【10月7日更新】白馬・後立山連峰、紅葉は柏原新道を下降中。秋山紅葉情報2024
北アルプスでも遅れがちな2024年の紅葉。白馬・後立山連峰の最新情報をお届けする。
構成=山と溪谷オンライン
紅葉の名山がひしめく白馬・後立山連峰
北アルプス北部の雄・白馬岳から唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳へと続く稜線は、紅葉の見どころが多いエリアだ。スキー場のロープウェイなどが利用できるコースも多く、稜線の快適な山小屋に宿泊すれば、気温の下がる秋でも安心して登山が楽しめる。
10月6日 紅葉前線は柏原新道を下降中(冷池山荘)
稜線はピークを過ぎました。種池山荘周辺は晩秋へ向かいます。紅葉前線は柏原新道を大下降を開始しています。来週末スポーツの日の三連休は中間帯が見頃になりそうです。ちょっと渋めの今年の紅葉シーンですが、それはそれで味わい深いものです。
10月3日 冷え込みで一気に山肌が色づき始めました(五竜山荘)
少し遅れぎみだった紅葉が、今朝の冷え込みで一気に山肌が色づき始めました。ピークは週明けといったところでしょうか。
10月3日 主稜線の紅葉はピークを迎え、次第に山腹~山麓へ(冷池山荘)
小屋の立つ2400m台の主稜線の紅葉はほぼピークを迎えました。今年は紅葉に必要な冷え込みが少なく、稜線では落葉していまう葉もあるなか、運よく黄葉にまでこぎつけた木々はそれぞれが精一杯の紅葉シーンを披露してくれました。 ちょっと渋めの今年の稜線の紅葉紅葉でしたが、このあとは次第に前線を山腹~山麓へと下げて行きます。
9月26日 稜線はすっかり秋(唐松岳頂上山荘)
台風通過後から一気に気温が低下してきました。日中でも風があれば寒く感じます。稜線はすっかり秋となりました。登山者もほとんどの方が長袖姿です。来週は雪予報もあり装備の油断は禁物です。
9月25日 ようやく紅葉スイッチON(冷池山荘)
秋が少し前進。山荘でもようやく最低気温3℃程度になり、朝方は寒さを覚えるようになりました。日差しが強くても稜線を渡る風は冷たいものに変わってきています。ようやく秋の世界が到来。遅れていた稜線の紅葉もようやくスイッチが入った感じです。
今秋は高温が続き稜線の木の葉は、今ひとつ元気がありませんでしたが、今後冷え込みが続けば、頑張って今一段のステージを披露してくれることと期待しています。服装選びも抜かりなきようお願いいたします。
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この記事に登場する山
紅葉情報
秋が深まるにつれて、山の表情は刻々と移ろっていきます。北は北海道、標高の高い日本アルプスから九州の山まで紅葉前線を追いかけて、全国の登山エリアの最新情報をお届けします。
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