冬こそおすすめの富士山周辺の山 日帰りコースガイド
冬は空気が澄んでいて、美しい景色を眺めることができる時期だ。そんなときにオススメなのが富士山を眺める登山だ。太平洋側に位置する富士山は、冬の間は天気も良く、周辺の山は雪のリスクも少ない。美しい富士山を姿を眺める登山を楽しもう！
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竜ヶ岳 富士山西面とドラマチックなダイヤモンド富士を望む（山梨）
本栖湖の南に位置する標高1485mの竜ヶ岳。本栖湖キャンプ場を起点にしたコースは、標高差約600mを約４時間半で歩くことができ、初心者や富士登山を目指す親子登山者などに人気がある。
竜ヶ岳のダイヤモンド富士（写真＝YKさん）
コースは明瞭。登山道入口から雑木林を抜けると、休憩地やあずまやの立つ稜線、そしてスズタケのつづら折りの登りが続く。そこからの眺めは、大沢崩れを右端に据えた高度感たっぷりの富士山西面のパノラマだ。やがて開放的な山頂に到着すると、東に富士山や御坂山塊、南に駿河湾、西に南アルプスの名峰といった絶景を望むことができる。さらに余裕のある人は、端足峠、雨ヶ岳、秀峰・毛無山方面へと足を延ばすルートもおもしろいだろう。
竜ヶ岳といえば、ダイヤモンド富士の名所であることは欠かせない。ちょうど年末年始が時期になり、元旦にはダイヤモンド富士の初日の出を求めて多くの登山者で賑わう。ぜひ一度は目にしてみたいドラマチックな光景だ。
行程・コース
最適日数：日帰り 3時間25分
総歩行距離：4,790ｍ ／上り標高： 647ｍ 下り標高： 649ｍ
行程：竜ヶ岳登山口(08:00)・・・あずまや(09:05)・・・新道分岐(09:40)・・・竜ヶ岳(09:55)・・・新道分岐(10:05)・・・本栖湖畔登山口(11:25)
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