山の斜面を染めるツツジを見に行こう! 強く・長く・大きく・美しく咲く花――
さまざまな種類があるツツジ。4月上旬から6月まで各地の山で見頃を迎える。人気が高いツツジの山のコースガイドを紹介する。
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大船山 5月下旬~6月中旬は九州の山でミヤマキリシマを楽しみたい(くじゅう連山/1786m)
九州の火山帯に群生しているツツジがミヤマキリシマだ。火山活動のために過酷な環境となった中でも生き残ったヤマツツジがミヤマキリシマで、他の植物がこの環境で生存できるようになると姿を消すとも言われている。
九重連山のミヤマキリシマ
九重山(くじゅうさん)、阿蘇山、雲仙岳、霧島山、由布岳などの、比較的標高の高い九州の火山に分布・群生していて、5月下旬~6月中旬が見頃となる。
九重山の中ではさまざまな場所に大群生地を形成しているが、特に美しいのが大船山(だいせんざん)の山頂南斜面や、平治岳(ひいじだけ)山頂付近の群落などだ。
行程・コース
最適日数:日帰り 7時間10分
総歩行距離:15,384m /上り標高: 1271m 下り標高: 1271m
行程:九重登山口(08:00)・・・分岐(08:30)・・・諏峨守越(09:30)・・・諏峨守越下(09:35)・・・北千里浜(09:55)・・・法華院温泉(10:10)・・・坊がつる(10:20)・・・分岐(10:25)・・・段原(11:40)・・・大船山(12:05)・・・段原(12:30)・・・分岐(13:20)・・・坊がつる(13:25)・・・吉部分岐(13:30)・・・雨ヶ池越(14:10)・・・分岐(14:40)・・・雨ヶ池分岐(15:00)・・・九重登山口(15:10)
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