実はシェラカップでも米は炊ける! ソロ登山にぴったり一食分の基本の炊き方【簡単シェラカップレシピ】

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炊く、茹でる、煮る、蒸す、焼く、揚げる。マルチな調理道具・シェラカップひとつで作れるおいしいレシピを『簡単シェラカップ』(山と溪谷社)からご紹介します。初回はシェラカップ調理の基本のひとつ、米の炊き方です。

シェラカップ調理の、基本のき。まずはおいしいご飯が炊けてこそ楽しみも広がるもの。ソロサイズなら、ちょうど一食分が炊けますよ。

 

使うぶんだけジッパー付きビニール袋へ

山やキャンプ場などフィールドなら、米を一食ごと(半合、90ml)にジッパー付きビニール袋に入れ、使うぶんだけを持参。これなら計量する手間もかかりません。

 

炊く30分〜1時間前に浸水させる

状況が許すなら炊く前に米を研ぎ、水を入れて浸水させておきましょう。浸水していなくても炊けますが、炊き上がったときのふっくら加減が全く違うんです!

 

基本の炊き方

ソロサイズなら、約300mlのシェラカップに米を半合(90ml)。状況にもよりますが沸騰後、7分ほどで炊き上がります。標高の高い場所では沸点が低いので、米に芯が残る場合もあることを豆知識として覚えておきましょう。

1.水は、米の高さの倍を入れて炊きます。半合で、目盛り付きなら200ccまで。目盛りがなければシェラカップの上から1/3か、人差し指の爪が隠れるぐらいを目安に。
2.沸騰してきたら、ぐるぐると米をかき混ぜながら炊いていきます。全体を満遍なく、シェラカップの中を滞留させるイメージ。弱火で焦がさないよう、気をつけて。
3.粘り気が出てきたら、箸などで底のほうに水分を送ります。水気がある程度なくなったら、炊き上がり。火を止めてふたをし、5〜10分蒸らします。
Point

米を炊くなら、用意したいのが専用のふた。米の水分がなくなったら、ふたをしてふっくらと蒸らします。まな板や鍋敷きなどを兼任している物も。ベルモント/チタンシェラカップリッド 1,200円+税

 

(本記事は『簡単シェラカップレシピ』からの抜粋です)

 

『簡単シェラカップレシピ』10/17(土)発売

炊く、茹でる、煮る、蒸す、焼く、揚げる。マルチな調理道具・シェラカップひとつで作れる、おいしいソロごはんレシピ72。


『簡単シェラカップレシピ』
著者:蓮池陽子
発売日:2020年10月17日
価格:本体価格1400円(税別)
仕様:A5判128ページ
ISBNコード:978-4635450478
詳細URL:http://www.yamakei.co.jp/products/2820450470.html

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【著者略歴】
蓮池陽子(はすいけ・ようこ)
アウトドアを愛する料理家。料理教室、イベントコーディネート、メニュー開発など、食にまつわる物事へ幅広く携わる。日本の風土や歴史など、食べ物にまつわるさまざまなストーリーを紡ぎ、料理として提案することがライフワーク。著書に『バウルー公認! アウトドアでホットサンド』『げんさんとよーこさんの山ごはん』(ともに山と溪谷社)ほか。

プロフィール

蓮池陽子

アウトドアを愛する料理家。料理教室、イベントコーディネート、メニュー開発など、食にまつわる物事へ幅広く携わる。日本の風土や歴史など、食べ物にまつわるさまざまなストーリーを紡ぎ、料理として提案することがライフワーク。著書に『バウルー公認! アウトドアでホットサンド』『げんさんとよーこさんの山ごはん』(ともに山と溪谷社)ほか。

カップひとつで作れるソロごはん。 簡単シェラカップレシピ

炊く、茹でる、煮る、蒸す、焼く、揚げる。マルチな調理道具・シェラカップひとつで作れるレシピを『簡単シェラカップレシピ』(山と溪谷社)からご紹介!

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