行程・コース
天候
曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
二岐温泉に入る直ぐ手前にある二岐温泉駐車場に駐車しました。
とても広い駐車場で20~30台程度は余裕だと思います。(駐車場の北側がバスの一時停車兼転回場所となっているので注意しましょう)
この登山記録の行程
06:55 [07:00] 二岐温泉駐車場
07:05 [07:10] ぶな山荘前 ※休憩 無し [10分]
07:37 [08:00] 女岳登山口 ※休憩 5分 [20分]
09:34 [10:00]女岳 ※休憩 12分 [20分]
10:10 [10:35] 男岳 ※休憩 124分 [60分]
13:40 [12:55] 御鍋神社登山口 ※休憩 10分 ☆御鍋神社での休憩も含む [20分]
14:54 [14:05] 二岐温泉駐車場
休憩時間 … 2.5時間 [2.2時間]
行動時間 … 5.5時間 [4.9時間] ※計画の112%
合計 … 8.0時間 [7.1時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 22 (体重 58Kg / 荷物重量 13Kg)
※山と溪谷社公表の計算式より
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【コース状況】
全体的に綺麗に整備が行き届いていて歩きやすい登山道でした。道標もたくさんあって道迷いの心配もほぼ無さそうです。
女岳登山口から暫くは緩やかな登りですが、1100m付近を越えた辺りから地獄坂と呼ばれるロープのある急登になります。雨の後などは特に滑りやすいので下りが苦手なかたは女岳→男岳の反時計回りの周回としたほうが良いと感じました。
【周辺情報】
麓の「二岐温泉 柏屋旅館」にて一泊しました。
全国的にも珍しい自噴巌風呂があります。
※夜に入りに行きましたが、見た目で何処から湧いているのかわかりませんでした…ただ、湯船の底の際に熱い箇所が何ヶ所かあったのでそこから湧いていたのだと思います。湯温が高めでほとんど半身浴の状態でしたが体がぽかぽかに温まりました。
他にも内湯で男性専用の「滝の湯」と女性専用の「檜風呂」があります。日帰り入浴の時間帯はそれぞれ専用風呂ですが、宿泊者のみ夜にお風呂が入れ替わって両方の温泉に入れるようになっていました。一昨年リニューアルし露天風呂がそれぞれに付いたそうです。
料理も地産地消にこだわった山菜や岩魚などの山の幸や、福島牛に馬刺し等々盛りだくさんで、とても美味でした。
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チェックアウト後は会津若松市内のどら焼き屋さん 「どらや会津若松店」にてお土産に「生どら焼」を買っていきました。ほんのり甘めのホイップクリームが餡子の甘さを邪魔しません。生地もふっくらとしたカステラの様な感じでとても美味しく会津土産にぜひお勧めしたいです。
店内にイートインコーナーもありました。
※生菓子で要冷蔵なのでクーラーボックスを持っていくと便利だと思いました。
http://www.d-doraya.com/
どらやでの買い物の後は鶴ヶ城(会津若松城)を観光して行きました。
天守内が博物館となっていて古くは鎌倉時代~幕末と幅広い年代の展示物と歴史好きのかたにはかなり楽しめる内容となっていました。
https://www.tsurugajo.com/tsurugajo/
【感想】
梅雨入り後の貴重な晴れ間を利用して二岐山登山 & 二岐温泉宿泊へ行ってきました。
当初はソロ山行の予定でしたが、弟へ麓の二岐温泉を含め話を振ったところ休みを取ってくれ、急遽の二人旅となりました。
二岐山へ行く時は麓の二岐温泉宿泊とセットで!と前々から考えていました。
二岐温泉へ向かう道中~女岳登山口は快晴でしたが、だんだんと雲が湧いてきて女岳山頂手前では少しガスってしまいました…今回も展望はイマイチかなと思っていましたが男岳山頂からは意外と遠方の山々が見渡せました。チェックイン時間の調整も兼ねて山頂で昼休憩を取っていたところ、すっきりとは晴れませんでしたがだんだんと青空も見えはじめ、福島・新潟県境の山々もはっきりと見えるようになったので良かったです。また、登山道の新緑がとても綺麗でした。
今回も前回に続き山メシを作りました。
二人分で量も多いのでJetBoilでは無く、SOTOのST-330とJetBoilの1.5Lクッカーを使用しました。(JetBoil等のヒートエクスチェンジャー付きクッカーはバーナーとの組み合わせによっては不完全燃焼で一酸化炭素が発生する可能性がある為、注意が必要です!上記の組み合わせでは特段不具合は確認出来ていませんが、あくまで自己責任で!)
下山後はお待ちかねの温泉 & 美味しい晩・朝食、チェックアウト後は鶴ヶ城観光と贅沢極まりない山行となりました。
※二岐温泉は一般住宅は無く温泉宿しか無いまさに秘湯と言う言葉がぴったりな、観光地然としていない静かなひなびた温泉です。二岐山に登る際は是非、麓の温泉で一泊する事をお勧めしたいです!
