行程・コース
天候
3日間とも快晴
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路:松本駅5:30発のナショナルパークライナーに乗車(予約制)で
上高地に7時到着
復路:上高地バスターミナル16:00発のバスで新島々駅に、松本電鉄上高地線に乗り換えて17:22松本駅行きの列車に乗車 17:52松本駅到着
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(07:45)・・・河童橋(07:49)・・・風穴(08:52)・・・岳沢小屋(10:08)[休憩 5分]・・・岳沢パノラマ(12:00)[休憩 8分]・・・紀美子平(13:20)・・・最低コル・・・奥穂高岳(15:10)[休憩 10分]・・・穂高岳山荘(16:10)
【2日目】
穂高岳山荘(05:50)・・・涸沢岳(06:20)[休憩 5分]・・・涸沢のコル・・・北穂高岳(08:12)[休憩 10分]・・・A沢のコル(09:40)・・・南岳小屋(11:30)[休憩 30分]・・・天狗原稜線分岐(12:25)・・・中岳(13:20)・・・槍ヶ岳山荘(14:25)[休憩 5分]・・・槍ヶ岳(15:00)[休憩 18分]・・・槍ヶ岳山荘(15:40)[休憩 15分]・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(16:20)
【3日目】
槍ヶ岳殺生ヒュッテ(05:40)・・・槍ヶ岳山荘(06:15)[休憩 5分]・・・槍ヶ岳(06:40)[休憩 20分]・・・槍ヶ岳山荘(07:15)・・・ヒュッテ大槍(07:57)・・・グリーンバンド(08:40)・・・天狗原分岐(09:13)・・・天狗原(09:35)[休憩 7分]・・・天狗原分岐(10:03)・・・水俣乗越分岐(10:35)・・・ババ平(10:57)・・・槍沢ロッヂ(11:17)[休憩 10分]・・・一ノ俣(11:55)・・・横尾(12:40)[休憩 10分]・・・徳沢(13:37)・・・明神(14:18)・・・明神池(14:25)[休憩 15分]・・・明神(14:52)・・・河童橋(15:30)[休憩 5分]・・・上高地バスターミナル(15:39)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
日本上空を高気圧が覆い良い天気が続くと知り、計画を立てる。丁度10/1は土曜日でどこの山小屋も満員だったので探すのが大変だった。
9/30 金曜日 穂高岳山荘へ
東京八重洲バスターミナルから夜行バスで5時間ほど、松本バスターミナル到着。20分ほど早く着いたので窓口で5:30発車の上高地行きのナショナルパークライナー(予約制 ¥2,570)の乗車券を購入。
7時頃上高地バスターミナルに到着し、トイレ朝食柔軟水の補給と登山届を提出した後、出発。
人もまばらな河童橋、自然探勝路の木道を過ぎて岳沢登山口に。天然クーラーの風穴、ガレた河原の向こうに間ノ岳や西穂高岳を横目に10時頃岳沢小屋に到着。これで600mほど登るがここから重太郎新道を通り紀美子平まで標高差750mのアルプス屈指の急登。鎖や梯子が出始め、落石に備えてヘルメット着用し息を切らして登る。枯れたアザミがぽつぽつと。
13:19紀美子平(2920m地点)到着 ここに荷物をデポして前穂高岳に向かう人も多いが私はパス。
吊尾根を歩く。ペンキのサインを見逃すと多少危ないので慎重に歩く。見晴らしがよく右に紅葉には多少早い涸沢と色とりどりのテントが、左に西穂への尾根や双六岳が望め歩いていて楽しい。
15:10奥穂高岳(標高3190m)到着。穂高神社峯宮の祠がありお参り。ジャンダルムなど展望が良かった。ガスが出始める前に下り始め16時過ぎに穂高岳山荘到着一泊。 寝る所は一人一畳 2食¥13,500也。 20時過ぎ就寝。室内は満員で寒くはなく、酸欠で多少頭痛で起きる。 星空と涸沢の灯り、松本の灯りが綺麗。
10/1 土曜日 槍ヶ岳と殺生ヒュッテへ
