の主人などさまざまな識者に語ってもらった。

⇒ 山と溪谷1月号はこちら

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