【最終回】ただの小型バッグじゃない! 唯一無二の工夫がおもしろい、こだわりのサコッシュ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアップし、注目のポイントにクローズアップしてきた「イマコレ」。今回で最終回になります。テーマは「キワモノサコッシュ」。最後までお楽しみください!

『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアップし、注目のポイントにクローズアップしてきた「イマコレ」。今回で最終回になります。テーマは「キワモノサコッシュ」。最後までお楽しみください!

写真=中村英史、文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)

写真=中村英史
文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)


サコッシュ


最終回となる今回は、2017年10月の第1回のテーマとなったサコッシュを、2代目編集者・シラサワの視点で再チョイス。物を入れるという機能にプラスアルファの価値をつけた、頼れるキワモノサコッシュをご紹介しよう。


WONTONの「ワンタン フロシキタイベック M」はダイニーマ素材で作られた沖縄生まれの製品。驚くべきは、内側にタイベック素材の〝風呂敷〞が折りたたまれているところだ。古来、沖縄では「くわっちー(ごちそう)」を風呂敷に包んで持ち運ぶ風習があり、そこから着想を得て作られた。買い物など日常で使うのもアリだし、登山靴や着替えなど、バラけがちな荷物をまとめておくのもいい。防水性も高く、グラウンドシートやタープとしても使える。ありそうでなかった小さな万能選手だ。

WONTON「ワンタン フロシキタイベック M」 WONTON「ワンタン フロシキタイベック M」

WONTON ワンタン フロシキタイベック M
四隅にはハトメが付いていて、ペグダウンしたり、細引きを通したり、使い方の選択肢が広がる。
価格=3,850円(税込) サイズ=使用時H45×W45cm、収納時H11×W10cm 重量=25g
商品リンク:https://narrativeoutdoor.com/products/wonton-furoshiki-tyvek-lのコピー
お問い合わせ先:ナラティブアウトドアサプライ https://narrativeoutdoor.com/
WONTON ワンタン フロシキタイベック M
四隅にはハトメが付いていて、ペグダウンしたり、細引きを通したり、使い方の選択肢が広がる。

価格
3,850円(税込)
サイズ
使用時H45×W45cm、収納時H11×W10cm
重量
25g
商品リンク
https://narrativeoutdoor.com/products/wonton-furoshiki-tyvek-lのコピー
お問合せ
ナラティブアウトドアサプライ
https://narrativeoutdoor.com/

bitplayの「bitplay・Aqua Seal 防水ショルダーバッグ」は、水深1mに30分間沈めても浸水しないという防水・防塵規格IPX7を満たした製品。マグネットファスナーで着脱できるスマートフォン用バッグが付いているのが画期的で、登山中に雨が降っていても、沢登りをしていても、濡らしたり落としたりする心配なく画面を操作できるし、マップケースにもなる。420デニールのナイロンファブリックは耐摩耗性抜群。過酷な環境下でこそ真価を発揮する究極のサコッシュといえよう。

bitplay「bitplay・Aqua Seal 防水ショルダーバッグ」 bitplay「bitplay・Aqua Seal 防水ショルダーバッグ」

bitplay bitplay・Aqua Seal 防水ショルダーバッグ
ドイツのFidlock社製マグネットファスナーを使用しており信頼性が高い。落下防止の細引きが付いていて安心。
価格=10,980円(税込) カラー=グレーなど4色 サイズ=H170×W23.5mm 重量=25g 
商品リンク:https://kopek.jp/products/bitplay_aquasealactive/
コペックジャパン: https://kopek.jp/
bitplay bitplay・Aqua Seal 防水ショルダーバッグ
広げたサイズは1mと比較的大きく、広範囲に日陰を生み出せる。つり下げられるように先端に輪が付いている。

価格
10,980円(税込)
カラー
グレーなど4色
サイズ
H170×W23.5mm
重量
25g
商品リンク
https://kopek.jp/products/bitplay_aquasealactive/
お問合せ
コペックジャパン
https://kopek.jp/

山と溪谷2022年8月号より転載)

プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。

Amazonで見る

イマコレ by 『山と溪谷』編集部

『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というアイテムを紹介。注目のポイントにクローズアップします。

編集部おすすめ記事