シェラカップでも工夫次第で蒸し料理ができる！【簡単シェラカップレシピ】

炊く、茹でる、煮る、蒸す、焼く、揚げる。マルチな調理道具・シェラカップひとつで作れるおいしいレシピを『簡単シェラカップ』（山と溪谷社）からご紹介します。今回は蒸し料理の基本について解説します。

工夫次第で、シェラカップで蒸し料理も楽しめます。しかも、調理道具もぜーんぶ食べられるという、おまけ付き。底から1cm程度の水を入れて蒸してみてください。

野菜を土台にすれば全部食べられる！

シェラカップで「蒸す」には、水蒸気の通り道が確保でき、蒸し物がのせられるよう硬さのある野菜を使います。蒸し終わる頃には、土台も加熱できているというわけです。

「蒸す」に便利な土台野菜

いろいろ試した結果、おすすめの野菜はこちら。比較的クセもなく、ちゃんと蒸せます。にんじんや大根などの根菜類は、硬さはありますが、水蒸気が通りにくいため不向きです。

玉ねぎ

シェラカップの底にちょうどハマる直径10cm程度のものを、1cmの輪切りにして土台として入れます。蒸すと甘みも出る！

キャベツ

葉を1枚剥がして1.5～2cm程度に切り、重ねてカップ内にぎっしりとなるように敷き詰めます。芯の部分も同じ幅で切り、使ってください。

白菜

キャベツと同じく、葉を1枚剥がして1.5～2cm程度に切り、敷き詰めます。蒸すと芯までとろとろになり、おいしく食べられます。

Point

「蒸す」に欠かせない道具がふた。炊飯と同じふたでもよいですが、おすすめは径が同じシェラカップを代わりに使う方法。高さが出るので、一度にたくさん蒸すことができます。

（本記事は『簡単シェラカップレシピ』からの抜粋です）