ヒマラヤ未踏峰「アウトライヤー」挑戦記 ヒマラヤ未踏峰を目指すことになった理由 NHKの「実践! にっぽん百名山」の解説などでおなじみ、萩原編集長こと萩原浩司氏は、2013年秋、ネパール・ヒマラヤ未踏峰、「アウトライアー(現地名=ジャナク・チュリ)」を目指した。母校である青山学院大学の山岳部のOB会長も務める萩原氏は、自ら総隊長としてこの遠征隊に参加、その準備から登頂、そして帰国までを萩原氏の目を通しながら伝えていく。 2020.04.01
編集長が会社を40日間留守にするには、仕事を前倒しにする必要があるわけで・・・ 遠征隊への出発が近づく萩原編集長。遠征の予定は約40日間、その間の仕事を前倒しで行うために奮闘する萩原氏の心の叫びは、全サラリーマン登山者の悲哀かもしれない。 2020.04.02
出発日迫る! 慌ただしく荷物・装備を準備、高度順応トレーニングも進める 出発まで、いよいよカウントダウン開始となった萩原編集長。その前に、さまざまな準備に奮闘。高地順応、機材のチェック、新兵器の投入・・・。遠征の前の準備がどんなものなのか、その様子を確認してほしい。 2020.04.03
最終出社日の最後の仕事は、「会社内の自分の席の確保」 出発前の最終出社日が会社の席替えの日にあたってしまい、山積みの仕事と机の整理に追われ・・・。それでも、帰国後の自分の席を自分で確保して旅立てるだけでも「恵まれた環境」だという。 2020.04.05
ネパール・カトマンズに到着! 登山許可を取って、マウンテンフライトで現地へ いよいよ、ネパール・カトマンズへ! 登山許可証を提出して、後発隊の萩原編集長はヘリで現地入り。途中で見えるエベレストはじめ、ヒマラヤの名峰を眺めながら、アウトライヤーへの思いを馳せる。 2020.04.08
高度順応を図るために周囲をトレッキング。そして標高4095mのカンバチェンへ 先発隊に合流して、いよいよ遠征の開始。最初は標高4000m付近で高度順応を図る。その間、お世話になったキャラバンでの生活の様子、現地での食事などをレポートする。 2020.04.10
ベースキャンプへの長いキャラバン。樹林の中の道から草原の放牧地、最後は荒れ果てた氷河を登る 高度順応しながらの長いキャラバンを経てたどり着いたベースキャンプの標高は、ヨーロッパ・アルプスの最高峰モン・ブランの頂上よりも高い約5200m。目指すアウトライアーはまだ遠い。 2020.04.13
登山を支えるフリーズドライ食品と、疲労軽減のための「新・三種の神器」 長期の遠征では、胃腸の調子が成功のカギを握るといっても過言ではない! 今回の遠征のために萩原編集長が用意した胃袋にやさしい食糧と、自身がヘビーユーザーだと語る「三種の神器」を紹介する。 2020.04.15
頂上アタックは約1週間後。準備は当初の計画通りに着々と進む 遠征はいよいよ頂上アタックに向けた新たなステージへ! C1への荷揚げやC2の高度への順応など、当初の計画通りに準備を進めていく様子をレポートする。 2020.04.18
登山活動もいよいよ本格的な局面へ。アウトライアー南西壁を仰ぎ見た第一印象とは C1からC2へのルート工作と荷揚げなど登山活動が本格的な局面を迎える中、新しい高度で体調不良を訴える隊員も・・・。これから萩原編集長らが登ろうとしているアウトライアー南西壁は、どのような姿でそびえ立っているのだろうか。 2020.04.20