登山後の温泉で大活躍! ザックに忍ばせておきたい入浴グッズ
登山の後の楽しみといえば温泉。汗を流してリラックスするために、あれこれバスグッズ持っていきたくなるけれど、重量のことを考えるとミニマムにとどめたい。そんなアンビバレントな登山者の気持ちに応えるアイテムを紹介しよう。
構成=山と溪谷オンライン、イメージ写真=加戸昭太郎
目次
登山にバスグッズって必要?
登山の後の温泉は山の楽しみのひとつ。登山でかいた汗を流し、疲れを癒やしてリラックスすれば、充実度が一気にアップすること間違いなしだ。そんな温泉の楽しみを演出してくれるのがバスグッズ。ザックに入れていた手ぬぐいやフェイスタオル一本で洗体も湯上がりも済ませてしまう猛者もいるが、ちょっとしたアイテムを追加することで、より快適に入浴を楽しめるようになる。
マイカー登山はともかく、公共交通を利用するときや、山中の温泉に泊まる登山プランのときは、バスグッズはできる限り軽く、コンパクトにおさめたい。そんな登山者にぴったりのアイテムを紹介しよう。
石鹸なしでもすっきり!
ファイントラック ナノタオル
[ここに注目!]
山の温泉では石鹸が使えないケースもあるが、お湯だけですっきり汚れを落とせるのがこのタオル。隠れたロングセラーで、愛用する登山者も多い。世界最先端の超ファインポリエステルファイバーの力で、石鹸なしで汚れや皮脂・油をすっきり落とせるのだ。ぱっと見てわかる両面非対称構造で、凹凸が大きい白い面はハードな汚れ落とし用、フラットな青い面はソフトな拭き取り用に向いている。広げて干せばすぐ乾くのも山では便利なポイント。暑い季節は水で濡らして首元をクーリングしながら歩き、下山後はそのまま入浴タオルに。もちろん、ボディソープをつけて、通常の浴用タオル同様に使ってもOKだ。
価格 | 3,630円(税込) |
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重量 | 40g |
サイズ | 85cm×38cm (収納時:6cm×9cm) |
素材 | 本体=ポリエステル100%、 袋=ナイロン100% |
カラー | キウイ(写真)など全3色 |
速乾軽量コンパクトなのにバスタオルサイズ
シートゥサミット ドライライトタオルL
[ここに注目!]
ミニマリストなら日本手ぬぐいやフェイスタオル1本ですべて済ませることもあるが、「やっぱりバスタオルがほしい」というロングヘアーの人や女性もいるのでは。そこで、軽くコンパクトで、速乾性に優れる大判のタオルはいかがだろうか。かゆいところに手が届く多彩なアウトドアギアで知られるシートゥサミットのドライライトタオルは、肌触りのよいスエード調素材で、自重の3倍の水を吸収できる吸水性が魅力。Lサイズは60×120cmでレギュラーサイズのバスタオルとほぼ同じだが、145gとコットンタオルの半分ほどの重さ。登山だけでなく、キャンプや旅行でも活躍しそうだ。
価格 | 3,080円(税込) |
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重量 | 145g |
サイズ | 60cm×120cm |
素材 | 本体=リサイクルポリエステル80%、ポリアミド20% |
カラー | アトランティックウェーブ(写真)など全6色 |
固形セッケン派に朗報!
マタドール フラットパックソープバーケース
[ここに注目!]
昔ながらの牛乳石鹸やマルチに使える無添加石鹸など、「やっぱりセッケンは固形がいちばん!」という人、使用後の濡れたセッケンをそのまま仕舞って、ドロドロになってしまった経験をお持ちではないだろうか。そんな人におすすめのセッケン入れがこれ。なんと、セッケンを濡れたまま入れて密閉しても、そのうちが乾いてしまうという「ドライ・スルーテクノロジー」を採用しているのだ。圧着コーデュラ素材で、プラスチック製石鹸ケースの1/3ほどの軽さで1/6ほどのコンパクトさ。人体に無害なBPAおよびPVCフリーなのもうれしいところだ。
価格 | 2,090円(税込) |
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重量 | 11g |
サイズ | 10cm×6cm×3㎝(最大サイズ) |
カラー | チャコール(写真) |
手ぐし卒業、このサイズなら持っていける!
