文字どおり、山を見る目が変わる!? 描くことで登山を趣深くするユニークなグッズをピックアップ

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「イマコレ」は、『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアップし、注目のポイントにクローズアップします。YAMAYAでは1カ月ほど遅れての転載となりますので、最新号のアイテムが気になる方は、ぜひ雑誌でもチェックしてみてください。今回のテーマは「山の画材」です。

「イマコレ」は、『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアップし、注目のポイントにクローズアップします。YAMAYAでは1カ月ほど遅れての転載となりますので、最新号のアイテムが気になる方は、ぜひ雑誌でもチェックしてみてください。今回のテーマは「山の画材」です。

写真=中村英史、文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)

写真=中村英史
文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)


「山の画材


新年度を前に、何か新しいことを始めたいと思っている登山者も多いのではないだろうか。そんな方々に、今回は「絵」を提案したい。絵を描くには、対象をよく観察しなければならず、今まで気づかなかった山の姿や自然が見えてくるはずだ。山が色づき、表情豊かになる春は、絵を挑戦し始めるにはぴったりの季節。持ち運び便利なポケットサイズの2製品を紹介しよう。


モンベルの野筆セットは、同社の辰野勇会長と、日本唯一の製硯師(せいけんし)・青柳貴史さんが共同開発を行なった毛筆セット。硯は宮城県産の「玄昌石」、墨は奈良県産、筆はウサギの毛を使用するなど、開発者のこだわりが詰まっている。沢の水で墨をすり、山で想ったことを書にしたためる。書だけでなく水墨画を描くのも最高にいい。そんな贅沢な山の時間の過ごし方を提案してくれるアイテムだ。

mont-bell「野筆セット」 mont-bell「野筆セット」

mont-bell 野筆セット
右の写真は測量野帳に描いてみた様子。墨の渋さが岩稜の表現にぴったり。墨をすったことのない編集部員でも簡単にすれた。
価格=9,350円(税込) カラー=ネイビーなど2色 サイズ=H22×W8.5×D2.2cm(収納時) 重量=228g 
商品リンク:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1124740&top_sk
お問い合わせ先:モンベル・カスタマー・サービス https://www.montbell.jp/
mont-bell 野筆セット
下の写真は測量野帳に描いてみた様子。墨の渋さが岩稜の表現にぴったり。墨をすったことのない編集部員でも簡単にすれた。

価格
9,350円(税込)
カラー
ネイビーなど2色
サイズ
H22×W8.5×D2.2cm(収納時)
重量
228g
商品リンク
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1124740&top_sk
お問合せ
モンベル・カスタマー・サービス
https://www.montbell.jp/

今年創業120周年を迎える老舗文具メーカー、呉竹の透明水彩セット。水を入れた筆ペンで、14色の固形絵具を溶かしながら使うのだが、水量の調整が簡単、かつ筆洗が不要という一石二鳥の筆がうれしい。絵具は顔料の粒子が均一なので、色を混ぜても鮮やかな色彩表現が可能。材料はすべて安全性に充分配慮しており、子どもも安心して使える。

呉竹「透明水彩セット 14色セット」 呉竹「透明水彩セット 14 色セット」

呉竹「透明水彩セット 14色セット」
右の写真は測量野帳に描いてみた様子。さまざまな色を重ね塗りしても鮮やかなまま。発色がよく、にじみ、ぼかしなど、幅広い技法に挑戦できる。
価格=3,080円(税込) サイズ=H16.5×W8.5×D2.3cm(収納時) 重量=133g 
商品リンク:https://item.kuretake.co.jp/kuretake-web/.../
お問い合わせ先:呉竹 お客様窓口 https://www.kuretake.co.jp/
呉竹「透明水彩セット 14 色セット」
下の写真は測量野帳に描いてみた様子。さまざまな色を重ね塗りしても鮮やかなまま。発色がよく、にじみ、ぼかしなど、幅広い技法に挑戦できる。

価格
3,080円(税込)
サイズ
H16.5×W8.5×D2.3cm(収納時)
重量
133g
商品リンク
https://item.kuretake.co.jp/kuretake-web/DispDetail.do?
お問合せ
呉竹 お客様窓口
https://www.kuretake.co.jp/

山と溪谷2022年4月号より転載)

プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。

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イマコレ by 『山と溪谷』編集部

『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というアイテムを紹介。注目のポイントにクローズアップします。

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