紅葉前線が南下中!首都圏周辺で紅葉を満喫できる日帰り登山ガイド
首都圏周辺の山系も色づき出している。気軽な日帰り登山で秋の絶景を堪能する4コースを紹介。
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文=鈴木志野
カバー写真=釣り好きさんの登山記録より
気軽な日帰り登山で秋の絶景を堪能する高尾山ほか4コース
各地の山々から紅葉登山を楽しむ声が続々と届いている。読者の中にもすでに色鮮やかな山々に足を運んだという人もいることだろう。北海道エリアを皮切りに始まった紅葉前線は、ようやく関東にも秋の気配をもたらし、首都圏周辺の山系も色づき出している。
今回は紅葉の美しさで定評のある選りすぐりの4コースを紹介する。紅葉の主な見頃は例年10月中旬〜11月下旬までと1ヵ月あまり。(※2023年は全国的に例年よりも1週間以上、紅葉が遅れている。)一年でこの時期にしか味わえない紅葉の絶景を求めて出かけよう。
抜群の展望と紅葉の尾根歩きを楽しむ高尾山〜陣馬山縦走(東京・神奈川)
東京と神奈川の県境に位置する高尾(たかお)山と陣馬(じんば)山をつなぐ人気のコース。整備された自然歩道が歩きやすく、初心者やツアー客、ベテランの足慣らしまで、通年多くの登山者に親しまれている。なかでも高尾山の山頂や薬王院、もみじ台、一丁平は土日には渋滞も起こるほどの紅葉の名所なので、休日には混雑必至、平日に訪れるのがおすすめだ。
コースタイムは約7時間半と長めだが、都心や丹沢、房総、筑波山方面をはじめ、富士山や南アルプスなどの展望が要所で開けるので、景色の変化を楽しみながら山歩きを楽しみたい。
スタートは高尾山口駅。稲荷山尾根を進み、まずは標高599mの高尾山山頂へ。さらに茶屋のある小仏城山を経て、景信山に到着する。その後、奥高尾縦走路を明王峠へと進むと、大きな白馬像があることで知られる標高855mの陣馬山山頂に到着する。下山口の陣馬登山口には温泉もあるので、営業中なら紅葉を眺めながらの温泉も楽しめる。
紅葉の見頃は遅めで例年11月中旬から下旬だ。
また、秋行楽シーズン中の2023年10月28日(土)~12月3日(日)は、6号路は規定時間で登り一方通行になる。詳しくは高尾ビジターセンターのHPへ。
行程・コース
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