日光のさまざまな魅力に触れる『日光ハイキング案内』【書評】
『日光』という地名から、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。荘厳な寺社の建築物。山頂から見下ろす雄大な風景。湖でやっと釣り上げた憧れの魚……。
山に関する新刊の書評を中心に、山好きに聞いたとっておきもご紹介。
日光のさまざまな魅力に触れる『日光ハイキング案内』【書評】
『日光』という地名から、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。荘厳な寺社の建築物。山頂から見下ろす雄大な風景。湖でやっと釣り上げた憧れの魚……。
“推し”にキュンとする野鳥観察『なつのやまのとり』【書評】
山や森で鳥に出会うたび、いつも心が踊る。けれど声や姿から鳥の種類を見分けるにはハードルが高く、もどかしさをずっと抱えていた。でも、『なつのやまのとり』を読み始めると、なぜだろう、まだ実際に鳥たちを観察できたわけでもないのに、すでに鳥とすこし仲良くなれた気分になっている。
他人事ではない生還へのヒント『山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難』【書評】
山での遭難といえば、道迷い、転・滑落、雪崩などを連想する方が多いと思うが、過去の常識では考えられない「まさか」ということが近年の山では起きている。本書では数々の「まさか」が紹介され、興味深い事例がいくつか取り上げられており、あらためて山に存在する隠れたリスクについて考えさせられた。
縦横無尽に歩くための指南書『増補改訂版 詳しい地図で迷わず歩く奥武蔵・秩父 500㎞』【書評】
奥武蔵・秩父の山を歩きつくすためのガイドブック。
山に向かう5人の女性たち『マウンテンガールズ・フォーエバー』【書評】
鈴木みきさん初の小説は、5人の女性の山をめぐる物語。
愛憎の念が入り交じる人物ルポ『さよなら、野口健』【書評】
野口健という名前を知らない本誌の読者は少数派なのではないかと思う。その人物像を、魅力も欠点も知り尽くした筆者が書き綴る。
登攀の歴史からルート解説まで 『日本50名ルート』【書評】
日本を代表する50ルートの歴史やルートを解説。クライマーの横山勝丘さんの書評。
奥多摩歩きのお供にどうぞ 『奥多摩ハイキング案内』【書評】
奥多摩歩きがもっと楽しくなるガイドブック。ライター・編集者の熊沢正子さんの書評です。
裸一貫で臨む制約からの解放『裸の大地 第一部 狩りと漂泊』【書評】
角幡唯介さん最新刊。グリーンランドを旅した冒険家は、何を思想したのか。北極冒険家・荻田泰永さんの書評。
昆虫研究に人生を捧げて 『マリア・ジビーラ・メーリアン 蟲愛ずる女』
17世紀の昆虫学者、マリア・ジビーラ・メーリアンの一生を、彼女が残した美しい昆虫画とともに読む。ライター・池田菜津美さんの書評。