無印良品 ポリプロピレン折りたたみヘアブラシ
[ここに注目!]
かゆいところに手が届くアイデアや、すっきりしたデザインの日用品で人気の無印良品は、登山で愛用している人も多いブランド。そんな無印良品のなかでもおすすめなのが、半分に折りたためるヘアブラシだ。「ちょっと邪魔だし、どうせ帽子かぶるからいいか・・・」と、持っていくのを断念しがちなアイテムのひとつがヘアブラシだが、このサイズならトイレタリーケースに無理なく収納できる。無印良品にはかつて折りたたみ式歯ブラシもあったが、現在はラインナップされていないのが惜しい。
価格 | 190円(税込) |
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重量 | 約20g |
サイズ | 9.8cm(展開時18.4cm) |
わずか4g!刃物メーカーのアイデア商品
貝印 紙カミソリ
[ここに注目!]
さまざまな刃物でおなじみ貝印は、使い捨てカミソリ国内シェアNo.1のメーカーでもある。同社が作った驚きのアイデア商品が「紙カミソリ」だ。脱プラスチックのエコな取り組みとして開発されたアイテムだが、まさに山にぴったり。使用前は厚さ約3mm、重さ約4gの一枚の紙。これを折り紙のように組み立てて使うのだ。耐水性と剃る時の安定感を兼ね備え、組み立てやすいよう、ほどよい厚みの紙を採用している。1回使い切りなので、登山中はヒゲを伸ばしておいて、下山後に1回だけ剃る、という使い方に向いている。もちろん薄くて軽いので、毎日ヒゲを剃りたい人は日数分持っていってもかさばらない。
価格 | 275円(税込、2本入り) |
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重量 | 約4g(1本あたり) |
サイズ | 組立前=13.15cm×5.97cm×厚さ0.31cm、組立後=9.6cm×4.16cm×厚さ1.7cm |
お気に入りのシャンプーを持っていこう
ヒューマンギア ゴートゥーブ
[ここに注目!]
最近はほとんどの入浴施設にボディーソープやシャンプーが備え付けてあるが、こだわりがあったり、敏感肌だったりで、普段から使っているものを持っていきたいという人もいるはず。そんなときにおすすめなのが、このシリコン製のチューブ。広口で詰めやすいので、出発前の準備も手早く簡単にできる。柔らかく、耐久性があるので、中身を押し出しやすい上、したたりにくい構造で液漏れしないから、ザックの中で悲劇が起きる心配もない。キャップにはフックもついているので、浴場でちょっと引っかけておくような使い方もできる。サイズは3種類あるが、山のバスグッズには容量53mlのSで充分だ。
価格 | 1,100円(税込、S) |
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重量 | 45g(S) |
容量 | 53ml(S) |
サイズ | 5.08cm×8.25cm×3.81cm(S) |
素材 | 本体・バルブ=シリコーン、 キャップ=ポリプロピレン |
カラー | クリア(写真)など全5色 |
中身が見えにくいファスナー付きトート
グラナイトギア エアキャリアー
[ここに注目!]
下山後の温泉で、入浴セットや着替えを入れるときに便利なトートバッグ。コンパクトに携行できるエコバッグを使っている人も多いだろう。でも、シンプルなエコバッグ派に使ってみてほしいのがこのアイテム。一見ふつうのシルナイロンのトートバッグだが、ファスナーで開閉できるのがミソ。着替えなどを無造作に入れても中身が見えないし、脱いだ山ウェアのにおいも気にならない。シルナイロン素材で、濡れたタオルもそのまま入れられるのもうれしい。明るい色もきれいだが、コヨーテやブラックなど暗めの色を選べば中身が透けにくい。ハンドルが長めなので、靴脱ぎ場や券売機で両手を使いたいときに、さっと肩からかけやすいのもポイントだ。
価格 | 4,730円(税込) |
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重量 | 80g |
容量 | 20L |
サイズ | 33cm×30cm×20cm (収納時11cm×12cm) |
素材 | 30Dシルナイロンコーデュラ |
カラー | ローラーティール(写真)など全7色 |
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