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~はじめての手作り山メシ~ 三頭山 (鶴峠より往復) & ソロキャンプ

三頭山( 関東)

パーティ: 1人 (O.Y. さん )

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行程・コース

天候

1日目 山行時 曇り時々晴れ、キャンプ時 晴れ 2日目 快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 鶴峠バス停より50mほど小菅村側へ下った場所にある空きスペースに駐車しました。恐らく携帯電話基地局の管理棟だと思われます。(3台駐車が精一杯な感じです)

この登山記録の行程

05:18 [05:00] 鶴峠
06:04 [06:10] 向山分岐 ※休憩 8分 [20分]
07:00 [07:30] 神楽入ノ峰 ※休憩 7分 [20分]
07:50 [08:10] 三頭山 ※休憩 137分 [60分]
10:07 [09:15] 御堂峠 ※休憩 5分 ☆三頭山中央峰での休憩も含む [無し]
10:43 [09:40] 鶴峠分岐 ※休憩 無し [10分]
11:47 [10:50] 向山分岐 ※休憩 7分 ☆小焼山での休憩も含む [10分]
12:33 [11:50] 鶴峠

休憩時間 … 2.8時間 [2.0時間]
行動時間 … 4.5時間 [4.8時間] ※計画の94%
合計 … 7.3時間 [6.8時間]

※[ ]は計画タイム

★コース定数 … 21 (体重 58Kg / 荷物重量 13Kg)
※山と溪谷社公表の計算式より

コース

総距離
約10.8km
累積標高差
上り約1,381m
下り約1,381m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

【コース状況】
全体的に綺麗に整備が行き届いていて歩きやすい登山道でした。道標もたくさんあって道迷いの心配もほぼ無さそうです。
特に東京都側は都民の森として整備されているエリアで綺麗でした。山梨県側は良い意味で自然な感じの登山道です。

ただ今回の復路で使用した神楽入ノ峰をトラバースする鶴峠分岐~の北面路は所々で倒木 & 一カ所だけ崩落箇所があったので、そこだけ注意が必要かなと思いました。(通過に苦労するような場所はありませんでした)


【周辺情報】
下山後・キャンプ後の帰路共に道の駅こすげ併設の「多摩源流温泉 小菅の湯」にて入浴しました。
大人一人 ¥750でした。

鶴峠から10分ほど (約6Km)

pH 10近い高アルカリ性温泉で肌がつるつるになります。脱衣所や洗い場も広くて綺麗で温泉併設の食事処も有ります。岩魚や山女魚などの川魚料理もあって美味しかったです。
※キャンプ場によっては受付時に温泉の割引券を貰えます。

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1日目は入浴後に小菅村内の「ほうれん坊の森キャンプ場」にてソロキャンプ泊をしました。

小菅の湯から8分ほど (約5Km)

今回利用したのは「川のオートサイト」で利用料¥4,950です。(基本料金 ¥3,850 + 大人一人 ¥1,100)
渓流沿い(サイト自体は高台になっている)のオートサイトで、車ごと乗り入れできます。川の流れる音が心地良かったです。
川沿いにつくられたキャンプ場の宿命か地面に石が多く、ヤワなペグだと曲がってしまう可能性大です。僕は自分ので済んだので使用しませんでしたが、炊事場近くに頑丈なペグがキャンプ場の厚意で置いてありました。


【感想】
前回の荒船山登山でお会いしたご夫婦の影響で山ご飯に興味が湧いたのと、後々テント泊登山でも自炊が必要となる事からネットや雑誌等で色々調べてみた結果、JetBoilの「MiniMo」がオールインワンタイプのバーナーで調理もし易いとの事で即、楽天市場にて購入しました。他にもトレックライズ1用のDXフライシートやSOTOのレギュレーターストーブFUSION ST-330等々、前回のソロキャンプ後に新調したブツ達の初使用機会を伺っていました。

職場の定期SD工事準備が予定よりも早く片付けられたのも有り、火曜・水曜と平日休みを取って2018年に登山初挑戦の友達と訪れた三頭山への再訪 & ソロキャンプを計画しました。

今回は山梨県側の鶴峠より三頭山へ往復するルートを選びました。下山も山梨県側なのでキャンプ場も必然的に下山口の小菅村周辺になりますが、梅雨入り前の駆け込み需要なのか他のキャンプ場の予約が軒並み一杯になっていました…
平日なのに?と少々焦りを感じつつも予約も無事完了出来たので良かったです。