4:30電気をつけられ起床。5:39日の出の後出発。目の前標高100mちょっと上の涸沢岳へ。15分で到着。次に北穂高岳に 凹になっているところを下りていくが鎖場の連続なのでゆっくり進む。涸沢槍に着きさらに鎖と梯子を使って最低コルへ下りていく。7:30奥壁バンドのトラバース道到着。下は切れていて、サインの見落としひとつで命を落としそう。やっと8:12に北穂高岳北峰到着(3106m地点)。流石に360°の眺望は素晴らしく是非ご自分の目で見ていただきたい。
山頂下に北穂高岳小屋の売店がありバッジ¥900購入して大キレットへ。まず北壁200mを一気に下りさらに下っていく。滝谷展望台のペンキ文字から10分程の場所に岩の上をぶっとい鎖が続いている所がここから飛騨泣き。足場が心もとないので鎖を上手に使用し下を確認して慎重に崖を下りる。この辺りは本当に落石が多いので落とさないように注意したい。
また20分程崖を下りて、谷底の A沢のコル到着。上に登り飛騨側に出るとナイフリッジの急登。上がればHピーク(長谷川ピーク)の文字。ここから最低コルまで下り、最低鞍部(低いとこ)を歩く。高度感がないので歩きやすい。10:50最低鞍部終端に着く。はしご2つが見えていて急坂が続きキツイ。
11:25息も絶え絶えでやっと稜線に出て南岳小屋に到着。目当ての名物 豚汁定食を注文¥1,800也。中ぶりの椀に具材たっぷしでやけどしそうなほど熱い!七味をかけていただく。正午出発
程なく南岳山頂(3032m)に。富士山も見えるが左の方からガスが迫ってきていてまっしろ。ガレ場の稜線をゆっくり歩き中岳、大喰岳と進む。この辺りはスマホが圏外じゃないのでありがたい。野生のオコジョを見かけた。
下りて登って14:27槍ヶ岳山荘に到着。荷物をデポして槍ヶ岳にとりつく。梯子は一人づつ登るため10人前後の渋滞。それでも下から30分程で頂上に立つ。想像通り素晴らしい眺望。何時間でも居れる場所だった。 帰りは20分程で下りれた。
15:50槍ヶ岳山荘から殺生ヒュッテに下り始める。グネグネのガレ場が疲れた足にダメージ。16:20殺生ヒュッテにチェックイン。一泊二食¥13,000 小屋泊は14人と少人数で寝る場所が広く拍子抜けする。シーツは無いので自前のインナーシーツを使う。朝は氷点下まで冷えるので厚着。19時頃外に出たが、星空をバックに槍ヶ岳が黒く聳えていた。20時消灯。
10/2 日曜日 上高地へ下山
4:30電気が付き起床。水は手が切れるほど冷たい。5時朝食。パッキングをして5:40出発。小屋横を10分程急登し東鎌尾根に出て槍ヶ岳に向かう。モルゲンロートが美しい。
6:15槍ヶ岳山荘前に着きまた槍ヶ岳に登る。渋滞もなく20分ほどで上に。雲がなく前日よりも眺望が良い。やはりアルプスは午前中が吉。
7:15東鎌尾根に戻り上高地へ下り始める。朝日がまぶしいなか岩場を歩き45分程でヒュッテ大槍に。ガレ場のグネグネ道をゆっくり下へ、抜きつ抜かれつ9:13天狗原分岐到着。ヒュッテで知り合った人に天狗池に行くことを勧められ荷物をデポし向かう事に。 なるほど高く屹立する槍ヶ岳が池によって逆さになって映るこの風景はここでしか見られず素晴らしいものだった。
10時頃もと来た道を戻り再度出発。ババ平・槍沢ロッヂ・二ノ俣と歩く。紅葉にはちょっと早かったが綺麗だ。沢から水が湧き出し大きくなって二ノ俣辺りでもう梓川になっているのも歩いていてよくわかる。
13時前に横沢を出発14時過ぎに明神に着き、穂高神社奥宮で嶺宮の御朱印を拝受(初穂料¥1,000)させていただいた。達成感もひとしお。
15:30人いきれの河童橋を過ぎ上高地バスターミナルへ到着。河童焼きで有名な上高地食堂でチーズソフト(¥350)を買って食べ、16時上高地を後にした。
フォトギャラリー:30枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ |
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