見頃は12月上旬まで!関西で楽しむ日帰り紅葉登山6コース
寺社や旧跡巡りと合わせて趣深い紅葉狩りを楽しめる山、黄金に輝くブナの森歩きを楽しめる山など、12月上旬まで楽しめる日帰りコースを6つ紹介する。
文=鈴木志野
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カバー写真=大阪府・勝尾寺の紅葉(K-TANさんの登山記録より)
御在所岳、百里ヶ岳、高取山、最勝ヶ峰、六甲山、扇ノ山。秋の絶景を求めて関西で人気の紅葉の山へ
山の美しさは四季折々にあれど、秋の錦に染まる姿は格別だ。9月上旬に北海道から南下を始めた紅葉前線を追って、各地の山々を楽しんでいる人も多いことだろう。
これまでも東北や首都圏エリアで楽しめる紅葉登山コースを紹介しているが、今回は関西エリアをピックアップ。寺社や旧跡巡りと合わせて趣深い紅葉狩りを楽しめる山、黄金に輝くブナの森歩きを楽しめる山など、12月上旬まで楽しめる日帰りコースを6つ紹介する。
御在所岳 岩肌に映える紅葉と下山後の温泉を楽しむ(鈴鹿山脈/滋賀・三重)
滋賀と三重にまたがり、鈴鹿山脈の主峰として日本二百名山、関西百名山の一つに数えられる御在所岳。修験道の山で、1212mの山頂には御岳神社が祀られている。
北面にある藤内壁やパワースポットの地蔵岩など岩場の山として人気で、岩肌と紅葉の色鮮やかなコントラストは絶景。麓には湯の山温泉があり、登山後にお湯に浸かる楽しみも待っている。山頂へは登山道がいくつも通じるが、ここでは中道と呼ばれる尾根ルートを紹介する。
スタートは湯の山温泉バス停。中道登山口から負ばれ岩やキレット、裏道分岐を経て山頂へ。帰路は裏道分岐まで戻り、国見峠方面へ進み、藤内小屋を経て裏道登山口へ下る。
コースタイムは5時間25分、紅葉の見頃は10月下旬だ。麓と山頂間はロープウェイも通じているので初心者やファミリー登山では利用も可能。余裕があれば、登頂後に鎌ヶ岳へと縦走するのもいい。
行程・コース
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