登山は途中で雲が湧いてきてしまい展望はイマイチとなってしまいましたが、新緑が本当に綺麗でした。一番の目的の山ご飯は自宅ですら作ったことの無いビーフシチュー初挑戦でしたが、我ながらほぼ完璧な出来でとても美味しく満足の行く山行でした。
ただ、キャンプは写真の項でも先述のとおり炊飯準備中の米をひっくり返してしまったり、固定を確認しないまま三脚を移動させカメラが落下しボディに傷が付いてしまうなどガッカリな面が目立ってしまいました…
ただ前回とは違って天気には恵まれ、焚き火と晩ご飯も十分に楽しめてトータルでは満足のいく登山&ソロキャンプとなりました。

下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/8881614656

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フォトギャラリー:69枚

本日の山行のスタート&ゴール地点である駐車スペース。右手にある黒い建物は携帯電話基地局の管理棟だと思われます。

※千葉の自宅 02:30発 → 駐車場 04:40頃到着。

鶴峠バス停。
季節限定且つ土休日のみの運行となっているようです。
僕みたいな平日に登る人間には利用し難いですね…

こちらは奈良倉山登山口のJTの森小菅の案内版。
とても立派です。

変わってこちらが鶴峠側の三頭山登山口。
法面から登山道へ入るのですが、簡易的な看板があるだけで奈良倉山登山口との差が凄いです(笑)

多摩源流トレイルランの案内版が登山口近くにありました。(復路にて撮影)
他のイベント同様、一昨年・昨年とコロナ渦で中止となってしまったようです。
今年は開催するのでしょうか?(ちょっと興味があります)

暫くは杉林を進みます。(復路にて撮影)
だんだんと広葉樹の森に変わっていくのが面白いです。

向山への分岐に到着。

ヤマツツジが咲いていました。

桟道もあります。(けっこうボロボロなので山側を進むのが賢明でしょう…)
計画では通過するはずだった1322m峰(小焼山)は登り口がわからなかったので往路ではパスしました。

晴れ間も見えて日が射してきました。

木々を見上げて。
新緑が気持ち良いです!

斜光が良い雰囲気でした!

水滴と逆光で綺麗な蜘蛛の巣。

神楽入ノ峰 (1447m峰)に到着。

まさにオールグリーンですね。

トウゴクミツバツツジも所々で綺麗に咲いていました。

三頭山手前で本日一番の展望ポイントがありました!
※三頭山西峰も展望は良いはずなのですが到着後に雲が湧いてしまいました…2018年に引き続き山頂からの展望はまたお預けでした。

まだ雪の被った富士山をアップで。

この辺りもトウゴクミツバツツジが綺麗に咲いていました。

恐らく本日一番乗りで三頭山西峰へ到着です。
本来は中央峰が一番標高が高いはずなのですが、展望が良くなかったり山頂部が西峰に比べて狭いので、実質西峰が山頂扱いとなっています。
東京都の立派な山頂標柱にて一枚。

本日の山行の為に新調したJetBoil 「MiniMo」!
今回はこれでビーフシチューを作ってみようと思います。

クッカー内部に100サイズのOD缶とバーナーヘッドを横倒しにして綺麗に収まるのですが、内部でカチャカチャ動くのが気になったので、モンベルのスタッフバッグ 1.5L (#1123661)にOD缶とバーナーを入れています。OD缶のサイズにピッタリでスタッフバッグの余り分を織り込めばクッカー内で動くこともありません。

こちらも今回の山行の為に新調した、SOTOの「フィールドホッパー」。開くとA4サイズのミニテーブルになり、登山での食事で便利です。
限定のマットブラックモデルですが、普通にヨドバシカメラで買えました。

牛肉 100gはキッチンペーパーに包んで冷凍、野菜(ジャガイモ 1個、ニンジン 2/3本、タマネギ 1個)は自宅出発直前にカットしラップで包んでジップロックに入れ、ISUKAの小型ソフトクーラーボックスへ入れてここまで持ってきました。(ミニサイズ保冷剤も念の為同封)
肉はちょうど良く解凍されていました。

先ほどの野菜と牛肉に赤ワイン 250ccとコンソメブロック 1個を入れ、塩こしょうを少々振ります。

まずは強火で加熱。煮立ったらとろ火にして10分間煮込んでかき混ぜ、さらに30分程度煮込みます。

ビーフシチュー完成!
我ながらこれは美味でした!

食事をしている間に続々と他の登山者の方々が到着していました。ただ鶴峠方面から登っていたのは僕だけで、他の方は都民の森から来ている感じでした。
ソロで登られていた年配の男性も前々から鶴峠方面が気になっているとの事で20分ほど立ち話をさせて頂きました。

たっぷりと休憩を取ったので下山を開始します。

かなり迫り出した三角点。
下の分だけ山頂が痩せてしまったという事なのでしょうか?

