行程・コース
天候
3日通して快晴!雨無し!
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
19日0時に畑薙臨時駐車場着、駐車率は50%程度。19日は送迎バスの臨時便が6:00に5台出ました。1台27~28人乗りですので、130人超が始発よりも早く登山口へ輸送されました。
この登山記録の行程
【1日目】
聖岳登山口(07:10)・・・聖沢吊橋(08:00)・・・滝見台(10:00)・・・聖平小屋[休憩 20分](11:10)・・・薊畑分岐(11:45)・・・小聖岳(12:15)・・・聖岳[休憩 10分](13:00)・・・兎岳避難小屋(14:45)
【2日目】
兎岳避難小屋(04:15)・・・小兎岳(04:30)・・・中盛丸山(05:15)・・・大沢岳(05:45)・・・百間洞山の家[休憩 20分](06:20)・・・百間平(07:20)・・・赤石岳[休憩 20分](08:40)・・・赤石小屋分岐(09:10)・・・小赤石岳(09:20)・・・大聖寺平(09:45)・・・荒川小屋[休憩 20分](10:10)・・・中岳[休憩 20分](11:40)・・・悪沢岳(東岳)[休憩 10分](12:50)・・・中岳(13:30)・・・前岳[休憩 10分](13:40)・・・中岳(14:00)
【3日目】
中岳(04:15)・・・悪沢岳(東岳)[休憩 10分](05:00)・・・丸山(05:30)・・・千枚岳(06:00)・・・千枚小屋(06:15)・・・駒鳥池(06:35)・・・見晴岩(07:00)・・・蕨段(07:10)・・・清水平(07:30)・・・小石下[休憩 10分](08:00)・・・吊橋(08:55)・・・滝見橋(09:00)・・・椹島ロッヂ(09:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
19日朝4時起床、まずはバス停に向かいます。ザックの列は既に30人超え。最後尾にザックを置いて着替えやら食事やら出発の準備をします。朝駆けの甲斐あり5:30に東海フォレストの社員が来て臨時バスの案内を始めます。6時発の5台の内、2台目に乗車、始発よりも2時間早い、7時に聖岳登山口に到着、登山開始です。
聖平への登りは高低差があまりないためグングンと足が伸びます。11時に聖平小屋に着きましたが、19日は続々とやってくる登山者で収容率300%超が予想できたため、前進を決意。小屋番さんに先へ行くことを告げると応援していただき、なおかつ宿泊するわけでもないのにフルーツポンチをいただきました、元気をもらい聖岳への登りに取り付きます。
聖岳は急な砂礫の道を九十九登り、背後に7月に登った上河内岳を望みながら牛歩のようにゆっくり進みます。ちょうどガスが晴れた瞬間に登頂、正面には翌日登る赤石岳、そして東尾根の下降点、奥聖。しかし今日はここでは終われません、一気に300m下降、そして登り返し兎岳避難小屋へ向かいます。
兎岳避難小屋は古くに作られたブロック積みの小屋ですが、崩壊気味のため2009年に補修し、内部にもう1つプレハブ小屋を作りシェルターとして使えるようにしたものです。収容人数は余裕をもってMAX8人程度でしょうか(小屋前にビバークサイトあり)水場もトイレもありません(中岳避難小屋の小屋番さんに隠し水場を後に教えてもらいました、実は近くにあるようです)シルバーウィークで各小屋大混雑の中、宿泊者は私一人!寂しいことこの上ないですが伸び伸びとリラックスして寝られるのが一番です。
と、思って日没後寝ていたら単独の方2人が相次いで到着、少しびっくりしましたが寒い小屋が少し暖かくなりました。
20日は前日に偵察をすませた兎岳を経て赤石岳へ向かいます。赤石岳手前で避難小屋で同宿した方に追いつき、以後中岳まで同行しました。赤石岳直下は急なガラ場、数々の偽ピークにガッカリしながら頂上へ。赤石岳避難小屋は昨晩は定員の4倍泊まったとのこと、恐ろしい。
赤石岳山頂で周囲を見渡すと草紅葉が山域全体を染めていることがよくわかります。
荒川小屋へ下り水を満タンに補給し、悪沢岳に取り付きます。
紅葉した花畑の斜面を登りきると、荒川中岳に飛び出します。中岳避難小屋で真っ先に宿泊受付をすませ、角ポジションをゲット!
その後は空身で悪沢岳、荒川前岳をピストン。帰って来ると19日は宿泊者はほとんどいなかった中岳避難小屋も20日は団体さんが到着しており40人程度の宿泊者で賑わっていました。団体さんのザックが1階を占拠し、食事台の上にまで泥だらけのザックやストック置いていく仕業は、、、最近見てイライラする前に自分で片付けてしまうようになりました(笑)
寝床は並びを工夫すれば隣の人と肩がふれるようなことも無く(消灯直前に到着した方々は大変でしたでしょうが…)、照明もないため18時過ぎには皆寝始めて19時には全員就寝と、快適に寝ることができました。
21日は風が小屋を叩く音で目が覚めました。中岳避難小屋は朝3:30以前の出発準備不可のため多くの登山者が3:30に行動開始、私も4:00過ぎに出発。悪沢岳に登頂したころから夜が明け始め、丸山に至る稜線で夜明け、富士山の北にサンピラーが美しく伸びていました。
その後は一気に下降し、始発バスで到着した団体さんで吊橋が一方通行化する前に下山完了、10:30のバスの整理券をゲット、無事に帰還しました。
結果として早出・早着の徹底でシルバーウィークの大混雑とはほとんど無縁の連休山行になりました。
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