見頃は12月上旬まで!関西で楽しむ日帰り紅葉登山6コース
寺社や旧跡巡りと合わせて趣深い紅葉狩りを楽しめる山、黄金に輝くブナの森歩きを楽しめる山など、12月上旬まで楽しめる日帰りコースを6つ紹介する。
文=鈴木志野
目次
百里ヶ岳 黄金色に輝くブナの森を歩く(滋賀・福井)
滋賀と福井の県境に位置し、百里四方を見渡せることから名前が付いた百里ヶ岳。標高は931mで、600m以上には豊かなブナの森が広がっている。
かつては、鯖街道の別名をもつ福井側の根来峠からしかアクセスできなかったが、30年程前に地元山行会による百里新道が開かれ、京阪神から日帰りで登山可能になった。ここではその百里新道を通るルートを紹介する。
小入谷峠から百里新道を進むと、やがて黄色に色づくブナの森に。シチクレ峠、県境尾根出合を行くと、一等三角点のある百里ヶ岳山頂に到着する。帰路は白石山、根来峠方面へ。ここからの林道小入谷線からは晩秋・初冬にかけては雲海が見られ、紅葉と合わせて絶景ポイント。さらに大倉谷出を過ぎ、小入谷峠に戻る。コースタイムは6時間、見頃は10月下旬から11月中旬だ。
なお百里ヶ岳と根来峠間は琵琶湖北西の水源を歩く全長80kmの高島トレイルの一部で、ブナをはじめミズナラ、アシウスギの混生林で色鮮やかな紅葉が楽しめる。駒ケ岳や赤坂山などに足を延ばすのもおすすめだ。
行程・コース
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