冬こそおすすめの富士山周辺の山 日帰りコースガイド

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冬は空気が澄んでいて、美しい景色を眺めることができる時期だ。そんなときにオススメなのが富士山を眺める登山だ。太平洋側に位置する富士山は、冬の間は天気も良く、周辺の山は雪のリスクも少ない。美しい富士山を姿を眺める登山を楽しもう!

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雨ヶ岳・毛無山 富士山の高展望台を縦走する(山梨・静岡)

竜ヶ岳から稜線でつながるのが、標高1772mの雨ヶ岳、そして一等三角点のある1946mの毛無山だ。毛無山は天子山塊北部にある最高峰で登りごたえ十分、1月から3月頃までは積雪があるので軽アイゼンなど装備をしっかり用意して向かいたい。

雨ヶ岳から見える富士山(写真=含鉄さん

いずれの山頂からも富士の雄姿を裾野からたっぷりと眺めることができ、眼下に朝霧高原の展望も楽しめる。また毛無山の手前にある稜線上の最高地点1959mの大見岳近辺も展望スポットになっている。この縦走コースは所要時間約7時間半とやや長めで、端足峠から雨ヶ岳までは急登が続くが、それ以降はクマザサなどが刈り込まれ整備されているところも多いので比較的歩きやすい。

さて雨ヶ岳でも竜ヶ岳同様に年末年始にかけてはダイヤモンド富士の日の出を見ることができ、多くのカメラマンがその瞬間を待ち構えている。ちなみにその決定的瞬間は日の出からおよそ1時間後ということだ。

行程・コース

最適日数:日帰り 7時間35分
総歩行距離:11,283m /上り標高: 1242m 下り標高: 1384m
行程:根原バス停(08:00)・・・A沢貯水池(08:15)・・・端足峠(09:15)・・・雨ヶ岳(11:25)・・・高デッキ(12:15)・・・大見岳(13:05)・・・毛無山(13:25)・・・地蔵峠・麓分岐(13:35)・・・不動の滝展望台(15:00)・・・ゲート(15:20)・・・無料駐車場(15:35)
高低図
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