春、花の低山へ。春を告げるカタクリに出合える山ガイド【山と溪谷2025年3月号】

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雑誌『山と溪谷』2025年3月号の特集は「春、花の低山へ」。春の訪れを告げるカタクリ、ニリンソウなどのスプリング・エフェメラル。山を華やかに彩るサクラ、ツツジ……。自然の息吹を感じるこんな季節には、のんびり花を楽しめる低山がおすすめ。春の花を愛でる、あの花に会える、ぽかぽかハイキングコースを多数紹介している。特集の中から、カタクリを愛でる低山のコースガイドを見てみよう。

構成=山と溪谷編集部

目次

関西では貴重なカタクリの花園小塩山(おしおやま、おじおやま)・ポンポン山とカタクリ

京都府・大阪府/見頃:4月上旬〜4月下旬

ポンポン山直下の保護地に咲くカタクリの花
ポンポン山直下の保護地に咲くカタクリの花。4月下旬

かつては薪炭林(しんたんりん)として活用されていた、京都西山の小塩山からポンポン山の雑木林に自生してきたカタクリの花。近年は人手が入らなくなり環境が変わって危機に陥っていたが、自然保護団体の方々が手入れをし、復活してきたカタクリの花園をめぐり歩くコース。また早春、大原野(おおはらの)森林公園森の案内所の窯ヶ谷(かまがたに)からポンポン山へのコースでは、フクジュソウの保護区がありみごとな群生を楽しむこともできる。

(文・写真=草川啓三)

MAP&DATA

高低図
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標高:679m(ポンポン山)
歩行時間: 計5時間50分
アクセス:[公共交通機関]往路 JR京都線向日町駅または阪急電鉄京都本線東向日駅(阪急バス TEL:075-957-1020)南春日町バス停 復路 善峯寺バス停(阪急バス)向日町駅または東向日駅

『山と溪谷』2025年3月号より転載)

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プロフィール

山と溪谷編集部

『山と溪谷』2026年1月号の特集は「美しき日本百名山」。百名山が最も輝く季節の写真とともに、名山たる所以を一挙紹介する。別冊付録は「日本百名山地図帳2026」と「山の便利帳2026」。

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雑誌『山と溪谷』特集より

1930年創刊の登山雑誌『山と溪谷』の最新号から、秀逸な特集記事を抜粋してお届けします。

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