何度登っても魅力な秩父・奥武蔵の山に登ろう! 小粒でもいい山揃いでオススメ

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文=鈴木志野

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関八州見晴台からのパノラマと荘厳な古刹をめぐる

埼玉県飯能市と越生町を分ける尾根上のピークにあり、関東の八州が見渡せることから名前が付いた関八州(かんはっしゅう)見晴台。関東三大不動の古刹、高山不動尊の奥の院も祀られる場所で、見晴台へは車で簡単にアクセスできるため観光名所となっているが、登山者・ハイカーならじっくり自分の足で登りたい。

広場となっている関八州見晴台からは全景が見渡せる(写真/サンシマさん

西武秩父線の西吾野(にしあがの)駅から4時間ほどのハイキングが趣きがあり楽しい。コース周辺にある不動の滝や、高山不動尊の荘厳な堂宇、樹齢800年の大銀杏「子育て銀杏」など、登山以外の見所も充実している。見晴台からの展望は文字通りすばらしく、武甲山や両神(りょうかみ)山などの周辺の山のほか、都内のビル群、さらに富士山などのパノラマビューが楽しめる。

 

行程・コース

最適日数:日帰り 4時間40分
総歩行距離:9,893m /上り標高: 865m 下り標高: 865m
行程:西吾野駅(08:00)・・・高山不動尊登山口(08:20)・・・萩の平茶屋跡(09:00)・・・高山不動尊(09:45)・・・関八州見晴台(10:15)・・・高山不動尊(10:35)・・・わたど橋(11:35)・・・国道出合(12:10)・・・西吾野駅(12:40)
高低図
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