もう山の膝痛に悩まない。痛む部位に合わせた解決アプローチで膝のトラブルを解消しよう!
2021年2月15日発売の『山と溪谷』3月号の特集は「よくわかる!登山の膝痛解決法」。普段の生活では痛まないのに、登山中や下山後に「膝」が痛くなった経験のある人は多いだろう。本特集では、整形外科医の北村大也先生に「山でよくある膝痛のケース」を挙げてもらった。痛む部位ごとの特徴や痛みの原因を分類し、解決方法を探っていくのが狙いだ。
『山と溪谷』2021年3月号
特集「よくわかる!登山の膝痛解決法」
・第1章「“膝痛”はなぜ起こる?」
・第2章「登山の膝痛はこれで治す!」
・第3章「もっと快適に歩く」
第2特集「快適に使い続けるための山道具メンテナンス レインウェア&ダウン製品編」
特別企画「名物団子を味わう、春のハイキングガイド」
別冊付録「トレッキングポールのABC」
発売日:2021年2月15日
価格:本体価格1200円(税別)
ページ数:196
商品ID:2820901031
https://www.yamakei.co.jp/products/2820901031.html
『山と溪谷』2021年3月号
特集「よくわかる!登山の膝痛解決法」
・第1章「“膝痛”はなぜ起こる?」
・第2章「登山の膝痛はこれで治す!」
・第3章「もっと快適に歩く」
第2特集「快適に使い続けるための山道具メンテナンス レインウェア&ダウン製品編」
特別企画「名物団子を味わう、春のハイキングガイド」
別冊付録「トレッキングポールのABC」
発売日:2021年2月15日
価格:本体価格1200円(税別)
ページ数:196
商品ID:2820901031
北村先生は自身でもトレランやクライミングを楽しむ山ヤである。山の経験が豊かな北村先生いわく、登山で起こる膝痛は、膝の「内側」「外側」「前面」の3つに分類できるそうだ。どんな人がそれぞれの分類に当てはまるのか、キャラクターでわかりやすいモデルケースを立ててみた。
◆ 普段あまり運動をしておらず、肥満気味の〈内側イタコ〉さん
◆ 体力や筋力には問題なく、ガンガン行動するタイプの〈外側ワルオ〉さん
◆ 登山を始めて間もなく、体力がなく筋力も少ない〈前面ツラミ〉さん
◆ 普段あまり運動をしておらず、
肥満気味の<内側イタコ>さん
◆ 体力や筋力には問題なく、ガンガン
行動するタイプの <外側ワルオ>さん
◆ 登山を始めて間もなく、体力がなく
筋力も少ない<前面ツラミ>さん
あくまでモデルケースだが、「こんな人がなりやすい」というポイントを押さえている。自分に該当する要素がないか当てはめながら確認してほしい。
自分の膝痛がどれに分類され、どんな原因が考えられるかがわかったら、次は実践的なアプローチで解決に向けて取り組もう。本特集では「筋力強化のトレーニング」「膝痛緩和のストレッチ」「山での正しい歩き方」を解説しており、これら3つで多くの登山者の膝トラブルを解消できるのだ。
山の膝痛に有効なアプローチ方法は部位や原因によって多数あるが、本特集ではキャラクターアイコンで自分がやるべきことが示されているのもポイントだ。「内側(外側、前面)が痛む人は、この方法を実践しよう」と、取り組むべき内容が明確なので実行に移しやすい。日ごろからコツコツと取り組み、意識をすることで、膝痛を少しずつ改善していこう。
そして、最後に紹介したいのが「テーピング」と「膝をサポートするアイテム」。すぐに参考にできるよう、こちらも痛む部位ごとに効果のある方法や道具をまとめてみた。
テーピングは伸縮性のある「キネシオロジーテープ」を使って、痛みが出る前に予防する方法を解説。グッズは、「トレッキングポール」「インソール」「膝サポーター」「サポートタイツ」の4種類を取り上げている。
これらサポート系アイテムは、「自分に合ったサイズ」でないと大きな効果が得られないので、購入する際はショップのスタッフに相談したり、装着感を実際に試してほしい。
さらに、今月号には別冊付録として「トレッキングポールのABC」がついてくる。
バランスをとるだけでなく、足の疲労を軽減したり推進力をサポートしたりと、膝痛予防にもしっかり役立つトレッキングポールを使った正しい歩き方を解説する。
平坦な道、登り、下り、トラバース、ゴーロ帯、岩場といったように、細やかなシーン別のポイントが満載だ。特集と併せて、ぜひ活用してほしい。
プロフィール
山と溪谷編集部
『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。
From 山と溪谷編集部
発刊から約90年、1000号を超える月刊誌『山と溪谷』。編集部から、月刊山と溪谷の紹介をはじめ、様々な情報を読者の皆さんにお送りいたします。