下山する前に中央峰と東峰へも寄り道をしていきました。
こちらは最高点である中央峰。

こちらは東峰。

展望台へも寄りました。
雲が湧いていたのと木々に囲まれて展望はイマイチです…

再び中央峰へ。

分岐である御堂峠へ戻ってきました。

こちらは西峰への登りです。

一度、奥多摩湖方面の北側へ進み、鶴峠分岐を目指します。

北面はブナの大木が多かったです。

鶴峠分岐に到着。

陽を浴びた葉が綺麗でした。

緑のトンネルです。

暫くは往路で通過した尾根道の北面をひたすらトラバースします。

ところどころに倒木 & 一カ所のみ崩落有り。

往路ではパスした1322m峰 (小焼山)へ登りました。復路のほうが取り付きはわかりやすかった感じがします。

往路では薄暗かったのでイマイチでしたが、日が出ていると新緑が眩しい素晴らしい登山道でした。

駐車スペースへ無事到着。お疲れ様でした。

「多摩源流温泉 小菅の湯」にてサッパリしました。
キャンプ場へ向かう前に道の駅併設の物産館にて晩飯用に鹿肉のソーセージとハンバーグを、それと小腹が空いたのでチャーちゃんまんじゅうを食べていきました。

本日は小菅村内の「ほうれん坊の森キャンプ場」でソロキャンプ泊です。(翌日撮影)

設営完了!

今回のキャンプの目的のひとつは新調したトレックライズ1用DXフライシートの初使用でもあります。(翌日撮影)
レインフライ用のポールが更に1本増えて計3本となってしまいますが前室が広くなります。

DXフライシートにて広くなった前室。(翌日撮影)
ノーマルフライだと靴1足分くらいのスペースしか無いのですがDXフライならご覧のとおりで、防水対策をしっかりすればザックも前室内に余裕で置けそうな感じです。

天気に恵まれ今回は焚き火と晩飯もたっぷり楽しめました。
※この写真を撮る直前に三脚へカメラがしっかり固定されている事を確認しないまま移動してしまい、カメラが地面に落下するトラブルが発生…幸いカメラの作動には問題ありませんでしたが、本体のウッドグリップ部とレンズ鏡筒に抉れた傷がついてしまいショック(泣)
その前にも白米を炊こうと準備していて足を引っ掛けて地面にぶちまけてしまったし…
登山は完璧でしたがキャンプは残念ポイントが目立ちました…

翌日は04:30頃起床。
本日も天気に恵まれそうです。

さっそく目覚めのコーヒーを頂きます!
※今回はコーヒーミルを持参しました。

朝飯です。
今回のキャンプの為に新調したSOTOのバーナー「レギュレーターストーブ FUSION ST-330」とホットサンドメーカーです。
前回はJetBoil 「MicroMo」付属のゴトクを使用したのですが、径が小さく安定性に欠けるのが難点でした。やはり分離式はゴトク径が大きくて安定性が良く使い易いですね。

定番のピザトースト(ベーコン入り)です。

SOTOの「GORAフライパン16cm ST-950FP16」も新調しました。ホットサンド二枚目は焼きベーコンで頂きました。美味でした!

天気に恵まれて登山 & キャンプと好きな事が出来る…至福の時間です。自分で言うのも何ですが…まさにリア充ですね(笑)

サイトの裏は川です。
早朝に釣りをしている方が居ました。

川のオートサイト周辺①
左の建物はシャワー室です。

川のオートサイト周辺②
炊事場と右奥にトイレ。
因みにトイレはウォッシュレットトイレも有って綺麗でした。

朝日差し込むオートサイト。
少し早いですが撤収作業に入りました。

手周完了後、キャンプ場内の散策に行ってきました。
川辺にテントが張ってあったのですが、サウナテントでした。

サイト直ぐ横の小菅川。

釣りが趣味の人にも良いキャンプ場かもしれませんね。

川の上流側。

キャンプ場内に川が横断しているので、徒歩であれば写真の吊り橋を渡ってサイトへ行けますが、車は一度国道へ出てキャンプ場反対側のサイト側へ移動する必要有りです。

キャンプ場の駐車場。レンタサイクルとかもありました。

キャンプ場の管理棟。
ごみは燃えるごみと生ゴミなどにしっかり仕分けすれば¥200でキャンプ場にて引き取ってくれます。
このあとチェックアウトしキャンプ場を後にしました。
お世話になりました!

小菅の湯再び。温泉でサッパリしました!
本日の昼食兼晩飯。
孤独のグルメ in 多摩源流温泉 小菅の湯。
「源流山菜そば 冷」¥950、「川魚刺身盛合わせ(岩魚・甲斐サーモン)」 ¥900。

帰路につく前に再び物産館へ。
職場へのお土産と軽く軽食を買っていきました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル グローブ サングラス 地図 コンパス 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル
医療品 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 軽アイゼン GPS機器
ストーブ 燃料 ライター カップ

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登った山

三頭山

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1,531m

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