アイデア次第で使い方広がる! 『山と溪谷』1月号付録「日本百名山ルートマップ」を使いこなそう

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『山と溪谷』2021年1月号では、2大付録として「山の便利帳」と「日本百名山ルートマップ」が付いてくる。今回は、大特集「深田久弥と『日本百名山』」の魅力をパワーアップさせる、「日本百名山ルートマップ(以下、ルートマップ)」の活用法を紹介しよう。

『山と溪谷』2021年1月号では、2大付録として「山の便利帳」と「日本百名山ルートマップ」が付いてくる。今回は、大特集「深田久弥と『日本百名山』」の魅力をパワーアップさせる、「日本百名山ルートマップ(以下、ルートマップ)」の活用法を紹介しよう。

★関連記事:深田久弥+有識者による2つの視点での百名山を紹介! 『山と溪谷』1月号大特集


まず、注目したいのは、ルートマップの基本情報だ。本付録に収録しているのは、深田久弥が選定した日本百名山と、その主要登山道。また、その山で見られる高山植物などの見どころも記載されている。ルートマップのサイズは『山と溪谷』本体と同じA4変型(縦28×横21㎝)で、総ページ数はなんと120ページ。付録でこのボリュームが楽しめるのはお買い得ではないだろうか。


活用法その1 特集を読んだ後に地図を眺めよう!

大特集「深田久弥と『日本百名山』」では、深田久弥と有識者、2つの視点で百名山の魅力を紹介している。90ページ以上にわたる特集はそれだけでも読み応え抜群だが、ルートマップと組み合わせれば、さらに登山欲をそそるはずだ。

ルートマップが具体的にどんな地図かというと、こんな感じ。登山口や地点名、等高線などは黒で、主要登山道や所要時間、注記は赤で示されている。気づいた人もいるかもしれないが、特集では「モデルコース」を紹介しているのに、付録のルートマップにはあえてモデルコースを示していない。これはモデルコースに縛られることなく、自分の好きなようにプランニングを行なってほしい、という編集部からのメッセージだ。登山初心者からベテランまで、プランニングに役立ててもらえれば幸いだ。

 

活用法その2 全山踏破チャレンジャーにもおすすめ!登った百名山を記録しよう

地図の背景が白いので、書き込みがしやすいのもルートマップのポイント。広域図や目次には登頂した百名山をマーカーしたり、登った山でのできごとや見どころを地図内に書き込んだりと、登山記録ノートのようにも使用できる。

というわけで、編集部員のホリウチがカスタムしたルートマップがこれ。歩いたルートにはグリーンでマーカーし、ルート上で見た景色や感じたことを青字で書き込んでみた(ちなみに書かれていることは嘘偽りない真実だ!)。

歩いたルートをマーカーで表わすことで、「こっちのルートもおもしろそう」「次はあっちのルートも歩いてみたいな」と、登ったことのある山でも次のプランが浮かんでくる。

百名山踏破をめざしている人や、百名山に登った思い出を記録にしたい人は、どんどん書き込んで、自分だけのルートマップを作ってみよう。

今回は2つの活用法を紹介したが、アイデア次第でまだまだ広がるはず! こんなふうに使っているよ、こんなものを作ってほしいという感想や要望も教えてほしい。ちなみにこの付録が付いてくるのは紙媒体だけなので、1月号は紙媒体で購入するのがおすすめだ。

『山と溪谷』2021年1月号

山と溪谷2021年1月号 山と溪谷2021年1月号

2大別冊付録「山の便利帳2021」「日本百名山ルートマップ」
大特集「深田久弥と『日本百名山』」
第2特集「新型コロナウイルスに対処する 新・登山マニュアル」
特別企画「丑年に登りたい!牛の山」


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発売日:2020年12月15日  価格:本体価格1182円(税別)
ページ数:236  商品ID:2820901029
http://www.yamakei.co.jp/products/2820901029.html

『山と溪谷』2021年1月号

山と溪谷2021年1月号 山と溪谷2021年1月号

2大別冊付録「山の便利帳2021」
「日本百名山ルートマップ」
大特集「深田久弥と『日本百名山』」
第2特集「新型コロナウイルスに対処する 新・登山マニュアル」
特別企画「丑年に登りたい!牛の山」


発売日:2020年12月15日
価格:本体価格1182円(税別)
ページ数:236
商品ID:2820901029

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※現在、ネット書店「Amazon」では『山と溪谷』2021年1月号の在庫が少ない状況です。お買い求めはお近くの書店をお勧めします(在庫切れの際はご容赦ください)。電子版はネット書店でもご購入できます。本記事で紹介している別冊付録「日本百名山ルートマップ」は紙媒体のみの付録です。

プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2024年5月号の特集は「上高地」。多くの人々を迎える上高地は、登山者にとっては入下山の通り道。知っているようで知らない上高地を、「泊まる・食べる」「自然を知る・歩く」「歴史・文化を知る」3つのテーマから深掘りします。綴じ込み付録は「上高地散策マップ」。

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From 山と溪谷編集部

発刊から約90年、1000号を超える月刊誌『山と溪谷』。編集部から、月刊山と溪谷の紹介をはじめ、様々な情報を読者の皆さんにお送りいたします。

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