何度登っても魅力な秩父・奥武蔵の山に登ろう! 小粒でもいい山揃いでオススメ

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文=鈴木志野

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変化に富んだ伊豆ヶ岳を駅から駅まで縦走路しよう

伊豆(いず)ヶ岳は標高851mと秩父・奥武蔵では中クラスの標高だが、断トツに人気がある山として知られている。駅から直接アクセスできるという至便さに加え、起伏の激しさや雄大な展望など、ベテランも魅了される変化に富んだポイントがそろう。

おすすめのコースは、西武秩父線正丸駅から伊豆ヶ岳を経て、古御岳(こみたけ)や高畑山のピークをめぐり、足腰の神様・子ノ権現(ねのごんげん)に至る縦走だ。伊豆ヶ岳の山頂は春にはヤマザクラやミツバツツジが美しく、古御岳は新緑の木立のピークが心地よい。なお、子ノ権現に奉納された鉄製の大わらじは、人気の撮影スポットだ。

伊豆ヶ岳にある、噂!?の50mの鎖場。無理せず迂回しよう(写真:コゲラさん

ちなみに、伊豆ヶ岳のシンボルともいえる約50mの鎖場は、落石や滑落の危険があり自粛の看板が出ている。無理せず迂回路を進もう。

 

行程・コース

最適日数:日帰り 6時間30分
総歩行距離:12,094m /上り標高: 1209m 下り標高: 1095m
行程:吾野駅(08:00)・・・東郷公園(08:20)・・・浅見茶屋(09:10)・・・子ノ権現(09:50)・・・天目指峠(10:30)・・・中ノ沢頭(11:00)・・・高畑山(11:30)・・・古御岳(12:10)・・・伊豆ヶ岳(12:40)・・・五輪山(12:55)・・・正丸峠分岐(14:05)・・・正丸駅(14:30)
高低図
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