行程・コース
天候
初日 晴れ 2日目 晴れ 3日目 晴れ 風強し
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
沢渡BT駐車場までマイカー
乗り合いタクシーにて上高地入り
この登山記録の行程
1日目
上高地BT 5:17 明神 5:53 徳沢 6:28 横尾 7:08 槍沢ロッジ 8:24 水俣分岐 9:08
水俣乗越 9:56 北鎌沢出合い 12:02 北鎌コル 14:33
独標手前ビバーク点 16:44
2日目
ビバーク点発 4:23 独標 5:32 P13?(2873地点) 6:42 北鎌平 8:36
槍ヶ岳 10:18 肩の小屋 10:47
大喰岳11:28 中岳 11:52 南岳 12:49 南岳小屋 12:55
長谷川ピーク 14:35 北穂高岳 16:30 北穂テン場 17:17
3日目
テン場発 4:17 涸沢岳 6:04 穂高岳山荘 6:30 奥穂高岳 7:12 ジャンダルム 8:47 奥穂高岳 10:28 紀美子平 11:47 岳沢ヒユッテ 13:36 かっぱ橋15:55
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ルート情報
〇上高地-水俣乗越
上高地から水俣乗越までは、一般ルートの為割愛
〇水俣乗越-北鎌沢出合
水俣乗越からの下りは、ザレザレの下りでしばらくはかなり緊張する。
沢の右手に踏み跡が出てくるので、そちらを利用する。
途中に短い雪渓が出てくるが、北鎌に来るほどの実力者であれば、アイゼンが必要なレベルではない。
水は、2000m付近でようやく出るが、すぐに伏流水に。
出会い付近は水場なし
〇北鎌沢-北鎌のコル
北鎌沢は基本分岐は右。水は2200mほどまで、時々出てくる。
我々は、左俣との合流地点で満タンにした。
その上でも補充は可能だが、毎回有るかは何とも言えない。
クライマーズホイホイの分岐は分からず。
コルが頭上に見えてくると、草付きになるが、ルートがかなり崩壊が進んでおり、蟻地獄のようで、かなり消耗した。
コルには1張り分、ビバーク可能
〇北鎌のコル-独標
コルからもきつい登りがしばらく続く。
しばらくは踏み跡が明瞭で、迷うことはないと思われる。
北鎌のコルから独標までは、ビバーク点数か所ある。
我々は、独標下の基部でビバーク。岩陰で広く快適だった。
独標は、トラバースルートを選択。
トラバースの入り口には、オーバーハングの下が、すっぱり切れており、さらにザレている難所あり。ここは残置ロープがあり、こちらを頼った。
逆コ岩は、一段下のステップを使うと良い。
我々は、逆コ岩を過ぎて、直ぐに独標の斜面に取りついた。
独標ピークの少し先で稜線に戻ったが、ふみ跡も少なく、足元も緩々でかなりの緊張感を強いられた。正しかったのかは不明。
〇独標-槍ヶ岳
独標から北鎌平までには、ビバーク点は3か所ほどか。
稜線通しをとにかく意識をしないと、巻き道の踏み跡は下へ下へ行かされる。
北鎌平からは、カニのハサミ方向(東面)へ、踏み跡に従い誘導される。小さなケルンも所々あるので、見逃さないこと。
カニのハサミからは、チムニー3発。その他の斜面も全く気は抜けない。
フリーではかなりギリギリのラインかと。実際、我々も相方が登れず、何カ所かロープを出した。
最後のチムニーを登りきると、山頂の登山客の声が聞こえる。
最後は、ギャラリーに見られながら、山頂の祠の脇から登頂。
登山客に迎えられ、最高の気分になること間違いなし。
〇槍ヶ岳-北穂
中岳下に季節限定の水場あり。稜線歩きには、貴重な水場だが、雪解け水なので、季節限定かと。
大キレットは、多くの記録があるので割愛。体力勝負かと。
2日目は、北穂のテン場で泊。
北穂のテン場は賛否両論かと思うが、個人的には、静かで好き。
山小屋から10分以上歩くため、最低と思う登山者もいるか。
〇北穂-奥穂
個人的には、大キレットよりも、高度感も、技術的にも難しいかと思います。特に、涸沢岳近辺は注意。
〇奥穂-ジャンダルム
奥穂からジャンダルムへは、ウマノセ、ロバの耳と高度感が一気に上がる。また、登りも下りも、技術レベルの難易度が一気に上がる。
技術に不安がある登山者は立ち入るべきではない山域。
今回、我々はジャンダルムで今回の縦走旅を終了した。
〇奥穂-上高地
奥穂へ戻り、吊り尾根、重太郎新道を使い岳沢に下山。
吊り尾根は、鎖場に要注意。
また、登山者が多いのですれ違いには十分注意
重太郎新道は斜度がきつく、長いため、後半疲れて躓いたりする危険性が高い。岳沢小屋が見えても、焦らず、注意して下ることが必要。
上高地までは、最後の山旅を楽しみながら下る。
今回、初の北鎌へ。
ルーファイが命のルート。当然だがマーク等は全くない。
また、かなりの体力が消耗する区間でもある。
体力、ルーファイ、岩攀じり、軽量化、全ての山の力を試される。
その分、充実感は素晴らしかった。
その後、大キレット、ジャンダルムまで縦走し、非常に充実した山旅となった。
フォトギャラリー:12枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 |
ライター | カップ | クッカー | カトラリー | ||
【その他】
ヘルメット 2泊3日の登山道具を、軽量化に努め、32Lのザックに収めた。 |
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