登山×酒=究極の趣味? 雰囲気にも酔いしれる、山おちょこ

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「イマコレ」は、『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアップし、注目のポイントにクローズアップします。YAMAYAでは1カ月ほど遅れての転載となりますので、最新号のアイテムが気になる方は、ぜひ雑誌でもチェックしてみてください。今回のテーマは「山おちょこ」です。

「イマコレ」は、『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアックし、注目のポイントにクローズアップします。YAMAYAでは1カ月ほど遅れての転載となりますので、最新号のアイテムが気になる方は、ぜひ雑誌でもチェックしてみてください。今回のテーマは「山おちょこ」です。

写真=中村英史、文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)

写真=中村英史
文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)


登山愛好家におすすめの「山おちょこ」


お酒を飲むために作られた小さな器のおちょこは、呑兵衛にとって生活必需品といえる。それは登山時においても同じ。陶器製が一般的であろうが、なかには丈夫な金属製のものもあり、これならザックの中に気兼ねなく放り込んでおける。そのなかでも、特に山に持っていきたくなる2製品を紹介したい。


富山県の鋳物メーカー「能作」が作る「立山のぐい呑 - L」は、北アルプスの立山連峰をモチーフにした製品。剱岳、浄土山、奥大日岳などの山々を360度かたどり、谷や尾根が立体的に表現されている。素材は、古くから酒器や茶器にも使われていたという錫を用い、純度100%にこだわっている。イオンの効果で、酒がまろやかになるそう。富山県高岡市の伝統産業である鋳物の鋳造技術を用い、手にしっくりくる質感がよい。

能作「立山のぐい呑 - L」 能作「立山のぐい呑 - L」

能作 立山のぐい呑 - L
山座同定しやすいように、包装紙には山名が書かれている。立山に行くときにはぜひ持参したいものだ。
価格=4,180円(税込) サイズ=H43×ϕ69mm 重量=120g 
商品リンク:https://www.shopnousaku.com/shopdetail/000000000050/
お問い合わせ先:能作 https://www.nousaku.co.jp/
能作 立山のぐい呑 - L
山座同定しやすいように、包装紙には山名が書かれている。立山に行くときにはぜひ持参したいものだ。

価格
4,180円(税込)
サイズ
H43×ϕ69mm
重量
120g
商品リンク
https://www.shopnousaku.com/shopdetail/000000000050/
お問合せ
能作
https://www.nousaku.co.jp/

その名前からインパクトのあるEVERNEWの「TibiTibi 呑山臥酒」は、約15gの超軽量おちょこ。抗菌作用のあるチタン製で、やや幅広の、よく磨かれたフチは、酒の口当たりのよさが考えられている。銘の「呑山臥酒(どんさんがしゅ)」は、中国の古書『雲仙雑記(うんぜんざっき)』に記された「呑花臥酒(どんかがしゅ)」をもじったもの。〝山に呑み、酒に臥す〞という、これほど山と酒に酔うのにぴったりなおちょこはほかにない。テント泊に、山小屋泊に、左党な登山者の相棒だ。

EVERNEW「TibiTibi 呑山臥酒」 EVERNEW「TibiTibi 呑山臥酒」

EVERNEW TibiTibi 呑山臥酒
内側の底には「山」、外側の底には「呑山臥酒」の文字が刻印されている。接地面は少々ざらざらしており、置いたときに滑らないための工夫が施されている。
価格=3,850円(税込) サイズ=H31×ϕ75mm 重量=15g 
商品リンク:https://evernew-product.net/products/detail.php?product_id=5186
お問い合わせ先:エバニュー https://www.evernew.co.jp/
EVERNEW TibiTibi 呑山臥酒
内側の底には「山」、外側の底には「呑山臥酒」の文字が刻印されている。接地面は少々ざらざらしており、置いたときに滑らないための工夫が施されている。

価格
3,850円(税込)
サイズ
H31×ϕ75mm
重量
15g
商品リンク
https://evernew-product.net/products/detail.php?product_id=5186
お問合せ
エバニュー
https://www.evernew.co.jp/

山と溪谷2022年2月号より転載)

プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。

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イマコレ by 『山と溪谷』編集部

『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というアイテムを紹介。注目のポイントにクローズアップします。

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