将来的な目標は、持続可能な保全システムの確立。登山道整備に取り組む「大雪山・山守隊」|日本山岳遺産の横顔 vol.06
北海道の中央部に位置する広大な大雪山系で、総延長約30kmにも及ぶ登山道を地道に整備し続けているのが、一般社団法人「大雪山・山守隊」。生態系の底辺の生物がすめる環境復元を提唱する「近自然工法」の考えのもとに活動する。
日本山岳遺産基金は、豊かな自然や文化を有する山岳エリアを「日本山岳遺産」として認定し、その地域で山岳環境保全や登山道整備などの活動を行なう団体に助成金の拠出および広報による支援を行なっています。ここでは、これまでに日本山岳遺産に認定された山岳エリアと活動団体について紹介していきます!
将来的な目標は、持続可能な保全システムの確立。登山道整備に取り組む「大雪山・山守隊」|日本山岳遺産の横顔 vol.06
北海道の中央部に位置する広大な大雪山系で、総延長約30kmにも及ぶ登山道を地道に整備し続けているのが、一般社団法人「大雪山・山守隊」。生態系の底辺の生物がすめる環境復元を提唱する「近自然工法」の考えのもとに活動する。
山と人を繋げる多彩なイベントを主催。「グラウンドワーク大山蒜山」|日本山岳遺産の横顔 vol.05
鳥取県西部に位置する中国地方最高峰・大山(1729m)と、鳥取岡山の県境にまたがる蒜山(1202m)周辺が、「グラウンドワーク大山蒜山」のメインフィールド。「日本の美しい自然と風景の保全再生」をテーマに活動する。
原動力は「地域の山を愛そうや」という地元愛。「嘉穂三山愛会」|日本山岳遺産の横顔 vol.04
福岡県の中央に位置する「嘉穂アルプス」。この地で登山イベントの開催や登山道整備などに取り組む嘉穂三山愛会を紹介する。自らを「『地域の山を愛そうや』っていう〝バカモン〞の集まり」だと笑う。
「山や山小屋を大切に」という意識を共有して。「飯豊朝日を愛する会」|日本山岳遺産の横顔 vol.03
飯豊・朝日連峰。山形、新潟、福島3県にまたがる国立公園「磐梯朝日国立公園」内に位置する有数の豪雪地帯だ。高山帯の厳しい環境下で登山道整備や植生の復元、避難小屋の維持管理などを行なっている「飯豊朝日を愛する会」を紹介する。
子どもたちの声がこだまする豊かな森を次世代へ。「シオジ森の学校」|日本山岳遺産の横顔 vol.02
富士山の眺望が美しい山梨百名山・雁ヶ腹摺山(山梨県大月市)北側の沢沿いに天然林のシオジ群生地がある。この小金沢シオジの森で環境教育に取り組む「シオジ森の学校」を紹介する。
QRコードで現在地を確認できる標識を新設。「脊振の自然を愛する会」|日本山岳遺産の横顔 vol.01
豊かな自然や文化を有する山岳エリアを認定する日本山岳遺産。それぞれの認定地では美しい山を次世代へつなげる活動が行なわれている。自然保全や登山道整備に取り組む団体の横顔を伝える。
五箇山の自然や、受け継がれてきた生活の知恵・文化遺産を継承していく「五箇山自然文化研究会」
登山愛好者が安全に山を楽しみ、山からの自然を享受できているのは、山を守っている人々の活動なしには語れない。こうした活動に支援を行っている日本山岳遺産基金について紹介していく。
乙女高原の自然を次の世代へ! 乙女高原ファンクラブ
登山愛好者が安全に山を楽しみ、山からの自然を享受できているのは、山を守っている人々の活動なしには語れない。こうした活動に支援を行っている日本山岳遺産基金について紹介していく。
「自分に何かできることはないか」という想いから発足。栃木県鹿沼市・岩山の安全を守る「機動パトロール隊」の若者たち
栃木県鹿沼市にある岩山は標高328mながら、豊かな自然と本格的な岩峰歩きが楽しめる人気の山だ。今回は、2018年に日本山岳遺産に認定された岩山で活動する「機動パトロール隊」を紹介する。2008年、当時中学一年生だったひとりの学生が立ち上げた本団体。その設立の経緯、活動の中身は、実にユニークで興味深い。
北海道・大雪山国立公園の荒廃した登山道を「近自然工法」で再生へと導く「大雪山・山守隊」
日本の山々がもつ豊かな自然・文化を次世代に継承していくために設立された「日本山岳遺産基金」。ここでは、認定地で活動する団体をとりあげ、活動のコンセプトや実際を紹介していく。今回は、山の道を守る活動をしている「大雪山・山守隊」。