登山界でも普及間違いなし! 廃材を利用したおしゃれで高機能なエコグッズ

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「イマコレ」は、『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアップし、注目のポイントにクローズアップします。YAMAYAでは1カ月ほど遅れての転載となりますので、最新号のアイテムが気になる方は、ぜひ雑誌でもチェックしてみてください。今回のテーマは「アップサイクルギア」です。

「イマコレ」は、『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というちょっとニッチなアイテムをピックアップし、注目のポイントにクローズアップします。YAMAYAでは1カ月ほど遅れての転載となりますので、最新号のアイテムが気になる方は、ぜひ雑誌でもチェックしてみてください。今回のテーマは「アップサイクルギア」です。

写真=中村英史、文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)

写真=中村英史
文=白澤宗志(『山と溪谷』編集部)


廃材から生まれた「アップサイクル」のアイテム


本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、新たな付加価値をつけ、まったく新しい製品へと生まれ変わらせるプロセスを、アップサイクルと呼ぶ。素材まで分解して再利用するリサイクルよりも資源化のコストや環境負荷が少なく、近年世界的に注目が高まる分野だ。その流れは、高機能なファブリックを多用する登山ギア業界にも。元・廃棄物の素敵なアイテムを紹介しよう。


アメリカのフットウェアブランド、KEEN(キーン)のサコッシュは、マチがついていて、見かけによらず大容量。産業廃棄物削減を目的に、工場に残る廃材を有効活用したハーベストシリーズの一つで、ほかにも財布やバッグなど、とても廃材だったとは思えないおしゃれな製品がラインナップされている。もちろん、耐久性や機能性も抜群。カラーは4種でそれぞれ素材自体が異なるため、生地感で選ぶのもおもしろい。

KEEN「ハーベスト マテリアル サコッシュ ツー」 KEEN「ハーベスト マテリアル サコッシュ ツー」

KEEN ハーベスト マテリアル サコッシュ ツー
マチがあるので、財布やスマートフォンに加え、350mlペットボトルもすんなり入る。
価格=3,850円(税込) サイズ=H24×W24×D6cm 重量=104g 
商品リンク:https://www.keenfootwear.com/ja-jp/p/U-HARVEST-SACOCHE-II.html
お問い合わせ先:キーン・ジャパン https://www.keenfootwear.com/ja-jp/
KEEN ハーベスト マテリアル サコッシュ ツー
マチがあるので、財布やスマートフォンに加え、350mlペットボトルもすんなり入る。

価格
3,850円(税込)
サイズ
H24×W24×D6cm
重量
104g
商品リンク
https://www.keenfootwear.com/ja-jp/p/U-HARVEST-SACOCHE-II.html
お問合せ
キーン・ジャパン
https://www.keenfootwear.com/ja-jp/

2021年春に日本上陸したcotopaxi(コトパクシ)のザックは、他社工場で廃棄された残布を用いていて、カラーパターンには決まりがない。現地の職人たちが、入荷された高品質な残布の色や形を見て、その日作るアイテムや使用生地を決定しており、すべて一点もの。オンライン販売ではカラーは選べないが、それもまた魅力の一つだろう。

cotopaxi「ルゾン 24L バックパック デルディア」 cotopaxi「ルゾン 24L バックパック デルディア」

cotopaxi ルゾン 24L バックパック デルディア
巾着式の開口部はスムーズに開閉でき、ストレスがない。背面は大きく口が開き、パソコンやハイドレーションパックが収納可能。
価格=10,450円(税込) サイズ=H61×W30×D18cm 重量=420g 
商品リンク:https://cotopaxi.jp/products/luzon-24l-backpack-del-dia
お問い合わせ先:アルコインターナショナル https://alco-group.com/
cotopaxi ルゾン 24L バックパック デルディア
巾着式の開口部はスムーズに開閉でき、ストレスがない。背面は大きく口が開き、パソコンやハイドレーションパックが収納可能。

価格
10,450円(税込)
サイズ
H61×W30×D18cm
重量
420g
商品リンク
https://cotopaxi.jp/products/luzon-24l-backpack-del-dia
お問合せ
アルコインターナショナル
https://alco-group.com/

山と溪谷2022年3月号より転載)

プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。

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イマコレ by 『山と溪谷』編集部

『山と溪谷』編集部員が「今これが気になっている」というアイテムを紹介。注目のポイントにクローズアップします。

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