旧ロゴ採用の登山靴に、アップサイクルのエマージェンシーブレーカー。老舗ブランドの原点を感じさせる復刻モデルに注目!

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「イマコレ」は、『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアップし、注目のポイントにクローズアップします。YAMAYAでは1カ月ほど遅れての転載となりますので、最新号のアイテムが気になる方は、ぜひ雑誌でもチェックしてみてください。今回のテーマは「アニバーサリーアイテム」です。

「イマコレ」は、『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアップし、注目のポイントにクローズアップします。YAMAYAでは1カ月ほど遅れての転載となりますので、最新号のアイテムが気になる方は、ぜひ雑誌でもチェックしてみてください。今回のテーマは「アニバーサリーアイテム」です。

写真=中村英史、文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)

写真=中村英史
文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)


アウトドアブランドのアニバーサリーアイテム


今回は2022年に節目を迎えた老舗ブランドの周年記念アイテムを紹介したい。

「CONERO 30TH LIMITED GTX」は石井スポーツが正規代理店を務めるイタリアの登山靴メーカー・アクの、日本上陸30周年記念ブーツ。中~長距離向けのトレッキングブーツ「コネロ」は、1996年に誕生して以来、多くの登山者に支持されてきた定番モデルだ。復刻モデルでは、しなやかさと安定感を両立した「コネロⅢ」をベースに、アッパーをヌバックレザーへと変更し、旧ロゴを採用。300足限定でシリアルナンバー入りという、プレミア感のある製品に仕上がっている。

アク(AKU)「CONERO 30TH LIMITED GTX」 アク(AKU)「CONERO 30TH LIMITED GTX」

AKU CONERO 30TH LIMITED GTX
タン、サイドのAKUロゴは、旧ロゴが採用されている。「30thlimited」の刻印入りだ。
価格=41,800円(税込) サイズ=UK6~10(25.0~29.0cm) 重量=790g(27.0cm、片足) 
商品リンク:https://www.ici-sports.com/topics/aku-30aniv/
お問い合わせ先:石井スポーツ(登山本店) http://www.ici-sports.com/
AKU CONERO 30TH LIMITED GTX
タン、サイドのAKUロゴは、旧ロゴが採用されている。「30thlimited」の刻印入りだ。

価格
41,800円(税込)
カラー
マスタードなど3色
サイズ
UK6~10(25.0~29.0cm)
重量
790g(27.0cm、片足)152g(M-L)
商品リンク
https://www.ici-sports.com/topics/aku-30aniv/
お問合せ
石井スポーツ(登山本店)
http://www.ici-sports.com/

「40th フライングエマジャケット」は今年40周年を迎えるアウトドアウェアブランド、フォックスファイヤーの一着。1982年の創業と同時に発売されたのが、パラシュート用の超軽量生地を使用した「エマージェンシーブレーカー」で、シンプルで機能的な同ブランドの方向性を決定づける大ヒット商品となった。そして今年、同製品を現代ならではの視点で復刻。それが、パラグライダーの廃生地をアップサイクル(再利用)するというもの。空を滑空していた生地がジャケットに生まれ変わるという、なんともロマンを感じさせるアイテムだ。

Foxfire「40th フライングエマジャケット」 Foxfire「40th フライングエマジャケット」

Foxfire 40th フライングエマジャケット
背面にはFoxfireの旧ロゴがプリントされている。縫製やプリントなど多くの工程で、職人の技術が生かされているという。
価格=16,280円(税込) カラー=マルチ(ワンオフ) サイズ=M、L 重量=140g(M) 
商品リンク:https://www.foxfire.jp/40th_flying_emergency_jacket/
ティムコ https://www.tiemco.co.jp/
Foxfire 40th フライングエマジャケット
背面にはFoxfireの旧ロゴがプリントされている。縫製やプリントなど多くの工程で、職人の技術が生かされているという。

価格
16,280円(税込)
カラー
マルチ(ワンオフ)
サイズ
M、L
重量
140g(M)
商品リンク
https://www.foxfire.jp/40th_flying_emergency_jacket/
お問合せ
ティムコ
https://www.tiemco.co.jp/

山と溪谷2022年6月号より転載)

プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。

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イマコレ by 『山と溪谷』編集部

『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というアイテムを紹介。注目のポイントにクローズアップします。

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