全国にいくつある? ご当地アルプス第2弾。全国のアルプスを歩こう
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宝の山から北尾根を結ぶ長瀞アルプス
約20年前に、地元の山岳会が本場アルプスの美しい景色にあやかって整備・命名したという埼玉県の長瀞アルプスは、今では首都圏から気軽にアクセスして楽しめるとして人気だ。
コースは、野上峠や小鳥峠を経由し、標高497mの宝登(ほど)山に至る尾根道で、アルプスの名に似合う眺望のよさが自慢だ。
ロウバイ(蠟梅)越しに武甲山を眺める。梅の季節は特にオススメだ(写真:ぴょんさん)
アップダウンは軽めで、歩きやすく整備されているので、初心者から楽しめる。さらに、主峰の宝登山の山頂から両神(りょうかみ)山や武甲(ぶこう)山など秩父の山々のパノラマを見渡せば、あらためてアルプスの名に大いに納得できるだろう。
宝登山からはロープウェイも通っているが、ぜひ宝登山ハイキングコースを歩いて下山したい。1〜3月にかけてはロウバイやウメが山頂下で見頃になり、また山の神が祭られる宝登山神社にもぜひ立ち寄りたい。
行程・コース
最適日数:日帰り 3時間5分
総歩行距離:8,474m /上り標高: 518m 下り標高: 514m
行程:野上駅(08:00)・・・萬福寺(08:15)・・・氷池分岐(09:15)・・・奈良沢峠(09:30)・・・毒キノコ看板前(09:50)・・・宝登山(10:10)・・・宝登山神社(10:50)・・・長瀞駅(11:05)
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