全国にいくつある? ご当地アルプス第2弾。全国のアルプスを歩こう
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天覧山から伊豆ヶ岳へ、奥武蔵の難所を縦走する飯能アルプス
埼玉県・飯能の天覧(てんらん)山から天覚(てんかく)山、大高(おおたか)山、子(ね)ノ権現、高畑山、そして伊豆ヶ岳と、奥武蔵の山々をつなぐ縦走路が飯能アルプスだ。
西武線沿いにあり標高も1000m未満なので、整備された手軽なご当地アルプスと捉えられがちだが、実はアップダウンが多いロングコースで体力と経験がものをいう。険しいということではアルプスの表現がぴったりだ。
ただし各所にエスケープルートが設置されているので、疲れたら気軽に街へと下山することができる。無理せず日を分けながらアルプス縦走をしてほしい。
飯能市街地からスタートする飯能アルプスは、眼下に町並みが広がる(写真:えいちゃん)
毎年5月にはトレイルランニングの大会も行われるためトレイルランナーの姿も多く、また登山のトレーニング用コースとして人気がある。
ちなみに、どこまでが飯能アルプスかは諸説があり、最長では伊豆ヶ岳から武甲山まで続くルートも含めて、飯能アルプスと呼ぶこともある。
行程・コース
最適日数:日帰り 13時間35分
総歩行距離:25,134m /上り標高: 2255m 下り標高: 2063m
行程:飯能駅・・・天覧山登山口・・・天覧山・・・見返り坂・・・尾根道分岐・・・多峯主山・・・永田・・・永田山・・・久須美坂・・・東峠・・・天覚山・・・大岩・・・大高山・・・前坂・・・522m地点・・・子ノ権現・・・天目指峠・・・中ノ沢頭・・・高畑山・・・古御岳・・・伊豆ヶ岳・・・五輪山・・・大蔵山・・・正丸峠分岐・・・正丸駅
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