下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/9006567178
フォトギャラリー:47枚
山行の数日前に新調した登山靴 (Sirio P.F.630)。
今回の山行はフィールドテスト兼、慣らし履きも兼ねています。
本日の朝飯。
那須高原SA 下り「ねぎラーメン 餃子セット」¥1,260
本日の山行のスタート&ゴール地点である二岐温泉駐車場。本日も一番乗りでした。
千葉の自宅出発 2:30 → 6:30頃到着。
はじめは一度来た道を少し戻り、ぶな山荘を少し過ぎた辺りで林道へ入ります。
女岳登山口へ到着。
駐車場と言うよりもカーブ付近の広い路肩に停めるような感じでした。
年季の入った登山口の標識。
鳥居があります。一礼をして通過しました。
はじめはなだらかな登りで歩きやすいです。
1100m付近を過ぎました。傾斜が増してきました。
地獄坂と呼ばれる急登を登る。ところどころに補助ロープ有り。
女岳の肩とよばれる平地に到着。
小さな祠がありました。
山頂結婚式を挙げたかたが居たようで、記念樹がありました。
僕「ドレスのままで登ったとしたら、相当の強者だな」
弟「後ろのヒラヒラに足引っ掛けて転びそうじゃないか?」
僕「大名行列みたいに後ろでヒラヒラが地面に付かないように持っていた人も居たんじゃ無いか?」
こんなくだらない会話をしながら一休憩(笑)
女岳山頂に到着。
女岳山頂は樹林に囲まれて展望はありません。
女岳から一度50mほど急坂を下って笹平へ到着。男岳へはここから100mほど登り返します。
※女岳から笹平への下りは地面が粘土質で滑りやすかったです。
二岐山山頂に到着しました。到着時点ではまだ雲が多く眺望はイマイチでした。
とりあえず山頂標識の前で一枚。
前回の三頭山に引き続き、今回も山メシです。
※今回は下山後に宿泊となっていますが、チェックインが15時からなので時間調整をする意味もありました。
まずは水500mLでミートソースを2袋温めます。
先ほどのお湯でさらにペンネを茹でて、そこに先ほどのミートソースを投入しパルメザンチーズを降って少し暖めて完成です。簡単なものですがお腹いっぱいで体も温まって美味と良い事ずくめの一品です。
終わりかけはセブンイレブンで買っておいたナンをつけて食べました。
昼飯を食べながら1時間半くらい待っていたら青空も見え始めました。写真は那須岳方面。
奥日光の山々。一番左の山頂が雲に隠れたピークは女峰山で隣に太郎山。中央やや左のピークは日光白根山。一番右の雪が残るピークは燧ヶ岳。
福島・新潟県境の山々。
左のなだらかなピークが会津駒ヶ岳。中央やや右の雲に隠れ気味のピークが荒沢岳や中ノ岳だと思われます。
平日でしたが他の登山客のかたが5名ほど登ってきていました。
猪苗代湖方面を望む。
左側に磐梯山も見えていました。
二岐山山頂の三角点。
たっぷりと休憩したので下山を開始します。
いきなりの急坂です。1350m地点を過ぎると傾斜が緩みます。
ところどころで小さな沢沿いを進む箇所があり、湿地帯のようになっていました。
標高1300m~ブナ平まではほとんど平らでとても歩きやすいです。
ブナ平に到着。
標識の場所だけスポットライトのように陽が当たっていて、なんだか幻想的でした。
陽がさして新緑が綺麗でした。
ミズナラの大木。
樹齢何年くらいのものなのでしょうか?
女岳方面とは違い原生林そのままの登山道でした。
男岳登山口(御鍋神社登山口)に到着。
御鍋神社にも立ち寄って行きました。
写真は神社の鳥居です。ここから少し二俣川側に下った場所に神社があります。
御鍋神社とサワラの大木。
大きな鍋が祀られています。
ここも平将門が逃れた言い伝えのある場所でした。
去年の雲取山、今年は城峯山と伝説を辿る山行となっています(笑)
※城峯山とは桔梗姫の描かれかたが全く違うのが面白いところだと思います。
二俣川の清流。
林道歩きですが、新緑が綺麗なおかげか飽きませんでした。
二岐温泉へ無事下山、お疲れ様でした。
駐車場で山頂でお会いしたソロのご年配の女性と再会しました。迎えの車を待っていたようなので、軽くご挨拶をして宿へ向かいました。
お待ちかねの宿にチェックイン。
温泉でサッパリした後、晩ご飯まで少し仮眠をとりました。
本日の宿の晩飯。
地産地消の山菜や岩魚の塩焼き、福島牛と馬刺し等々とても美味でした。登山に温泉、美味しい宿の飯と贅沢極まりないです。
翌日の朝食。
こちらも山菜などの山の幸がメインでとても美味でした。
ご飯が美味しくお互いに3膳ほどおかわりしてしまいました。
チェックアウト後は鶴ヶ城を見学していきました。
天気が良かったら赤瓦の天守が映えていただろうなと思います。
天守内部は博物館となっています。
鎌倉~幕末まで幅広い時代の内容となっていてとても見応えがあって面白かったです。
僕も弟も歴史が好きなので2時間ほど長居してしまいました。
鶴ヶ城横の稲荷神社。
磐梯山SA 上りにて昼飯兼晩飯「会津味噌カツ丼」¥830。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | GPS機器 |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
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