登山者だけが「歩かず」「待たず」味わえる至高のグルメ。魅力あふれる60軒の下山メシガイド
登山を終えた後に、下山口から「歩かず」「待たず」にフラリと立ち寄りたいお店。そんな場所を集めたのが『関東周辺 美味し愛しの下山メシ』。登山計画に必須のグルメ本だ。
山に関する新刊の書評を中心に、山好きに聞いたとっておきもご紹介。
登山者だけが「歩かず」「待たず」味わえる至高のグルメ。魅力あふれる60軒の下山メシガイド
登山を終えた後に、下山口から「歩かず」「待たず」にフラリと立ち寄りたいお店。そんな場所を集めたのが『関東周辺 美味し愛しの下山メシ』。登山計画に必須のグルメ本だ。
日常で極地を思い極地で日常を思う。写真家のエベレスト『エベレストの空』【書評】
「どうしてもエベレストへ行きたいという衝動に駆られ、計画は始まる。いったいどんな景色が待っているのか。自分が行くことで何を世の中へ伝えることができるのか。」
雪の中を歩く、たったひとりで。風と命の物語『PIHOTEK 北極を風と歩く』【書評】
「世界にただひとりいるという圧倒的な孤独を、彼がどのように感じているかはわからない。それは、北極とはそのような場所だという諦念なのかもしれないし、やっとひとりになれたという、心の底からわき上がってくるうれしさなのかもしれない。」
山で食べるものは格別の味がする。キャベツもしかり!?『山のごはん』【書評】
本書は沢野さんが過去に発表した、山ごはんにスポットを当てたイラスト&エッセイのなかから、18タイトルをまとめたもの。関東や北アルプスの山々を中心に繰り広げられる山行は、ゆったりとした低山ハイクあり、ハードな登攀ありで、キャンプめしに山小屋ごはん、行動食が次々に登場する。
自然のなりたちに一歩踏み込んだ知的観光のススメ『日本の自然風景ワンダーランド』【書評】
本書は「頭を使った観光旅行をしよう」というテーマで、地理学者の著者が知的観光の楽しさを提案する。
ユーモラスな語り口でしくみを説く『富士山はいつ噴火するのか? 火山のしくみとその不思議』【書評】
専門書が苦手な人も、本書を知見とユーモアがある友人だと思って気楽に手にとってみてほしい。
山小屋の静寂と友との語らい、四季の美『フォンターネ 山小屋の生活』【書評】
小説を書けなくなった男はモンテローザに近い標高1900mの山小屋で一人暮らしを始める。小屋周りの情景描写、牧羊犬とのふれあいなど、いろいろなエピソードが満載だ。でも、男がかけがえのない2人の友を語る話のほうに、より心惹かれる。
文と写真でブナ林の神髄に迫る『ブナ林からの贈りもの』【書評】
1993年刊行、文庫版で再刊された本書には、画家の故・熊谷榧さんが全国9カ所のブナ林を訪れた紀行文が収められている。現地に暮らす、山に精通した人々との心温まる交流を通じて、未来に残すべきブナ林の恵みの豊かさを訴えている。
屋久島の大決戦!『屋久島トワイライト』【書評】
屋久島で繰り広げられる一大活劇に往年の東宝特撮のタイトルを思い浮かべてしまった。舞台は洋上のアルプスと呼称される屋久島である。島でありながら人を寄せ付けぬ深山の存在、そこには妖しのモノ達が潜んでいるのだ。
山に詳しい医師が体の悩みを解決する方法をアドバイス『登山のダメージ&体のトラブル解決法』
登山中のトラブルには、膝痛、熱中症や高山病、虫刺されや凍傷、さらに最近では急な心臓疾患など多岐にわたる。本書では、トラブルを抱えている人だけではなく、これから起こるかもしれない人にとっても、参考になるアドバイスが盛り込まれている。