何度登っても魅力な秩父・奥武蔵の山に登ろう! 小粒でもいい山揃いでオススメ
文=鈴木志野
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季節の自然とにぎわいの山・蓑山を静かな尾根歩きで楽しむ
荒川の右岸、秩父市と皆野町の境界にそびえるのが蓑(みの)山だ。山頂は「県立美の山公園」として整備され、セツブンソウ、サクラ、ツツジ、アジサイなど季節ごとにさまざまな自然を楽しめる。
山頂まで車でも行けるが、観光客の喧騒から離れて季節の山の景色を味わいながら歩いて登れば、さまざまな楽しみが待っている。秩父鉄道の親鼻(おやはな)駅から仙元(せんげん)山山頂を通る仙元山コースに入り、蓑山を登頂し、黒谷コースを和銅黒谷駅へ下りる約3時間の縦走がおすすめだ。
サクラが咲き乱れるころの美の山公園の様子(写真/モーちゃんさん)
静かな尾根歩きに始まり、観光客でにぎわう展望休憩所や山頂からの眺めを味わいつつ、下山後は和銅遺跡に立ちりながらのどかな山村風景を歩けば、変化に富んだ里山ハイクを楽しめる。
行程・コース
最適日数:日帰り 3時間20分
総歩行距離:6,001m /上り標高: 522m 下り標高: 499m
行程:親鼻駅(08:00)・・・お犬のくぼ(09:15)・・・パノラマデッキ(09:40)・・・蓑山(10:00)・・・和銅遺跡(10:55)・・・和銅黒谷駅(11:20)
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