【関西編】GWは「安近短」の山へ!トータル3時間以内で楽しめる低山5選
もうすぐゴールデンウィークがやってくる。2025年の連休は、近場でゆっくり……という人も多いはず。ということで、連休は日帰りで気軽に自然を満喫したい!という方のために、歩行時間は最大でもトータル2~3時間程度、標高差も少ない関西の山をピックアップ。
文・写真=根岸真理
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各紹介コースには、「コース詳細ページへ」のリンクを設けてある。山と溪谷オンラインへの会員登録(無料)・ログインが前提となるが、コースデータを自分の登山計画にコピーしたり、コースデータのGPXデータをダウンロードできるのでご利用いただきたい。そして山歩き後は登山記録を作成して、「みんなの登山記録」で公開してみよう!
ケーブル・ロープウェイを利用して気軽に行ける「都市山」!摩耶山(まやさん)
兵庫県神戸市/702m
大阪湾に面し、阪神間の市街地の背後に屹立する六甲山。東西約30㎞、南北約10㎞の山塊で、最高峰は931m。大都市に隣接して1000m近い標高の山があるのは、全国的にも珍しい。しかも、5路線ものケーブルカーやロープウェイが敷設されていて、誰でも気軽にアクセスできるのが魅力。
六甲ケーブルを利用して六甲山上に上がり、まやビューライン星の駅のある掬星台(きくせいだい)まで山上エリアを歩くコースなら、急斜面の登り下りを省略して心地よい山上部だけをのんびりと楽しめる。途中、記念碑台にある六甲山の自然について学べる六甲山ビジターセンターに立ち寄るのもおすすめだ。
木陰が心地よいノースロード、絶景のダイヤモンドポイント、三国池、穂高湖などの見どころをたどって歩く。時間があれば、掬星台北側の自然観察園を散策したり、山頂から旧天上寺(てんじょうじ)史跡公園を通ってケーブル虹の駅まで歩いくのもよい。
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プロフィール
根岸真理(ねぎし・まり)
六甲山西端の神戸市須磨区生まれ。現在は六甲山東端の宝塚市在住。アウトドア系を得意とするフリーライター。親に連れられ、歩き始めると同時に須磨の山に登っていたため六甲登山歴60年。アルパイン歴は約30年。 神戸新聞「青空主義」欄で月に1回六甲山の情報(六甲山大学)を発信中。主な著書に『六甲山を歩こう!』『六甲山シーズンガイド春夏』『六甲山シーズンガイド秋冬』など。兵庫県立六甲山ガイドハウスで「山の案内人」ボランティア活動中。
ゴールデンウィークに登りたい山
2025年のGWは、4月26日(土)から5月6日(火・振替休日)。前半は飛び石連休ですが、5月3日(土)から5月6日は4連休となります。 この大型連休をどのように過ごしますか? 長距離縦走から登山と観光を混ぜた計画まで、GWだからこそできる登山のプランを紹介します。
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